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武将名 |
やまなかしかのすけ |
山陰の麒麟児 |
山中鹿之助 |
統一名称:山中鹿之助 生没年:不明~1578
「今こそ月に示さん! 我が忠義、我が覚悟!!」
尼子家家臣。幼くして武勇に優れ、「山陰の麒麟児」と称された。 尼子家再興のため「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈った逸話で知られる。 幾度も毛利を相手に挙兵するものの、願いは果たせずに無念の死を遂げる。 |
勢力 |
玄 |
時代 |
戦国 |
レアリティ |
SR |
コスト |
3.0 |
兵種 |
槍兵 |
武力 |
9 |
知力 |
6 |
特技 |
気合 |
計略 |
七難八苦の采配 |
味方の武力と攻城力が上がる。さらに兵力が一定量減るたびに武力が上がる |
必要士気 |
7 |
効果時間 |
知力時間 |
Illust. |
風間雷太 |
声優 |
小野大輔 |
計略内容
カテゴリ |
士気 |
武力 |
知力 |
速度 |
兵力 |
効果時間 |
備考 |
号令 |
7 |
+3 兵力15%減少ごとに+1 |
- |
- |
- |
11.3c(知力依存0.2c) |
勢力限定無し 攻城力1.2倍+固定値1.5% |
(最新Ver.2.5.0F)
調整履歴
修正Ver. |
変更点 |
内容 |
備考 |
Ver.2.1.0F |
効果時間 10.8c → 11.3c |
↑ |
- |
Ver.2.5.0F |
城ダメージ固定値 1%→1.5% |
↑ |
- |
所感
玄の3コスト槍兵。
数値的には2.5コスト槍並と少々寂しいが、計略の都合上自身が最前線を張ることになるため、気合持ちである点は噛み合っている。
計略「七難八苦の采配」は攻城に特化した号令。武力と攻城力上昇に加え、さらに兵力が一定量減るたびに武力が上昇していく。
攻城力上昇と兵力減少に応じた武力上昇の2点により、相手に乱戦を強要する攻城時に真価を発揮する。
3コスト槍である鹿之助本人が城門を突破したときのダメージは一見の価値あり。
計略を叩いた直後の武力上昇値はとても消費士気に見合わないため、相手の号令とぶつかり合い兵力を減らすことを前提とした運用を心がけたい。
また、武力上昇値は兵力の減少量を参照するため、兵力が減った状態で計略を叩いても数値に変動はない点には注意したい。
余談だが、ダメージ計略などにより兵力0を超過するダメージを受けた場合も武力上昇はきっちり反映される。
あくまで表示のみであり戦闘には一切寄与しないものの、知力差によっては武力30オーバーになりつつ撤退することも起こり得る。
解説
山陰の麒麟児と呼ばれた武将。
16歳の時に初陣をし、戦国時代では珍しい一騎打ちにて武将を討ち取ったことが分かる数少ない武将である。
本名は山中幸盛で、通称は「鹿介」(自身の署名も存在する)。
後年の創作で「しかのすけ」と読み易くするために「鹿之介」や「鹿之助」に改められ、そちらの方が広がってしまった。
大内氏が滅亡し、1563年に毛利氏はいよいよ尼子氏の本拠である月山富田城を包囲。
1565年4月の毛利方による総攻撃を受け、鹿之助は尼子方として月山富田城の攻め口の一つである塩谷口を死守。
続く9月も総攻撃を行った毛利軍だったが、鹿之助ら尼子方の奮戦で落城を免れた。
しかし11月、兵糧攻めにて城内の食糧が尽き、逃亡者が相次いだため尼子家当主義久は毛利氏に降伏。
その後の鹿之助は各地をめぐって軍法を学び、京で剃髪していた新宮党の生き残りである尼子勝久を担ぎあげ、尼子再興運動を始めていく。
再興運動では鹿之助は京都に上って
信長に会い、駿馬を貰うなど高待遇であった。
その後は
明智光秀や
秀吉の元で戦い、上月城を攻略。ここに尼子勝久、山中鹿之助が入城している。
