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武将名 |
しばたかつね |
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斯波高経 |
統一名称:斯波高経 生没年:1305~1367
「大空に聞け、我が名は 足利尾張守高経!!」
南北朝時代の武将。足利一門筆頭の家柄で、尊氏に従い鎌倉幕府に反旗を翻し、さらに建武政権に背く。 主に北陸で南朝方と戦い、総大将の新田義貞を討つ大功を挙げ、脇屋義助との戦いも制して越前を平定。 尊氏の死後も幕政の中枢にあった。 |
勢力 |
紫 |
時代 |
中世 |
レアリティ |
R |
コスト |
1.5 |
兵種 |
槍兵 |
武力 |
6 |
知力 |
2 |
特技 |
技巧 |
計略 |
渾身の槍術 |
【渾身】(発動時の士気が必要士気に近いほど効果が大きい) 武力が上がり、槍撃の発生間隔が短縮される。 一定以上武力が上がると、さらに槍撃ダメージが上がる |
必要士気 |
4 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
鈴木理華 |
声優 |
内山昂輝 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
発動時士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
渾身 |
4 |
4以上5未満 |
+6 |
- |
- |
- |
8.3c(知力依存0.4c) |
槍撃発生間隔0.6倍(約0.5秒で槍撃可能) 槍撃ダメージ+5 |
5以上6未満 |
+5 |
- |
- |
- |
槍撃発生間隔0.6倍(約0.5秒で槍撃可能) 槍撃ダメージ+3 |
強化 |
6以上 |
+3 |
- |
- |
- |
槍撃発生間隔0.6倍(約0.5秒で槍撃可能) |
(最新Ver.2.6.0F)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.6.0F |
効果時間 7.5c → 8.3c |
↑ |
- |
所感
コスト比高武力に技巧を備えた、優秀なスペックの1.5コスト武闘派槍兵。
その分低知力なので、攻城や耐性面では不安を抱える。
計略「渾身の槍術」は士気4の渾身系自己強化計略。
自身の武力上昇に加え槍術間隔が短縮され、渾身時にはさらに槍撃ダメージも上昇する効果。
渾身時には高めの武力上昇・槍撃ダメージ上昇を兼ね備えつつ槍撃間隔短縮によって素早く槍撃を繰り出すことが可能。
ただし速度上昇や槍長さ上昇はないため、密着されて槍撃を封じられたり、距離を取られて逃げられたりといった状況に陥りやすい。
幸い優良スペックの1.5コスト槍兵なので、普段はスペック要員として採用しつつ、状況に応じて計略を使っていく形が良いだろう。
とはいえ計略自体も決して弱いわけではないので、兵種アクション強化や速度上昇と組み合わせて高経を主体に戦っていくのも面白い。
解説
後の室町幕府三管領筆頭、斯波氏の繁栄の礎を築いた武将。
また弟の斯波家兼の家系も奥州探題として繁栄し、大崎氏や最上氏を名乗って戦国時代まで続いた。
ただし、「斯波(家)」というのは後世呼ばれる様になったもので、高経存命時は自他共に一貫して「足利尾張守(家)」と称し(され)ていた。
後述の家柄故か非常に誇り高く、本家の当主
尊氏とはあまり仲良くなかった様子。
新田義貞から手に入れた源氏累代の名刀、鬼丸(鬼丸国綱)・鬼切(鬼切安綱、膝切とも)を渡す様に尊氏から言われた際に「(義貞と)
焼けてしまった」と
嘘をついて焼けた刀を尊氏に渡し自身の物にしたとの逸話が伝わっている。
(贈り物特殊演出①の元ネタ)
尚、先述の義貞から手に入れた名刀二振りのその後に関してだが、どちらも高経の直系子孫には受け継がれることは無かった。
鬼丸は高経の失脚後、或いは高経が(観応の擾乱において)高氏に降伏した際に、足利将軍家の手に渡って以降将軍家の家宝として受け継がれていく。
