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武将名 |
はったともいえ |
鎌倉十三人衆 |
八田知家 |
統一名称:八田知家 生没年:不明
「高潔なる源氏の世…… 果たして、そうなっているか?」
鎌倉幕府御家人。 源平合戦では頼朝に従い、頼朝死後は十三人の合議制に列した。 謀反の疑いで常陸に流された頼朝の異母弟・阿野全成を、頼家の命で誅殺する。 常陸小田城の築城主で、子孫は小田氏を名乗った。 源義朝の子という伝承が残る。 |
勢力 |
玄 |
時代 |
中世 |
レアリティ |
R |
コスト |
2.0 |
兵種 |
弓兵 |
武力 |
7 |
知力 |
8 |
特技 |
伏兵 |
計略 |
不死の城塞 |
【拠点】(発動すると弓攻撃を行う拠点が設置される。拠点は同時に複数設置できず、耐久力が0になると破壊される) この拠点は設置するたびに耐久度が上がる |
必要士気 |
3 |
効果時間 |
一瞬 |
Illust. |
竹内基 |
声優 |
小野大輔 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
効果時間 |
備考 |
拠点 |
3 |
最大30.0c 耐久力-2.8%/2秒 |
自身の位置に「最も近い敵部隊に武力5相当の弓攻撃を行う拠点」を設置する 拠点の射程や挙動は弓兵に準ずるが相手に乱戦ダメージを与える事は出来ない 拠点が敵部隊から攻撃される場合は拠点の武力を8としてダメージ計算 設置するたびに敵部隊から攻撃される際の計算上の武力を+7(2回目で武力15相当、3回目で武力22相当) 設置するたびに敵部隊からの知力戦闘攻撃される際の計算上の知力も+7(1回目で知力8相当、2回目で知力15相当) 弓攻撃のダメージは据え置き |
(最新Ver.2.5.0D)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.5.0D |
耐久度上昇値 +4 → +5 |
↑ |
- |
Ver.2.5.0F |
耐久度上昇値 +5 → +7 |
↑ |
- |
所感
バランスの取れた武力と知力に伏兵を備えた2コスト弓兵。
計略「不死の城塞」は拠点計略の一種。
波紋などの機能がない、弓攻撃を行うだけのシンプルな拠点を設置する。
この拠点は1試合の中での設置回数が多いほど、敵からの武力による耐久力減少量が低下する特性を持つ。
拠点を壊されてから建て直しても、既に自軍拠点があるときそれを破棄して本計略で建て直しても設置回数+1回。
八田知家自身が撤退しても設置回数はリセットされない。
時間による耐久力減少量は変わらないため、何回設置しても最大持続時間は同じ。
波紋効果がないぶん、拠点共通の「弓攻撃を行う」「乱戦判定がある」特性を活かせるかが鍵。
前者は横弓要員として敵の攻城を弱めたり、低武力相手にはかなりの火力を発揮する。
後者は鉄砲射撃や騎馬突撃を受け止める壁、また兵種アクション封印を強いる設置物として、敵からみればかなり邪魔な存在。
Ver.2.5.0Fにて2度目の上方修正を受け、拠点を再構築すると目に見えて硬くなるようになった。
この計略に士気を全投入する事はまずないだろうが、必要士気の軽さも相まって戦況次第では複数回発動も現実的。
3回も建築すれば、並の相手から与えられるダメージよりも時間経過による自動的な耐久減少の速度の方が速いレベル。
解説
鎌倉十三人衆の一人。
鎌倉幕府初期の粛清劇を無事に切り抜けて常陸国を中心に根を張った有力御家人。
テキストの様に
源義朝の落胤伝承もあるが、これは後世の子孫による仮冒とされる。
実際には八田(宇都宮)宗綱の息子であり、保元の乱の頃から源氏方として活躍していた。
また妹の寒川尼は源頼朝の乳母の一人であり、
源頼朝と親しい立場だったことは確かな様子。
子孫はテキストにある小田氏の他に、英傑大戦にも参戦している
宍戸隆家の宍戸氏もまた知家の有力な子孫。
