迎撃戦闘機ベグフィット Intercepter BegFit | |||
基本情報 | |||
種別 | 迎撃戦闘機(無人) | ||
設計 | バリグ産業複合体 ロットウェスト生体工業 |
所属 | 六王湖(帝政ダルト国) |
製造 | 194機(南東地域掃討作戦仕様機除く) | 世代 | 第三紀後期(第四世代) |
性能諸元 | |||
機関 | ユニット型不冷浮遊嚢器 3器 無免疫浮遊嚢器 4器 ヘ式器官 3器 循環器 1器 |
機関最大出力 | |
最高速度 | 1067km/h 1435km/h(瞬発航行時) |
航続距離 | |
固定武装 | 20mullミトラ機関リボルバー砲(21番機まで、それ以降は無し) | 外部兵装 | 小翼付属ハードポイント8箇所 |
乗員 | なし |
二次創作 | |||
作者名 | |
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フィッター、フィッターダ、フィットルデに続く六王湖迎撃機の4代目。兼ねてから噂されていた帝国のハイパークルーズ戦闘機を領空内で仕留めるべく開発が進められていたが、ラヴェア号事件とそれに続く大陸連盟設立に伴い、世界情勢が対立から協力へと移ると、対帝国機から対旧兵器に設計を変更、フィットルデ80と共に80年にロールアウトした。
外見上の特徴として、コックピット(に相当するもの)が胴体下部についているが、これは無人化したため上に乗せる必要がなくなったことと、無人操作の簡便化のために機体の中心線近くにセンサーを置くためである。また、これによって空白になったコックピット部分には、小型の生体器官を置くことが可能になり、その低い運動性を補っている。
円状に配置された6器の生体器官は3器がメインエンジンに相当するユニット型だが、そうでない方は脱着が可能であり、ブースト時に消耗しきることが可能。なお、この3器は無免疫型であり拒絶反応を起こさないため、従来のものに比べて整備性が優れている。
最後尾にあるヘ式器官は対旧兵器用に増設したもので、3器のヘ式による爆発的な加速は、その独特なブースト音で10ゲイアス離れた民家の窓を割れると噂される程のもので、一気に300km/h以上の加速が可能。また、ヘ式器官は加速自体は大気に依存しないため、高高度においては地表近くよりもさらに速くなる。このため目覚め作戦では高高度での戦闘及び対衛星攻撃に従事した。
フィットルデまでは有人機であったが、ボーニンシリーズでの積み重ねが功を奏し、完全な"無人"化を達成、命令に忠実な機体となった。 センサー類は眼球が加速時の強烈なGに耐えられないため機械化。メルパゼル技術者との協力で開発したが、全く技術系統の異なる人たちによる作業であったため、初等教育レベルの研修から始まってしまい、全行程中最も時間のかかったパーツになった。 開発に協力してくれた例として、メルパゼルのキタラギ医大に1機、寄贈されている。 |
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フィッターダ58から採用された20mullミトラ機関リボルバー砲は孫にあたる本機にも受け継がれてはいたが、空気抵抗が大きいことと、旧兵器には無力として21番機までの搭載に限り、以後は装備されなかった。
翼の代わりに付けられている小翼にはハードポイントが8箇所あり、そのうちの6箇所を常用する。なお、対旧兵器用としてはいるが、対生体機の切り札であり帝国などから条約違反と罵られる、R-FKS-2ガーナ濃縮ガスロケットを搭載可能。 無人である都合上、神経派誘導ミサイルを搭載できないので、自ら画像識別誘導能力を持つL-FKP-8ヴェズデミサイル、L-PKL-24ユップミサイルの無人機専用装備とメルパより輸入したミサイルのみ使用可能。 旧兵器相手には生探が効かないことから、機首下部にメルパ製の高性能レーダーを搭載しており、連盟軍での活動に支障が出ないようにしている。旧兵器掃討作戦後は返却し、 |