カードリスト > 玄 > 第4弾 > 玄124_公暁

武将名	こうぎょう
	公暁	統一名称：公暁    生没年：1200～1219 「高潔なる源氏の血……    貴様の首を斬り、ここに示す！」 鎌倉幕府第二代将軍・源頼家の次男。 父が追放された後、叔父で三代将軍の実朝の猶子となる。 出家して鶴岡八幡宮寺別当に就任するが、実朝を父の敵と憎み八幡宮で斬殺。 首を持って乳母夫の三浦義村邸に向かうが、義村の配下に殺害された。
勢力	玄
時代	中世
レアリティ	R
コスト	1.5
兵種	剣豪
武力	6
知力	1
特技	忍
計略	怨讐の太刀(おんしゅうのたち)	武力と移動速度が上がる。さらに敵の陣形の効果を受けている敵への斬撃ダメージが上がる
必要士気	3
効果時間	知力時間
Illust.	おく
声優	佐藤元

---

計略内容

カテゴリ	士気	武力	知力	速度	兵力	効果時間	備考
剣豪強化	3	+4	-	+30%	-	7.9c(知力依存0.4c)	敵の陣形効果を受けている敵への斬撃ダメージ+30

(最新Ver.2.5.0C)

調整履歴

修正Ver.	変更点	内容	備考
Ver.2.5.0C	効果時間 7.1c → 7.9c	↑	-

---

所感

玄所属の1.5コスト中世剣豪。
コスト比高武力に特技忍を併せ持つ反面知力は最低値であり、長所と短所がはっきりしたスペック。

計略「怨讐の太刀」は単体強化。
武力と移動速度が上がり、敵の陣形効果を受けている部隊に対する斬撃ダメージが上昇する効果。
追加効果の条件である「敵の陣形」は設置陣形も対象となるが、勢力違い等で効果が何もない場合は発生しない。

追加効果の条件が少々厳しいせいか、斬撃ダメージ上昇が乗れば士気3とは思えない火力を手にすることができる。
通常は陣形の発動主を真っ先に倒すことが重要だが、この計略に限っては周りから倒していったほうが費用対効果が高くなる可能性もある。
とはいえ効果時間はそこまで長くないので無理に意識する必要はなく、狙えれば儲けもの程度の認識で構わないだろう。

相手にとっては陣形発動そのものに多大なリスクが生じるため、実戦では追加効果を得られる機会はさほど多くない。
とはいえ抑止力として働くだけでも仕事は果たしており、低知力に目をつぶればスペック要員として及第点の性能。
追加効果がなくとも士気3相応の武力上昇に加え速度も上がるため、いざという時は陣形の有無にかかわらず使っていける。

解説

源頼家の嫡男で幼名は善哉。
母は足助重長の娘、辻殿といわれているがこれは『吾妻鏡』による。
『尊卑分脈』などによれば兄・一幡の母と同じく比企能員の娘若狭局、縣篤岐本『源氏系図』によれば三浦義澄の娘となっている。

父は比企能員の変によって鎌倉を追放され、その後北条氏の刺客によって暗殺された。
5歳の頃、北条政子の計らいで鶴岡八幡宮別当の尊暁の弟子となる。
翌年、政子の命により叔父である実朝の猶子(相続権のない養子)となり、はじめて御所に入り、12歳で出家し公暁の戒名を受けた。

2代将軍である父の時点で御家人たちが権力を握ってしまっており、政治には全く関与できなかった。
これは若い頼家を補佐するためという名目だが、実際には源頼家から政権を取り上げることが目的であった。
父を追放し暗殺したのは、当時の幕府で最も権力を持っていた北条時政であるのだが、源頼家の遺子である公暁は次代将軍の源実朝を父の仇だと信じて暗殺してしまう。
あるいは実朝に子がいなかったため、何かあれば自分が将軍になるといった可能性を見ていたかもしれない。
この暗殺は公暁が単独で行ったという説が現在は有力であるが、背後に公暁を唆した黒幕がいたのではないかとする説もある。
黒幕候補も北条義時、三浦義澄、後鳥羽上皇、有力御家人と様々である。

大戦シリーズにおいて

台詞

＼	台詞
開幕	貴様らの首を斬り落とし、父上への手向けにしてやろう
├敵軍に蒼082_北条義時	北条義時……！貴様の首も貰い受ける！
└敵軍に玄130_源実朝	父の仇……高潔なる源氏の血をここに示す！！
計略	首を斬る！立ちはだかる者は源氏に仇なす逆賊だ！
└絆武将	-
兵種アクション	首を斬る！
撤退	おのれぇ…
復活	機は熟した！
伏兵	今こそ討つ時！
攻城	城門を乗り越えろ！
落城	首が足りぬ。こんなものでは、父上の無念は晴らされん
贈り物①	オレが欲しいのは簒奪者の首だけだ。
贈り物②	オレが将軍になった暁には、お前の奉公に報いてやる。
贈り物(お正月)	寒いな……雪が降りそうだ。 気を付けろ。雪に足をとられるぞ。
贈り物(バレンタインデー)	この時期あまりいい思い出はないが…… これはオレへの贈り物か？　物好きな奴だな。
贈り物(ホワイトデー)	受け取れ。オレは受けた恩を返さぬ不義理は好かぬ。
贈り物(ハロウィン)	銀杏の木が染まる頃か。もう、どこにも隠れる必要はない。 正面から奴らの首を斬りに行く。
友好度上昇	機は熟した！
寵臣	-
└特殊	-

贈り物の特殊演出

①

対象武将：玄130源実朝
会話武将	台詞
玄124公暁	確かにあのとき首を斬ったはずだが…… いや、何度だろうとその首を斬るだけだ。
玄130源実朝	私たちが半目しあえば源氏は終わる。 そんなことは兄上も望んでいないはずだ。
玄124公暁	黙れ。貴様が父上の御心を騙るな。 貴様も含め、父上の仇は全て殺す。
玄124公暁	そして俺が鎌倉幕府の将軍となり 父上の無念を晴らすのだ。
玄130源実朝	公暁…… どうあっても分かり合えぬのだな……

情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。