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BB/ムーンキャンサー2/性能 - (2018/08/24 (金) 22:23:13) の編集履歴(バックアップ)


2018年8月のイベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて実装された第2のムーンキャンサー。星5としては初。

+ ムーンキャンサーのクラス特性
  • 相性:アヴェンジャーに有利で、ルーラーに不利
  • スター集中度:50(キャスターと同程度)
  • 攻撃力補正:なし
  • その他:DR(即死率)0.5と極めて低い

ハワイの女神ペレの神格や、とある邪神の権能を取り込んだ影響で、
星4の彼女とは、クラススキルや属性が変更されている。

  • 「陣地作成 A」:元から持つスキル。A性能アップ。NPを貯めやすい。
  • 「大地を飲むもの EX」:ペレの固有スキル。やけど無効。そこまで役には立たないが、敵がやけどを多用するタイプだと侮れない差がつく。
  • 「女神の神核 A」:ペレ由来の特性。ダメージが常時+250され、弱体耐性を強化。
  • 「領域外の生命 B」:邪神に由来するフォーリナーのクラススキル。星2個を常時獲得し、弱体耐性を強化。

弱体耐性が素で+33%あり、デバフが通りにくく、「女神の神核」を持つため神性持ちとして扱われる。
属性は「混沌・悪・地」に変化。属性バフや特攻の対象が本家と異なるので注意。

ステータスはHPが14,000超え、ATKも11,000超えと共に高水準。
カード構成はQ1A2B2のバランス型。hit数はQ:4hit、A:3hit、B:5hit、EX:3hit。

第一段階及び第二段階は格闘ゲームを想起させる素手中心のモーションだが、
第三段階では大鎌など武器を主としたモーションに変わり、宝具演出も第三段階のみカットイン部分が一部変更される。

現状、プレイアブルのサーヴァントとして唯一〔人型〕を持たず、
かつ、唯一の〔超巨大〕持ち。

スキル

【スキル1】自己改造 EX  CT:7-5
自身に3Tのスター集中度アップとクリティカル威力アップを付与するスキル。
レベル1の時点でライダー以上の集中度となるが、強化によるクリティカル威力の伸び率が大きく、
また「陣地作成」を持つこともあり、AクリティカルでNPを多く回収出来るので、より確実にクリティカルさせるためにもなるべくレベルは高くしておきたい。

【スキル2】黄金の豚の杯 A  CT:9-7
自身に様々なバフを付与するスキル。
最大強化時、NP獲得50%、Buster強化20%(3T)、宝具威力50%(3T)、HP3,000回復、回避1回(3T)と攻防共に強力な効果を得る。
その分CTは長め。再使用はあまり望めないので、使うタイミングは考えよう。
NP獲得50%があれば、メインアタッカーとしては無論、サブアタッカーとしての雑魚散らしにも有効なので、BBをどの役回りに置くにしても最優先で強化すべき。

【スキル3】無貌の月 EX  CT:8-6
水着BBの目玉スキル。3Tの「無辜の怪物 A」相当のスター獲得状態に加え、スキルを使用した時点で配られているコマンドカードを次の2Tにも強制適用するという、ゲームのルールに直接介入するかの如き禁断の効果。
特定のサーヴァントが連続でBraveチェインを組めるように固定することで、従来の火力バフとは違う角度から火力向上を図ることが可能。
他の応用としては、Aチェインが組める状態で固定してNPを貯める等。
完全に理想通りのカードが来るとは限らないが、システム上3ターンの間に同キャラのカードが2枚以上来るターンは必ずある。多少妥協しても宝具からのブレイブチェインくらいは余裕で可能という、パーティーへの貢献度が非常に高いスキル。
注意点としては以下の通り。

  • 場にいるメンバーの誰かが倒される、「オーダーチェンジ」で控えと入れ替わる、「コマンドシャッフル」の使用等で解除される。
  • 扱いとしてはBBのバフになるため、BBが強化解除を受けると解除される。強化無効状態にも注意。
  • BBを複数並べた場合、1騎目の3T目に2騎目が使用することで5T連続で効果を受けられる。6T連続は不可能。

