ストーリーその50 RUNNER'S CREED
民間人として生きていた熱血はある日、何者かに拉致されてしまった。
気がついたとき、熱血はブラストという機械に乗せられ、DNAに記録された“先人たちの記憶”
その奥にある『何か』を手に入れるために働く、ベテランとインテリに軟禁されながらその記憶を夢見る毎日を送る羽目になった。
その夢で見る“先人”と一体になった自分は……
クールは、抜きん出た才覚で若くしてS1クラスを得た凸屋であった。
しかし、その実力ゆえの慢心で、待ち伏せされていた重火の部隊に遭遇し、任務は失敗。部下2人を失ってしまう。
その責任のためS1クラスと装備を剥奪されたクールは
クラン長の老練から汚名返上の機会を与えられる。
「9つのコアを暗殺せよ」
凸屋としての名誉と地位をを取り戻すため、クールは孤独な戦いへと身を投じてゆく……
世は復興歴、GRF、EUST両陣営がニュードと陰謀によって天地を駆ける時代。
その中を忍び、突如現れ、目的を達したら溶けるように身を隠す……
そんな、凸屋の信条とこの世界の陰謀と真実が交錯する物語。
ストーリーその49 傭兵王クガガイガー
復興歴07年、老練夫妻の元に空から一機のメカピューマが降って来る。メカピューマ「クガゴン」は夫妻に赤子「少年」を託し、再び空へと飛んで行った。
そして復興歴13年、宇宙飛行士「熱血」は謎の機械生命体と宇宙空間で衝突。危うく命を落とし掛けるが、「クガゴン」によって助けられる。その時、彼の手には緑の稀少素材「ニュード融素子」が握られていた。
それから7年後の復興歴15年、突如機械生命体タイハーが地球侵略を開始。その時、人々の希望を背負い、「クガゴン」と共に鋼のサイボーグとなった「熱血」が現れる。
「熱血」はメカピューマとフュージョンし、ブラストランナー「クーガ-」へと変形する。さらにどこからともなく出現した3機の「クガーマシン」と合体。勇気の力を「ニュード融素子」で己の力に変える鉄の巨人「クガガイガー」となり、人々を守るために戦い始めた。
タイハーロボの核を破壊しようとした熱血の前に、成長した「少年」が姿を現す。驚くべき事に、彼はニュードを思わせる緑色の髪と緑色の羽根を持っていた。
呪文と共にタイハーロボの核を消滅させた「少年」は何処かへ去ってしまった。
今思えば、それが長きにわたる闘いの幕開けだったのかもしれない。
「ソノッ! アンドメタモォォォッ!」
ストーリーその48 BORDER REACH
REMEMBER EOS
人類が地球においてマグメルを撃破し、その存亡の危機から脱する以前、地球の最終防衛ラインに位置する惑星エイオースでは歴史の流れを変える壮絶な戦いが繰り広げられていた。
BB: EOS ― 人類の命運をかけた壮大な戦いを描く『BORDER BREAK』 三部作の前日譚が、ついに語られる。
人類を存亡の危機から救うため、GRFチームの一員として重要任務を遂行せよ。ボーダーたちの勇気と犠牲の精神と共にこの激闘に挑め。すべては、ここから始まる。
ストーリーその47 ダリーヤ
大いなる二つの組織、いったいいつの頃から存在しているのかわからないが、二つの組織があった。
ひょっとすると、BBの存在するはるか昔から存在していたのかもしれない。
この二つの組織は、いがみあい、ぶつかり合っていた。どちらが正でどちらが悪なのか?
どちらが光で、どちらが影なのか? そんなことに意味はなかった。ただ争い合う意識がある。
この二つの組織がぶつかり合うことで、さまざまなBRが生まれ、さまざまなお札が、破壊されて来た。
ニュードすらこの二つの組織が、ぶつかり合うことで存在するようになったのだ。
もしかすると、このBBも二つの組織が生み出したのかもしれない。
そして、つねに二つの組織は争って来た。この争いは永遠に続くだろう。さながら、財布がブレイクするための、身振るいのように....
ストーリーその46 ボダらの太陽
―――そう遠くはない明日
いつか来るはずのアップデート
BとCの輪廻にYWOストライプが介入する時
種の進化は止まり、種は滅びる――――
人々がコア凸を忘れた暗黒の時代
闇の一族「イモーヘビ」の出現により
太陽の街「ジグン・ベース」は死の街と化した
すべての生命種を「コアニート」と化す闇の呪い
暗黒物質「ニュード」による「物欲センサー」
かつて最強のコアブレイカーと呼ばれた男も倒れ
人々の希望は打ち砕かれた
だがその日
コアニート彷徨うジグン・ベースを後にする一人の少年がいた
彼こそは太陽銃「38式ヴォルペ狙撃銃スコーピオFAM」の継承者にして
コアブレイカーの血を引く最後の希望、太陽少年「少年」
彼の向うは「ダリーヤ遺跡群」
イモーヘビが引き起こした世紀末現象により
さまざまな時代と場所が混線した死の都
AC-マルチウェイを武器に、少年は父親の仇を取ることができるのか?
すべてのボーダーを脅かすワフトローダーを食い止めることができるのか?
そして
「ボダらの太陽」を取り戻すことができるのであろうか?