一方の鬼切は、高経の甥で最上氏の祖・斯波(最上)兼頼の手に渡り、以降最上氏の家宝として伝来していく。
また、鬼丸に関する逸話として、新田義貞が足利尊氏に敗れたことを皮切りに、持ち主が落命する・失脚するなど不吉な刀となっていく。
豊臣秀吉や徳川家康にも献上されたことがあるが、こういった不吉がある為長く手元には置かれなかったという。
現在は皇室が所有している。
そもそも高経の祖先・家氏は足利家4代目当主・足利泰氏の長男だったが、母の実家・名越流北条家が得宗家と対立して失脚した上に、泰氏と得宗家の女性との間に弟・頼氏が生まれたことで廃嫡され、分家の当主となった。
そうした「本来なら足利氏の嫡流(当主)だった」という経緯から、斯波氏は分家となっても「足利」の名乗りを使い続け、北条氏とも関係を結んで高い家格を保ち続けた。
高経もまた尊氏(高氏)と並んで
北条高時から「高」の偏諱を受けており、その家柄の高さから建武政権でも越前守護に任じられている。
建武政権から離反した後は北陸で南朝方と戦い、居城を落とされたり加賀に追い落とされたりと苦戦を強いられながらも新田義貞を戦死させ、さらに残る脇屋義助(新田義貞の弟)ら南朝方を完全に駆逐して越前を平定する活躍を見せた。
しかし越前平定は何度も敗北を重ねた上での勝利だった上に、奥州総大将・関東執事に任じられていた
長男・家長が北畠顕家に敗死して鎌倉を失うという大失態を犯してしまい、恩賞どころでは無くなってしまった。
さらに高経は観応の擾乱において
直義方と尊氏方で行ったり来たりを繰り返したため、越前守護職も剥奪されて逼塞を余儀なくされる。
ところが、二代将軍義詮の治世になると事態は一変。
生き残った一門の長老格として影響力を強め、さらに自身の4男・義将を室町幕府の初代管領に就任させて幕府の実権を掌握し、事実上の高経政権を成立させることに成功。
高経自身は晩年に失脚したものの、以降も彼の家は「斯波(武衛)家」として、応仁の乱に至るまで繁栄を続けていくこととなる。
大戦シリーズにおいて
台詞
\ |
台詞 |
開幕 |
大空に聞け、我が名は足利高経! |
├自軍に紫084足利尊氏 |
尊氏殿…やはり貴公は立ち上がると思っていた。ようやく足利の天下が見られるのだな |
└敵軍に紫101佐々木道誉 |
佐々木何某の軍勢など敵ではない、進軍のついでに吹き飛ばしてやれ! |
計略 |
私の速さには、ついてこられまい! |
└絆武将 |
~~ |
兵種アクション |
貫け! |
撤退 |
面目を失ったままでは終われぬ |
復活 |
気概を見せよ |
伏兵 |
私の方が優れている |
攻城 |
なにをグズグズしている。やれ |
落城 |
貴公らの武の道はここで潰えた。これよりは我が味方となって働くがよい |
贈り物① |
貴公とは気が合うようだな。名を覚えておこう。 |
贈り物② |
見事な贈り物だ。ご苦労。 |
贈り物(お正月) |
あけましておめでとう。 この高経の催しを超える宴などあるまいな? |
贈り物(バレンタインデー) |
やはり、この高経を選ぶか。 その決断、必ずや後悔させぬ。 |
贈り物(ホワイトデー) |
貴公の決断は忘れはしない。 必ずやこの高経が栄光を見せてやる。 |
贈り物(ハロウィン) |
上に媚びへつらうだけの仮装ならばやめよ。 そして、それが誇りならば、常にその姿でいるべきだ。 |
友好度上昇 |
- |
寵臣 |
足利尾張守高経である。道を開けてもらおうか |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:紫084足利尊氏 |
会話武将 |
台詞 |
紫084足利尊氏 |
高経。鬼切と鬼丸はどこだ? |
紫091斯波高経 |
わざわざ来てもらったのにすまないが 太刀は焼けてしまったと言ったであろう。 |
紫084足利尊氏 |
そうか……それが本当なら屋敷の中を 見せてくれないか? |
紫091斯波高経 |
悪いが我が屋敷は焼けてしまってな。 |
紫084足利尊氏 |
嘘をつけ!! |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年05月21日 10:42