単純にスター獲得系スキルと見ても、「領域外の生命」の2個があるため通常の星サポーターよりも効果が大きい。
レベル10で、2030年の欠片を持たせると未凸でも20個、凸では22個を1騎で配ることが出来る上、自分のスター集中度は(「自己改造」を使わない限り)低く、アタッカーに星を供給可能。


宝具「 C.C.C. (カースド・カッティング・クレーター)

B属性の全体宝具。敵全体のチャージを確定で1つ減らし、低確率だが追加で更に1つ減少させる。(確定1+確率1で最大2ゲージ減少となる)
確定全体チャージダウンは非常に優秀だが、エクストラクラス故にクラス相性が有利になるケースが少なく、素のATKも特別高い訳ではないため火力は高いとは言えない。
宝具封じ兼ちょっと強い全体攻撃と割り切るか、火力を底上げしてくれるサポートを用意するのが好ましい。
ちなみに対種火については、天地人相性が悪いうえにクラス有利も取れないため、スキルを伸ばしきってもギリギリといったところ。

総評

スキル2つが自己強化系でアタッカーとして高い自己完結性を持つ一方で、
「無貌の月」を活かした、他に替えの効かないサポート性能すらも併せ持つ優秀なサーヴァント。
自分がクリティカルと宝具で暴れ回るだけでなく、他のアタッカーにBRAVEチェインを連発させることも出来る。
不利相性の少ないクラスで、かつカードがバランス型かつ支援能力が特定属性に依存しにくいため幅広いパーティーに組み込める。

弱みとしては、有利相性となるクラスがアヴェンジャーのみで、2倍ダメージを出せる通常の有利クラスと比べると火力が見劣りしてしまう点。
特に宝具レベルが低いと、1waveの雑魚敵を宝具で撃ち漏らす可能性さえある。
防御面については「黄金の豚の杯」の回復と回避があるため対応はしやすい方だが、CTが長く連発は効かないため長期戦には向いていない。

唯一無二の強みを持っているサーヴァントなので、役割をしっかりと持たせてあげれば十二分の活躍を期待できる。
しかしその特長は他の所有戦力にかなり依存する部類なので、彼女を活かしてあげられるかはマスターの腕の見せ所だ。

運用

構成としては、

  • BBアタッカー型:自身のカードを固定し[B,A,A]、「自己改造」の乗ったクリティカルでダメージと同時にNPを稼ぎ、宝具と通常攻撃を叩き込み続ける
  • サブアタッカー型:宝具での雑魚散らしを行なった後、メインアタッカーのカード固定と星提供でのサポートに回る
  • 純サポート型:「無貌の月」でのサポートのみを行う

等が主。
サポーターと組んだ場合の動かし方については、下の折り畳みを参考にしてほしい。

+ 各サポーターサーヴァントと組んで運用する場合の特徴


マーリン
Buster宝具威力とクリティカル威力を追求。BBをメインアタッカーにする場合の鉄板。
BBに限ったことではないが、B宝具かつクリティカル+スター集中スキルを持っているため相性が良いうえ、
自身のクラススキルと「無貌の月」によるスター獲得効果とカード固定による手数の多さにより星が確保しやすいので「自己改造」と「英雄作成」の欠点である星出しを補うことができる。
だがターン即時のスター供給がない都合上、開幕スキル使用の場合など1T目にクリティカルが活かせないケースが多い。他に「英雄作成」の強力なクリバフが持続しないのも痛し痒し。
そのため控えもしくはマーリンにゴールデン捕鯉魚図等のスター即時供給礼装を持たせておくと更に安定する。

