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武将名 |
かこうとん |
隻眼の羅刹 |
夏侯惇 |
統一名称:夏侯惇 生没年:不明~220
「孟徳が戦い続ける限り 俺の天下はここにある」
字は元譲。曹操の従兄弟。曹操の挙兵時から側近として共に戦った猛将。 呂布討伐の際、流れ矢で左目を失うが、武勇は衰えなかった。 曹操から信頼され、戦では別動隊を率いることも多く、 配下より格上とする不臣の礼を取られるほどだった。 |
勢力 |
緋 |
時代 |
三国志 |
レアリティ |
SR |
コスト |
2.5 |
兵種 |
騎兵 |
武力 |
8 |
知力 |
8 |
特技 |
気合 |
計略 |
隻眼の睨み |
【陣形】(発動すると陣形が出現し、その中にいる間のみ効果が発生する。陣形は同時に複数発動できない) 敵の武力と知力を下げる |
必要士気 |
5 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
獅子猿 |
声優 |
小山力也 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
妨害陣形 |
5 |
-5 |
-4 |
- |
- |
10.8c(知力依存0.2c) |
- |
範囲は直径5.4部隊分の回転可能な自身やや右前方の円形
(最新Ver.2.6.0E)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.1.0.0E |
計略範囲 直径 4部隊分 → 4.6部隊分 知力低下値 -3 → -4 |
↑ |
- |
Ver.1.1.0E |
計略範囲 直径 4.6部隊分 → 5部隊分 |
↑ |
- |
Ver.1.5.0H |
計略範囲 直径 5部隊分 → 5.4部隊分 |
↑ |
- |
Ver.2.0.0H |
計略範囲 中心 0.1部隊分奥側に調整 回転可能 |
↑ |
- |
Ver.2.6.0E |
効果時間 10c → 10.8c |
↑ |
- |
所感
緋の2.5コスト騎兵。
武力・知力ともにバランスが良く、特技気合により白兵戦も得意。
総じて使い勝手の良いスペック。
計略「隻眼の睨み」は、三国志大戦出身では珍しい妨害陣形。
範囲は円形だが、夏侯惇の隻眼を反映してか右に寄っている。
武力減少値は士気に対して高く、陣形であるため浄化も効かず、後から範囲内に入れても効果がある点が強み。
機動力の高さに加え範囲が広く回転可能なことから、敵部隊を複数範囲に入れることは容易な点も見逃せない。
かつては範囲が回転不可であり、また右に寄っていることから騎兵として仕事をこなしながらだと左や後方の敵を範囲に入れづらかった。
Ver.2.0.0Hの調整により、範囲が回転可能に変更。
敵部隊を捉えやすくなり、使い勝手が大きく改善された。
解説
曹操の従兄弟にして股肱の臣・夏侯惇。
テキストにある通り「不臣の礼」を取られ、唯一魏臣ではなく曹操同様に漢臣の官位に就いており、各媒体でも基本曹操にはタメ口。
劉備の下の
関羽・
張飛のように、曹操の寝室に入ることも許されていて
夏侯淵・
曹仁・
曹洪らとは明確に線引きされていたようである。
その関羽を計略範囲に入れた際には特殊台詞となり、内容は演義におけるいわゆる関羽千里行の逸話が元となっている。
これは関羽が一時的に曹操配下に降った後、劉備の消息を知り駆け付けるために曹操軍の関門を強行突破した際に、最後の関門で夏侯惇が制止したもの。
上記の演義での関羽とのやり取りから関羽のライバル扱いをされる事も多く、隻眼の逸話からも一般には猛将のイメージが強い。
むしろ関羽のライバルポジションにするために、猛将としてキャラ変更させられたと言うべきか。
しかし実際には戦は不得手であったとされ、正史においては
高順に敗北したり、劉表攻めの際に劉備に敗北したり戦績はパッとしない。
官渡の戦いなどの重要な戦いでも、前線に赴くより留守を預けられるだけの実務能力を見込まれ、許都に居残りを命じられた。
その後も、最前線でバリバリ戦う夏侯淵や曹仁などと違って裏方仕事が多かった。
その分、学問を修める事には熱心であったとされる。
気性もイメージとは裏腹にそこまで荒々しいものではなく、知的で人当りも良かった。
そのため武勇はともかく曹操軍を纏め上げるだけの統率力は持っていたようで、最終的には魏国の大将軍にまで昇り詰めている。
史実でも曹操から別格の信頼を受けていたことには違いはないのだろうが、彼もまた後世の創作などでイメージが形作られた人物の一人と言える。
名前の読みは現在は「かこうとん」が主流だが、かつては「かこうじゅん」と読まれていた。
戦時中に刊行された吉川英治の『三国志』や、それをベースに描かれた横山光輝の漫画では「かこうじゅん」になっている。
お正月の贈り物台詞は、俗に言う曹操四天王(正史や演義由来の言葉ではなくファンの間の通称。)のエピソードとなっている。
夏侯淵のページを参照。
大戦シリーズにおいて
今回は三国志大戦2・3で彼を担当した獅子猿氏のイラストで登場。
実は
曹操とイラストが対となっており、曹操側からはわかりづらかったがこちら側からは背景に背中合わせの姿が確認できる。
今回は陣形となっているが、隻眼を利用した妨害計略自体は初代三国志大戦からずっと存在するもの。
正史における人物像であるただの猛将というだけではない夏侯惇像が、当時からしっかりと意識されていたということだろうか。
台詞
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台詞 |
開幕 |
俺が指揮を執る。隊列を乱すなよ |
└自軍に緋021_曹操 |
孟徳が戦い続ける限り、俺の天下は此処に在る |
└自軍に緋011_夏侯淵 |
鳳は空を行く。そして……俺たちは地を任された |
計略 |
そこまでだ!全員纏めて相手してやる! |
└絆武将 |
隻眼と侮れば、死ぬことになる! |
└碧007_関羽を対象 |
関羽……天地が許そうとも、俺の右目が見逃さぬ |
兵種アクション |
喰らえ! |
撤退 |
しばし撤退だ! |
復活 |
犬死になどするものか! |
伏兵 |
逃すものかぁ! |
攻城 |
突出して無駄死にするんじゃないぞ |
落城 |
降伏しろ、命までは取らん |
贈り物① |
お前、強そうだな。孟徳が気に入りそうだ |
贈り物② |
……んがっ、しまった、寝ていた。 孟徳は何処へ行った? |
贈り物(お正月) |
誰だ。その鏡餅とやらの蜜柑に 「盲夏侯」と書いたのは……! |
贈り物(バレンタイン) |
孟徳の好みはもっと複雑だし、淵にやるには 濃さが足りん。すると……コイツは俺にか? |
贈り物(ホワイトデー) |
そういえば……俺の隻眼を 気にしなかったのは、お前だけだったな。 |
贈り物(ハロウィン) |
この眼帯は仮装ではない。 なに、新しい眼帯をくれるのか? |
友好度上昇 |
犬死になどするものか! |
寵臣 |
この剣、主君の背中を守るためにある。 |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:緋021曹操 |
会話武将 |
台詞 |
緋012夏侯惇 |
生きた時代も何も違う将兵を指揮するのは 骨が折れそうだな。 |
緋021曹操 |
一度やってみればそう厳しくないと気付く。 細部は違うが、根本は同じ戦士だからな。 |
緋012夏侯惇 |
そう言ってすぐできる人間はお前くらいだと いい加減自覚しろ。 |
緋021曹操 |
そこまで不安なら兵卒からやり直してみるか? |
②
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年04月23日 10:10