カードリスト > > 第4弾 > EX142_伊庭八郎

武将名 いばはちろう 伊庭の麒麟児
伊庭八郎 統一名称:伊庭八郎
   生没年:1844~1869

「さあさあ寄ってきな皆の衆!
      洒落た戦を見せてやるよ!」

江戸時代末期の幕臣。
剣術が達者で伊庭の麒麟児と言われた。
幕府の遊撃隊に加わり、彰義隊が上野戦争を始めると呼応して挙兵。
箱根で小田原藩兵と斬り合いになり、左腕を失いながらも戦う。
さらに函館戦争でも徹底抗戦を唱え、奮戦した。
勢力
時代 江戸・幕末
レアリティ SR
コスト 2.0
兵種 剣豪
武力 8
知力 3
特技 疾駆
計略 隻腕の麒麟児(せきわんのきりんじ) 【陣形】(発動すると陣形が出現し、その中にいる間のみ効果が発生する。陣形は同時に複数発動できない)
自身の武力が上がり、敵の移動速度を下げる。
さらに自身にカウンターが発生する。
カウンターは斬撃を敵に当てるたびに減少し、カウンターが0になると対象の敵に武力によるダメージを与える。
ダメージは互いの武力で上下する
必要士気 6
効果時間 知力時間
Illust. 鈴木理華
声優 鳥海浩輔

計略内容
カテゴリ   士気   効果   武力   知力   速度   兵力   効果時間   備考  
超絶強化 6 強化 +5 - - - 10.0c(知力依存0.4c) 3から始まるカウンターが発生
敵部隊に斬撃を当てるたびにカウンターが減る
一度の斬撃で複数部隊に当てた場合は当てた部隊数分カウンターは減る
妨害 - - 0.7倍 - カウンターが0になると陣形内の敵に武力によるダメージを与える
(伏兵状態の敵にも武力ダメージを与え伏兵状態が解除される)
0になったカウンターは3に戻る
(斬撃を当てた回数は4部隊以上当てた場合でも0でリセットされるため次のカウンターに持ち込なさい)
陣形は自己中心円直径5.6部隊分

基礎ダメージ  ダメージ係数  相手の武力   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12  
30 1 ダメージ 43% 36.5% 34.3% 33.3% 32.6% 32.2% 31.9% 31.6% 31.4% 31.3% 31.2% 31.1%
(Ver.2.6.0G)

調整履歴
修正Ver.   変更点 内容 備考  


所感
知力はやや低めだが、素武力が高く特技疾駆まで持つ江戸・幕末所属の剣豪。

計略「隻腕の麒麟児」は自身強化と敵への妨害を併せ持つ陣形。
自身には武力上昇、敵へは移動速度の低下を与えるのが基本効果。
さらに自身に斬撃を当てるたびに数値が減るカウンターが発生し、このカウンターが0になると陣形内の敵全員に武力依存のダメージを与える。
一度の斬撃で複数部隊に斬撃が当たった場合は部隊数分カウントが進むが、0を超過したカウントが繰り越されることはない。
(カウンターが残り1の時に2回斬撃を当てた場合、ダメージ発生後にカウント3に戻る)

斬撃を当てることでダメージが発生するため、使用感としては変則的な斬撃威力強化を持つ超絶強化といった感じ。
一応は武力依存となっているが係数が低く、極端な低武力以外にはほぼ固定ダメージと思って差し支えない。
固まって動く相手には特に有効で、一回の斬撃で即追加ダメージが発動することも珍しくない。
そのまま2~3回ほど追加ダメージが発生すれば、大型計略やフルコンが相手だろうと壊滅状態に追い込むほどの殲滅力を見せる。

一方で追加ダメージ発生が斬撃を当てた数に依存するため、広がって動く相手に極端に弱い。
速度低下があるため狙った部隊に斬撃を当てることは難しくないが、それではカウントが1しか進まない。
武力上昇と速度低下だけでは士気に見合うとは言い難いため、なんとしても多くの敵を巻き込んでカウントを進めたい。
斬撃範囲拡大といった剣豪強化のほか、挑発計略で敵を集めるのも有効。