計略名「不死の城塞」の由来だが、これはおそらく知家が築城した小田城のことを指す。
何故「不死」なのかと言えば、小田家15代当主の小田城主・小田氏治が「常陸の不死鳥」の異名で良くも悪くも著名な人物だからだろう。
氏治は知家から続く名門として戦国時代の常陸でも勢力を保っていたが、佐竹義重・
北条氏康・
上杉謙信ら周辺勢力に圧迫されていた。
最終的には豊臣秀吉の小田原征伐によって所領を失い、大名としては滅亡してしまう。
これだけならよくある名門の没落話なのだが、実は小田原征伐よりも前の期間、文字通り不死鳥の様に何度も敗北→再起を繰り返していた。
ハッキリしているだけでも居城の小田城を9回落城された一方で、8回は奪還に成功している。
負け続きの生涯から「戦国最弱大名」「弱い方のおだ」と呼ばれることも多いが、失策や欠点はあれど決して無能な人物ではなかった。
居城を奪われてもその度に奪還できるのも、それだけ家臣・領民から大きく慕われた人物だったからというのも大きい。
最終的に所領は失ったが、関ヶ原後まで生き延びて天寿を全うしている。
なおこれだけ多く落城している原因だが、氏治の力量以上に知家の築城した小田城が防御面において脆弱な城であったことが大きい模様。
英傑での計略とは大違い。
とはいえこれは知家の築城技術が低かったからではなく、時代の変化による攻城・築城技術の発達によるところが大きいと言える。
カードイラストに13星座占いの「ふたご座」の意匠が描かれている。
(手袋にシンボルマーク、背景に背中合わせの影)
大戦シリーズにおいて
義朝の落胤伝承からか、テキストセリフなど義朝のセリフを意識したセリフが存在している。
声優も同じく小野大輔氏。
上述の子孫の小田氏治はアーケード版の戦国大戦には登場しなかったが、後に戦国大戦TCGにおいて計略カード「常陸の不死鳥」として登場した。
台詞
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台詞 |
開幕 |
真の武士ならば、潔く死んで面子を保て |
├自軍に玄087_源頼朝 |
鎌倉殿の御下知である。一気に片付けるぞ |
└敵軍に玄068_源義朝 |
真の武士ならば……潔く死んで、面子を保って下さい |
計略 |
不死身の小田城、誕生だ |
└絆武将 |
- |
兵種アクション |
死んでもらおう |
撤退 |
深追いは、しない |
復活 |
さて、行くか |
伏兵 |
お前を消す道具は揃っている |
攻城 |
馬鹿のままでは消されてしまうぞ |
落城 |
源氏が消せなかった命を……俺が代わりに消してやってるのだよ |
贈り物① |
息子はまあまあ腕が立つんだが、 俺は並ってところだ。あんまり期待するなよ。 |
贈り物② |
こんな男のもてなしでよければ、いつでも命じてくれ。 |
贈り物(お正月) |
ふん……!! おい、見てないで餅をこめてくれ。 俺の杵さばきを信じろ。 |
贈り物(バレンタインデー) |
かたじけない。今日は菓子が二つか。 どっちから食おうかな、楽しみだ。 |
贈り物(ホワイトデー) |
八田宗綱の子・知家と、源氏の落胤・知家、 あんたはどっちを見てるんだい? |
贈り物(ハロウィン) |
ん、祭りの会場の手配か? よし、承った。 |
友好度上昇 |
さて、行くか |
寵臣 |
- |
└特殊 |
- |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:蒼129三浦義明 |
会話武将 |
台詞 |
蒼129三浦義明 |
義朝殿、こんなところで会うとは奇遇ですな。 |
玄129八田知家 |
悪いが人違いだ。 |
蒼129三浦義明 |
これはすまぬ。じじいゆえ目が悪うてな。 じゃが確かに面影が……義朝殿の子かのう? |
玄129八田知家 |
面影? 気のせいだろう。俺が義朝様の 息子だったら確かに笑える話ではあるがな。 |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年05月29日 16:49