ストーリーその45 BODAQUISH (ボダキッシュ)
未来は夢に溢れているはずだった・・・。
宇宙に浮かぶ巨大衛星エイオース。
「ソテル計画」の拠点として建造された大型の研究開発コロニーだ。
巨大な研究施設では、サンプル資材からニュードを抽出し、様々な実験を行なっている。
しかし、そのエイオースが何者かに占領され、研究施設は大量破壊兵器と化してしまった。
敵は、貯蔵されていた大量のニュード原液を解放し、SEGA本社に照射。
一瞬にして牛マンの命は奪われた…
一方、GRFでは、『EUST』による宣戦布告を受けていた。
環境保護を謳いクーデターを起こしたばかりの組織だ。
彼らの要求は、GRFの即時無条件降伏及び全ニュード技術の廃棄。
さもなくば次はGRF本部の存在するヨーロッパ全土を攻撃すると脅してきた。
この世界最大の危機に救世主として指名されたのは、あのベテラン。
3度の戦争を経験し、シルバースターと海軍殊勲十字章を受章した英雄だ。
すでに彼の艦隊は、エイオース付近まで接近している。
この艦隊には、傭兵要請・派遣の中立機関であるマグメルから、一人の男が派遣されていた。
名目上は新型バトルアーマー玖珂の性能テストということでの同行だが、別の密命も受けている。
『EUST』によるヨーロッパ攻撃まで、残された時間はあと僅か。
それぞれの思惑が交錯する中、世界の存亡をかけた戦いがいま始まろうとしていた。
ストーリーその44 鉄玖珂
GRFのボーダー候補生として訓練を受けることとなった熱血だったが、教官であるベテランに基地内を案内されている最中、突然の空爆が基地を襲い、2機のブラストランナーが基地を蹂躙した。
この際、教官は足を負傷。熱血はベテランやグラントの制止も振り切り格納庫の次期主力ブラストランナー「クーガー」に飛び乗り、『スティック2本、レバー1本、スイッチ40個、フットペダル3つ』の操縦席に戸惑いながらも、奇襲部隊を撃退した。
この事件の直後、EUSTはGRFに対する敵対を宣言。 ここに、第一次採掘島紛争勃発する。
この紛争は、EUST陣営のベースが破壊され、防衛のブラストランナー部隊が壊滅することにより終結した。
しかし、EUST最高責任者の身柄確保には至らず、禍根を残した。
停戦から1年半後、潜伏し力を蓄えていたEUSTが再び戦端を開く。
EUSTはベースにNAN調停委員、及び採掘島和平派要人を監禁したが、GRFが救出に成功。
撤退を繰り返しつつも、港外に停泊していたアナスタシスへ立て篭もるEUSTだったが、GRFは同客船を制圧。
EUST首謀者の戦死をもってEUSTは壊滅。第二次紛争は終結した。
さらに2年後。
GRFの強引な統治政策に採掘島市民は反発。市民の支持を失ったGRFは、EUSTの再結成を許してしまう。
柔軟な戦術と多彩なブラストランナーに支えられたEUSTは、一点突破に頼りがちなGRFに抵抗。
第三勢力の介入など予想外の展開があったとは言え、戦争はGRFの予測を上回って長期化し、最終的に、第三採掘島を非武装中立地帯として、その南北を各軍の領有地とすることで両軍は停戦合意した。
事実上のEUSTの勝利で第三次紛争は幕を閉じた。
……戦いは終わらない。
ストーリーその43 デスマーゲイストライフ
1996年、ニュード症候群という病がヨーロッパ中に広まっていた。 10年前、コンバット熱血は
GRF軍の傭兵として戦場を駆けめぐっていた。
形勢悪く敗走中、クール、ベテランの両戦友と、偶然見つけた遺跡に逃げ込み、3つの扉に入った。
そして、それぞれメタモチップ、古文書、銃を手に入れた。 銃の名は”マーゲイストライフ”。
3人はその知恵と力と資金によって脱出し、無事故国に生還した。 その後、お互いに顔を合わすことはなかった。
10年を経過して、熱血は医者になっていた。 ニュードの流行に10年前の記憶から、突き動かされるものを感じ、
その因果関係を解明するために訪れた最初の街ブロア。 そこは街全体が魔物の住処と化していた。
そのとき思わず使った銃――マーゲイストライフが熱血を助け、そして、 たたかうごとに、マーゲイストライフははより強力な武器へと進化していった。
エイオース、トラザ山岳、第三採掘島、ふとした事から友情を交わしたグランツの館、
病の流行と銃の謎を解き明かすため、コンバット熱血は次々と襲いくるモンスターと戦う。
ストーリーその42 刃語 (エッジがたり)
採掘島に籠り修行に明け暮れるエッジの元に、フィオナと名乗るオペ子が現れた。
「そなたには伝説の整備士グラントが作ったという12本の刀を集めてもらいたい」
ニュード争奪戦争において、その刀の力は戦局すらも大きく左右するという。
12本の刀とは曰く、
早刀『デュエル』
連刀『マーシャル』
魔刀『ティアダウナー』
鋭刀『リヒト』
爆刀『コング』
砂刀『パイン』
葬刀『リムペ』
滅刀『ギガノト』
癒刀『リペア』
砲刀『タレット』
射刀『カタパ』
要刀『コア』
12本の刀を集める為、持ち主である12機のブラストと戦う旅が始まる。
ストーリーその41 BORDER BREAK BRV(ブラスト・ランナー・バリエーション)
R.E.46年、開戦当初GRFの新型機動兵器「ブラストランナー」に苦戦を強いられていたEUSTだったが…。
独自のブラストランナーの開発に成功。
一気に反抗に出た。
これに対し、GRFも次々と新型機を投入。戦場には無数のブラストランナーが現れては消えて行くこととなった…。
……炎天下のGRF基地。ブラストランナーの整備を行う技師の目には、太陽を背にし、基地へ接近する機影の姿が映っていた。
「イヤッホウゥ!ワフトローダーからのダイブ、最高だったぜ!!」
それこそ、GRF基地を強襲しに来たEUSTの機体であった……。
最終更新:2011年04月08日 07:43