幸い優秀なスペックを持つため、様々なデッキに採用できる。
普段は武力要員として採用し、計略は陣形デッキなど固まる相手へのメタとして考えると活躍させやすいだろう。

ちなみに榎本武揚が特殊台詞の対象となっているが、あちらも陣形計略の持ち主であるため相性は悪い。

解説
本名は秀穎(ひでさと)。

愛刀は『大和守安定』、『関兼元』の大小。このうち伊庭家には『大和守安定』が現存する。また使用してたとされる無銘刀が三重県で心形刀流を伝える亀山演武場の当主に受け継がれている。

江戸御徒町にあった練武館を営む心形刀流宗家の養子として継いだ父、秀業の元に生まれた。心形刀流宗家は「最も宗家を継ぐべき素養を持つものが継承する」というものがあり、秀業の死後は秀俊が伊庭家に養子に入り、八郎は秀俊の養子となる。
容姿端麗であったとされる。
幼少期は剣術よりも学問を好んだとされる。

慶応2年(1866年)に遊撃隊が編成されると義父とともに加入、鳥羽・伏見の戦いに参戦するも敗れる。
江戸へ撤退後、請西藩(千葉県木更津市にあった藩)の協力を得て前橋藩を破って弾薬補給をした後、伊豆→甲府→御殿場→甲州黒駒→沼津へと転陣する。

彰義隊の挙兵に呼応した際に箱根関を越えようとした際に小田原藩兵と戦闘、三枚橋付近で腰辺りに銃弾を被弾し小田原藩兵の高橋藤五郎に斬られる。この後手当を受けて隻腕となる。

ちなみに切り落とされたのは手首の部分であり腕の大部分は残っていたため、スペンサー銃を撃つ際には左肘に銃口を載せて撃ったと伝わっている。

その後、八郎を除いた遊撃隊は榎本武揚共に奥州に向かう。八郎も遅れて奥州へ向かった。

旧幕軍役職選挙で、歩兵頭並、遊撃隊隊長に就任すると徹底抗戦を主張し隻腕ながら奮戦する。
しかし木古内の戦いで胸部に被弾しこれが致命傷となる。
最期は五稜郭で果てることを希望し、五稜郭開城前夜に榎本武揚から貰ったモルヒネを飲み干して息を引き取った。

最後まで『痛い』と言わなかったとされる。これが撤退の台詞の元ネタであろう。

享年26であった。

辞世の句は『待てよ君 冥土も共にと 思ひしに しばし後るる 身こそ悲しき』であったとされるがこれは亡くした親友に向けての詩だとされる。

生粋の江戸っ子であり、華々しい経歴や容姿端麗、腕もたつため江戸っ子のヒーローであった。そのため様々な憶測や伝説が出回ったこともあってか江戸に伊庭八郎を知らない人はおらず、明治政府の敵方であったにも関わらず錦絵(現在のブロマイド)が作られたとされている。
このエピソードは『るろうに剣心』でも語られている。

ちなみに山中鹿之助、姜維と掛け声があるのはご存知の通り『麒麟児』繋がり。

大戦シリーズにおいて

台詞
台詞
開幕 こいつは壮観だねえ。熱くなってきたぜ
├自軍に碧120_榎本武揚 シャキっとしねえか榎本さん!頼りにならん男だな!
└自軍に玄117_山中鹿之助orEX059_姜維 お前みたいな男と一緒に戦うのが夢だったんだ!
計略 さあさあ寄ってきな!いいもん見せてやるよ!
└絆武将 -
兵種アクション 喰らいな!
撤退 とんと痛かねえやい
復活 面白くなってきたじゃねえか
伏兵 気づかないお前が悪いんだぜ
攻城 出てこい!相手してやらあ!
落城 なんだか切ないねえ。戦の終わりってやつは
贈り物① 汁物じゃねえか、ありがたい!
こいつがあればもうひと踏ん張りできるな!
贈り物② ちょうどお前が恋しくなってきたところだ。
雨の日はどうも湿っぽくなっていけねえや。
贈り物(お正月) -
贈り物(バレンタインデー) -
贈り物(ホワイトデー) -
贈り物(ハロウィン) -
友好度上昇 -
寵臣 -

贈り物の特殊演出

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  • 係数1で笑ってしまった - 名無しさん (2025-06-29 19:49:56)

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最終更新:2025年07月19日 02:18