カードリスト > > 第3弾 > 琥051_文鴦

武将名 ぶんおう 三国最後の勇将
文鴦 統一名称:文鴦
   生没年:238~291

「来るのが遅すぎだあ?
   英雄は最後に魅せるもんだろ!」

字は次騫。文欽の子。
父と毌丘倹が司馬師の専権に対し反乱を起こすと、
文鴦も三度鼓を鳴らして敵軍を恐れさせたが、失敗し呉に亡命する。
諸葛誕の乱で父が没すると司馬昭に降伏し、晋の将軍として活躍。異民族討伐などで名を馳せた。
勢力
時代 三国志
レアリティ R
コスト 3.0
兵種 槍兵
武力 10
知力 3
特技 先陣
計略 三鼓之勇(さんこのゆう) 【琥煌:最大消費3】(計略発動時に消費した琥煌ゲージに応じて効果が変わる。発動後に琥煌ゲージが増加する)
武力と移動速度と槍撃ダメージが上がり、槍が長くなる
3消費:さらに槍撃が複数部隊に当たるようになり、敵を撃破するたびに敵城にダメージを与える
必要士気 6
効果時間 知力時間
Illust. ニシカワエイト
声優 中村悠一

計略内容
カテゴリ   士気   琥煌   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
琥煌 6 0 +4 - +30% - 7.1c(知力依存0.4c) 槍撃ダメージ+5
槍長さ+1部隊分
琥煌ゲージ+2
1 +5 +40% 槍撃ダメージ+5.5
槍長さ+1.25部隊分
2 +6 +50% 槍撃ダメージ+6
槍長さ+1.45部隊分
琥煌 超 3 +7 +70% 槍撃ダメージ+7
槍長さ+1.8部隊分
槍撃が複数部隊に当たるようになる
敵1部隊撃破で敵城に4%ダメージ
(最新Ver.2.5.0F)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容   備考  
Ver.2.1.0C 効果時間 7.5c → 7.9c -
Ver.2.5.0F 効果時間 7.9c → 7.1c -


所感
琥勢力の武闘派3コスト槍兵。
武力10かつ先陣持ちという高い白兵能力が強みで、琥軍が苦手とする序盤から中盤を高い武力で支えることができる。
一方で知力は先陣込みでも低めであり、コストも相まって伏兵やダメージ計略はかなり苦しい。

計略「三鼓之勇」は琥煌系の槍強化。
基本効果は武力・移動速度・槍撃ダメージ・槍長さがそれぞれアップするもの。
琥煌3消費ではさらに槍撃が複数部隊に当たるようになり、敵を撃破すると城ダメージを与える効果が追加される。

必要士気の重さから3消費での使用が基本。
槍兵強化に欲しい要素がてんこ盛りであり、槍超絶の中でも圧倒的な殲滅力が強み。
槍の長さに加え複数部隊をまとめて槍撃できるため、正面からなら大型号令も蹴散らすことが可能。
特に防衛において敵を迎え撃つ形で使った場合は、槍で相手を一切寄せ付けないまま撃破時の城ダメージで守りつつリードを広げる事もできる。

一方で弱点もかなり露骨で、まず知力の低さ故にダメージ計略に致命的に弱い。
士気と琥煌を注ぎ込んだうえで3コストが撤退しては試合が崩壊してしまうため、ダメージ計略持ちがいる場合には計略を封じられるも同然となる。
また追加効果のほとんどが槍撃に依存するため、単純に乱戦されるだけでもパフォーマンスが大幅に落ちる。
武力だけでも最低限の強さはあるものの、号令などを使ったうえで乱戦させられると敵を抑えきるのは難しい。

高コスト槍超絶共通のジレンマである、攻城力を活かそうにも攻城時に槍撃が出せない点も健在。
必然的に防衛向きとなるものの、琥煌デッキの基本である前半はゲージを溜めて終盤に逆転する運用と相反することになる。

琥の高コストには珍しい、スペック主体かつサブとなる計略の総合力で存在感を持つ武将。
単体で戦場を支配できる武将ではないので、メインとなる計略は他に用意したうえで採用したい。

解説
晋で活躍した武将。

元々は魏の生まれだったが、父・文欽司馬師に対して叛乱を起こす。
当時18歳だった文鴦も父と行動を共にしており、司馬師に積極的に対抗するも、父・文欽の協力が得られず敗れ、呉に亡命することとなった。
計略名になっている「三鼓之勇」とは、この戦のさなか罠に嵌められた文鴦が鼓を三度叩き味方を文字通り鼓舞した事に由来する。
撤退間際に司馬師の陣を急襲するなどして撤退を成功させ、また司馬師はこの時の無理がたたって病が悪化し亡くなったとされるなど、敗れはしたものの文鴦はおおいに武名を高めた。

