ステアリングギアボックスはほとんど壊れることはありませんが、長年乗っているとオイルシールがヤれてきたり遊びが狂ってきたりしてきます。
遊びの調節だけなら車載の状態でも出来るのですが、オイルシールの交換は外さないと出来ません。
遊びの調節だけなら車載の状態でも出来るのですが、オイルシールの交換は外さないと出来ません。
準備する物
8、10、13、17、22mmのレンチ
ラジオペンチ
タイロッドエンドプーラー
ベアリングプーラー
ラジオペンチ
タイロッドエンドプーラー
ベアリングプーラー
作業手順
1、
室内側のネジを緩めます

室内側のネジを緩めます

3、
ギアボックスを止めているネジを3本外します。

ユニットの反対側にも2本あります。
ギアボックスを止めているネジを3本外します。

4、
遊び等に不満がなければ分解洗浄して そのまま組みますので、よく覚えておきましょう。

泥だらけでなんだかよくわかりません
遊び等に不満がなければ分解洗浄して そのまま組みますので、よく覚えておきましょう。

5、
レベルプラグを外し、中のオイルを抜きます。
レベルプラグを外し、中のオイルを抜きます。
6、
ベアリングプーラーを使い、ギアアームを外します。

これが無いとまず外れません。
ベアリングプーラーを使い、ギアアームを外します。

7、
底部の割ピンを外して、溝付きキャップを外します。

カバーを外します。

8、
セクターを取り出します。
底部の割ピンを外して、溝付きキャップを外します。


8、
セクターを取り出します。

9、
ウォームシャフトを取り外します。
その際、ベアリングのレースも一緒に外れます。

下部のねじを外して、歯付きの調節プレートとオイルシールを外します。
ウォームシャフトを取り外します。
その際、ベアリングのレースも一緒に外れます。


10、
各部を洗浄します。
問題はないと思いますが、念のため、ベアリングの状態を点検します。
各部を洗浄します。
問題はないと思いますが、念のため、ベアリングの状態を点検します。
11、
組立は逆の順序で行っていけば問題ありません。
各部にミッションオイルを塗り、組み立てていきます。
組立は逆の順序で行っていけば問題ありません。
各部にミッションオイルを塗り、組み立てていきます。
注意する点は各部オイルシールの点検と、レースの打ち込みです。
オイルシールは上部の物は写真のように反対側から叩き出します。
アームの方のシールはコジって外します。
平らになるように打ち込んでいきます。
ソケットなどを使うと良いでしょう。
その際、本体を熱湯につけて暖めレースを冷凍庫で冷やすなどすると、比較的簡単に入ります。
アームは溝が切ってあり、テーパー状になっているので、問題なくはいります。
調節をしない場合は、元通りに組んで車体に取り付けて、オイルを入れて終了です。
オイルシールは上部の物は写真のように反対側から叩き出します。
アームの方のシールはコジって外します。
平らになるように打ち込んでいきます。
ソケットなどを使うと良いでしょう。
その際、本体を熱湯につけて暖めレースを冷凍庫で冷やすなどすると、比較的簡単に入ります。
アームは溝が切ってあり、テーパー状になっているので、問題なくはいります。
調節をしない場合は、元通りに組んで車体に取り付けて、オイルを入れて終了です。
調節する方はこちらです。