しかし別所長治が織田軍を裏切り、三木城に立てこもると尼子軍は毛利氏に包囲され、孤立無援となった尼子勝久は降伏し自刃。
鹿之助も捕縛され、輝元のもとに護送される途中、阿井の渡(現在岡山県高梁市)にて謀殺され、ここにて尼子再興の兆しは終焉を迎えたのであった。
鹿之助の英雄的な戦いは後世に語り継がれ、明治時代には時代小説「尼子十勇士伝」がヒットした。
この小説内で、鹿之助は銀閣寺の庭に落ちた雷と火の玉の中から雷獣(落雷とともに現れる犬のような妖怪)を捕縛、居合わせた将軍
足利義輝に献上し取り立てられた。
これが開幕特殊セリフと贈り物特殊演出②の由来と思われる。
贈り物特殊演出①は明治期に流行した講談が元ネタ。
この講談の中では、鹿之助は生まれてすぐ猿にさらわれてしまい、山中で猿たちによって育てられている。
ちなみに講談内では、山で鹿之助少年を拾った翁が「山の中で鹿の背に乗って遊んでいた子供だから」との理由で彼を「山中鹿之助」と名付けたことになっている。
大戦シリーズにおいて
戦国大戦では3種類のカードが登場。
いずれも武力偏重型の高コスト槍足軽であり、自城ゲージの残量や兵力減少といった窮地に陥るほど威力を増す計略を所持していた。
本作の計略はEX「艱難辛苦」とSR2「最終血戦」を足して2で割ったような効果となっている。
台詞
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台詞 |
開幕 |
月に示さん!これぞ我が忠義、我が覚悟! |
└敵軍にEX024_慶寿院 |
都の雷獣よ、この俺が生け捕ってくれる! |
計略 |
月よ!俺に七難八苦を与えよ! |
└絆武将 |
我が不屈の忠義は、死すらも越える! |
兵種アクション |
止まらん! |
撤退 |
屈するものかっ… |
復活 |
俺のみの命ではない |
伏兵 |
宿願を果たす! |
攻城 |
如何なる苦難も乗り越える! |
落城 |
尼子家の為、俺は何度でも蘇る! |
贈り物① |
受け取ろう。 代わりに、数えるのが嫌になるほどの勝利を返してやる。 |
贈り物② |
命を大事にしろなどと、おかしなことを言う。 けなげな奴だな。 |
贈り物(お正月) |
祈れば、自然と努力するほうにも気が向く。 神頼みも馬鹿にならないものだぞ。 |
贈り物(バレンタインデー) |
安心しろ、俺は猛毒でも死なない。 ……いや、そういう意味ではないからな! |
贈り物(ホワイトデー) |
百回でも千回でも受け取ってやる。 知っての通り、俺も諦めが悪いのだ。 |
贈り物(ハロウィン) |
今さら雷獣くらいでは驚かん。 狼でも鬼でも、根性のある者なら相手しよう! |
友好度上昇 |
俺のみの命ではない |
寵臣 |
月山の城はすでに無い……それでも俺の胸には、あの夜誓った月がある! |
└特殊 |
- |
贈り物の特殊演出
①
対象武将:緋104養由基 |
会話武将 |
台詞 |
玄117山中鹿之助 |
(都の将軍に、越後の太守。 そして目の前の、異国の弓使い) |
玄117山中鹿之助 |
(ここは猿を飼っている者が多いな。 森で育った昔を思い出す) |
緋104養由基 |
ん、どうした相棒、そんなに鳴いて。 ……自分はソイツの親同然だから敬え? |
玄117山中鹿之助 |
聞き捨てならんな、それは…… |
②
対象武将:EX024慶寿院 |
会話武将 |
台詞 |
玄117山中鹿之助 |
この気配……姿を現したな、雷獣よ! 俺が退治してくれる! |
EX024慶寿院 |
雷獣? あなた、どうも人違い…… いえ、獣違いをされているようね。 |
EX024慶寿院 |
でも確かに私、雨女で雷女なのよね。 もしかして本当に雷獣だったりするのかしら? |
情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。
最終更新:2025年02月28日 13:16