ところが数年後、諸葛誕の叛乱に際して文鴦父子は援軍に駆け付けたのだが、魏時代からの不仲が災いし叛乱中に文欽が諸葛誕に同士討ちの形で討たれてしまう。
結果として文鴦は軍中で孤立してしまい、やむなく再び司馬氏に降ることになった。
その後は異民族討伐で活躍したが、晩年は賈南風のクーデターに巻き込まれ三族皆殺しとなってしまった。

波乱の経歴ではあるが、三国志末期では珍しく、若くして武名を馳せた勇将。
晋の名将は鄧艾杜預など、文官出身だが指揮能力を買われ晩年に活躍したという武将が多く、文鴦のように若くから活躍した根っからの武人というのは珍しい。
そのためか、三国志演義では趙雲になぞらえて語られているなど、創作において非常に厚遇されている。


大戦シリーズにおいて
三国志大戦2から参戦。
旧版は呉勢力所属で2,3に各1枚登場。
新版では晋追加に伴い所属が変更され、コラボカード含め4枚が登場した。
三国時代として見ると毌丘倹の乱前後に呉の将として活躍していた時期が目立つ武将ではあるが、生涯としては晋国成立以後の活躍によって有名であり、彼の勢力変遷は新旧シリーズがどこまでをゲームで取り扱う時代に選んでいるかの差とも言える。

シリーズを通して若武者の姿が多いが、三国志の英雄の中でも238年生まれと特に生まれが遅いためであろう。
「文欽の息子」という演義のイメージも、この傾向を促していると思われる。

2での初登場時以来、高武力の槍兵となることが多い。
三国志演義第百十回で初登場を果たした文鴦は槍を持って現れており、このイメージによるものと想像できる。
新三国志大戦のSR「万人之雄」はゲーム的には騎馬であるが、やはり長物を手にしており、文鴦=槍を得意とする将というイメージのようだ。
他社タイトルではあるが『真・三國無双』シリーズでも文鴦は槍を得意としており、槍を投げて戦ったりもする。

本作のカードデザインは新版のSR「乱世の華」をリファインしたもの。
覚醒から琥煌への移植にあたって細かな改変はなされているが、概ね同様の敵撃破で城にダメージを与える槍超絶計略となっている。

台詞
台詞
開幕 待たせたな!そんじゃ、とっておきの戦を見せてやるよ!
└敵軍に琥046_司馬昭 その腐れ根性、叩き直してやらぁ!!
計略 よっしゃ行くぜ!勇気をぶつけろ!
└絆武将 最後まで突っ走るぜぇ!折れんなよ!
兵種アクション どうりゃぁ!
撤退 そこで待ってろ……!
復活 もう一戦!
伏兵 うおっ、どっから出て来た!?
攻城 つえぇ奴を出せ!
落城 オレの“続き”が見たけりゃ、英雄になって出直してきな!
贈り物① 悩みごとかぁ? よせよせ向いてないぜ……策を考えてた?
お、お前、頭良かったのか……
贈り物② あんがとな! で、ついでに開けてってくれるか?
オレがやるとビリビリになっちまうんだよ。
贈り物(お正月) どいつも飲んだくれてゴロゴロしやがって!
がああ、止まってると死にそうだ! 戦わせろおっ!
贈り物(バレンタインデー) モジモジして、本命に渡しそびれたか?
しょうがねえな~、食ってやらねえこともないぜ?
贈り物(ホワイトデー) まだもらってねえよな、オレが一番だよな!?
……だああっ! 黙ってねえでなんか言え!!
贈り物(ハロウィン) 趙雲の服、似合うだろー!
……うっせえ、こっから伸びるから丈を長くしてんだよ!
友好度上昇 もう一戦!
寵臣 戦えぇ!!一歩踏み出すのに勇気が要るモン全部が戦いだ!!
└特殊 -

琥煌掛け声
台詞 一鼓 二鼓 三鼓(さんこ)

贈り物の特殊演出
対象武将琥046_司馬昭
会話武将 台詞
文鴦 司馬昭!!
話があんだけどよ!!!!
司馬昭 (み、耳が痺れる……それだけではない、
今の音、屋根の瓦が割れたのか?)
文鴦 おい、オレの迫力にやられて喋れねえか!?
大都督ってのもたかが知れてるな!!!!
司馬昭 ……場所を変えさせてくれ。
このままでは瓦が無くなる。

情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。

  • 三度鼓って楽器の名前だから三鼓目!ってカウントしてる風だけど3回叩いて恐れさせたわけではないという - 名無しさん (2024-10-30 06:16:55)
  • 琥煌1〜2「一鼓、二鼓」 - 名無しさん (2024-06-22 17:31:03)
  • 伏兵「うおっ、どっから出て来た!?」 - 名無しさん (2024-06-21 19:35:27)
  • 新三国志はコラボ込み4枚で万人之雄文鴦がいるので"いずれも"槍超絶強化ではないかと…。 - 晋 (2024-04-23 11:24:51)

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最終更新:2025年03月01日 00:24