スカサハ=スカディ
無貌の月をメインとしたWスカディ周回のさらなるサポーター。このBBはQuick1枚で相性が悪いため、スカディを起用する場合サポーター兼サブアタッカー、もしくはサポーター専任に回る。
サブアタッカー運用は主にNP50%以上から始まる礼装を付けたBBをスタメン起用し、低体力の1waveを掃討し(レベル90フォウ1000星5攻撃ステ礼装レベル20で宝具1、25000前後、宝具2、32500前後までが目安)
メインアタッカーに後を任せ3waveでもう片方のスカサハ=スカディにオーダーチェンジといった流れが扱いやすい。
なお、BBの宝具火力は決して高いものではないこと、カード固定により後半の火力は確保できることなどからスカディの防御デバフなどを1waveで使うのも手。
具体的には1waveでカード運に恵まれた場合は固定、恵まれなかった場合使用せず突破、2wave目にカード運に恵まれたら固定し必要に応じて防御デバフを使用しメインアタッカーの宝具と殴りで突破する。
仮に2waveまでに良い出目が来なかった場合は必然的に3waveで目当てのカードが来るためカード固定は不要となり2waveでBBとスカディをオダチェンし従来のWスカディ運用をするといった流れ。
注意すべきなのは、前述した通り無貌の月は使用後にメンバーに入れ替えがあると解除されてしまう点。2waveでもカードがそろわなかった場合以外は3waveまでオーダーチェンジを使えない。
この編成はメインアタッカーのNPをどう確保するかが重要なため、メインアタッカーに最も相性のいい概念礼装は限界突破したカレイドスコープ、敵HP次第では敵の数に限らず2連続メインアタッカーの宝具発動がカードがそろった状態でほぼ安定する。
凸カレイドスコープ以外でも自前でNP獲得があるキャラクターをメインアタッカーにすることで安定する。その他では上記より運要素が絡むが1waveでNPをためる、もしくは、2waveまでに固定したカードで殴りつつNPをためるなどの方法がある。

諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
カード色を選ばない汎用的なクリティカル重視型としてBBをメインアタッカーに据えられる。
回転率はあまり高くないが、全体チャージ減少がある宝具による遅延戦略もそれなりに有効。
カード属性に縛られることが基本的にないため、ブレイブチェインを狙っていけるBBと相性がいい。
さらに合計NP50%フレンドと合わせて100%の付与があるため、基本的には上記のスカサハ=スカディと同じサブアタッカー運用もできる。
こちらの場合、攻撃バフを味方全体に3ターン付与できるため、2wave以降の火力を下げずに1waveのBBの火力の底上げができる点(2waveで10%以上リチャージできる場合)
スカディと違ってQに限定されないため、アタッカーの選択肢が広い代わりにスキルバフの合計倍率が大きく劣る、また本人の星出し能力が皆無などの差異がある。
最大の違いはNP付与が3つのスキルに分かれており、宝具にNP支援がないこと。よって工夫次第で臨機応変にNPを配り安定化できる。弱点の払拭にはカレイドスコープよりも2030年の欠片がよい。
BBメインアタッカーを前提にするなら諸葛孔明とマーリンのタッグがおすすめ。2重起用との違いとして、時として封印される場合があるフレンド枠を控えに回せる可能性があるのも大きい。

サポートに回る場合、組み合わせられるアタッカーは多岐に及ぶが、
カード自体に特殊効果を付与できるアサシン・パライソ葛飾北斎水着ジャンヌオルタ等には、延々とデバフを積み続けることが出来る明確な強みが生まれる。
この3騎に限らず、「自己改造」を筆頭に3T持続の強力な自己バフを持つサーヴァントや、コマンドコードを利用しているサーヴァントのカードを固定した場合、その恩恵を常に得られるため、利用すると面白い動きが出来る。

その他

敵として登場した場合、

  • ムーンキャンサーはゲージが3つで宝具の回転速度が早い
  • チャージ加速スキル持ち
  • 全体宝具。しかも継続時間の長い火力バフスキルを持ち、直撃するとまず耐えられない
  • クリティカル強化スキルを持ち通常攻撃も強力

と、厄介な要素を揃えている。
本家と異なり、味方の動きを邪魔するスキルがなくなった上に神性が追加されているため、ルーラーや神性特攻持ちで一気に叩きのめせれば楽。
具体的に言うと水着マルタがもっと苦手になっている。手持ちかフレンドにいるなら遠慮なく鉄拳聖裁してやろう。