ディスカス支給開始に揺れるD51
支給延期を繰り返し、一度は計画そのものが白紙化となったディスカスが、ついに本日より支給開始となった。
しかし、それをを目の当たりしたボーダー達は皆、「どうしてこうなった」と首を傾げることとなった。
懸念されていたパージ機構は大方の予想通り、戦闘前の組み替え方式となり無難な形に落ち着いたが、『中量寄りの重量タイプ』と目されていた性能のその実は『重量寄りの中量タイプ』であり、競合はクーガーやツェーブラなどであった。
さらに問題視されたのは、販売されるのは『ディスカス プロト』であるが、それの装甲パージ版である『ディスカス ダート』を使用するためには、追加GPと素材を払い、派遣されたナクシャトラ社下請けの作業員に『プロト』の装甲を外してもらうという、意味不明の手間賃が必要となる点である。
「ただ装甲を外してもらうだけなのに、なぜあんなに値段と素材が張るのか。そのクセ、一度作業した後の装甲の付け外しは自己責任という投げっぱなし。アフターサービスもあったもんじゃない」
とは、早朝店舗凸しディスカスを購入した、とあるナクシャトラファンの男性ボーダーの言である。
支給延期の繰り返しから積もるナクシャトラ社への不満は臨界点に達しようとしており、今後リリースを控えているヤクシャ・弐への影響も少なくないと思われる。
・・・なお、同日、重火力向けの新武器『ヴルカンLG』シリーズもひっそりと支給開始となった。
完全な新武器であるにも関わらず、サテライトニュースにも上がらず、アナウンス無しで昼前から突然の支給開始となり、困惑したボーダーが多数見受けられた。
性能自体はクセの少ない、
強襲兵装の主武器に似た取り回しとなっており、最近良く見受けられる軽・中量タイプの重火力に対し一定の需要が見込まれている。
シュラゴン、規制か?~基本を思い出そう~
滅多に目撃することがなく、目にした暁には幸運がやってくる。
明日の命すら保障できない傭兵らしい話まで流れているシュラゴン。よちよちと歩く愛らしい姿は、硝煙が充満する戦場に紛れ込んだ青き小鳥のようである。
希少性の観点から保護の対象となっているシュラゴンだが、規制されるのではとの噂が飛び交っていたことをご存じだろうか。
「出撃しようと航空機から飛び降りて着地しようとしたんです。そうしたら、いきなりガコンって音がして。どんなに操縦桿を動かしても機体が動くことはありませんでした……」
そう話すブラスト乗りのまじめさん。彼女は一か月前にボーダーとなった新人で、最近は自分に合ったブラストを探していた。
今回は友人から機体パーツを借りて、シュラゴンの
重火力兵装で出撃したのだ。
しかし、着地時に脚部が損傷し、そのまま立ち往生。撤退を余儀なくされてしまったのだという。
「あー、整備不良?それは絶対にないな。俺の仕事は不備のないパーツを揃えることなんだ。それに、パーツ販売と整備は別々の分担になったからな。チェスカもまだ若いが腕は確かだ。俺が保障する。整備が滞って機体がうまく動かないとか絶対にありえない。だいたい、着地にブーストを吹かしていないからこうなるんだよ。着地の衝撃を消して、素早く次の動作に移るのは基本の中の基本だろうが」
取材に対し、自信満々に語るグラント氏。この道数十年のメカニックを信頼する者も多い。事実、彼の怠慢が原因ではないと断言するブラスト乗りが大多数である。
事件が前述した一件のみならず、数件にわたって起きたことで、シュラゴン研究所をはじめとした保護団体が一斉に調査を開始した。
これにシュライク系統を好むボーダーも協力。シュライク自体が凍結される可能性もささやかれていただけに、高速機を愛用する者にとっては死活問題なのだ。
シュラゴンとは、軽量級の脚パーツに重量級のその他パーツを組み合わせたアセンブリである。無論、軽量級は速度を確保するために装甲が取り払われており、脚はまるで風が吹けば折れそうに細い。
ブラストの移動には航空機が必要不可欠。保護団体の最終報告によると、高空から降りた際の衝撃に耐えきれず、脚部が損壊してしまったのである。
これがシュラゴンの地位低下を狙うシュライム研究所の計略ではないかとの疑いに、シュライム研究所は否定の声明を発表した。両者は二律相反であり害する利はないとも表明。以前からこの研究所はいかなる政治的思想で行動することはないと標榜しているので、EUSTやGRFとは無関係のようである。
傭兵支援組織マグメルはこの騒動は静観の姿勢を打ち出している。
シュライクの開発会社であるAE社も、自社の製品に過失はなかったと発表。基本動作にかかる負荷はあらかじめ計算しているため、勝手に分解することはないとのことである。
対策であるが、グラント氏が言っていたように、着地際にブーストを吹かして衝撃を緩和する方法が提案され、一定の効果があるといわれている。
ブラストは移動に戦闘、占拠や拠点破壊など、様々なことをこなさなければならない。その中で基本が頭から抜けてしまうのは致し方ないのかもしれない。
とはいえ、全ては基本の延長線上にある。ここらで一度、初心に帰ってみてはどうだろう。
自由なアセンブリも操縦者の腕の見せどころ。戦闘スタイルによって、自身にあった組み合わせを選ばなければならない。
だが、基本をおろそかにしていてはせっかくの機体も活かすことはできない。
基本が大事なのは、シュラゴンもいかなる機体も一緒である。少なくとも、自身の未熟を機体に責任転嫁することだけはないようにしたい。
なお、この記事にてインタビューしたまじめさんはグラント氏に謝罪。
現在は期待の新人として、シュラゴンを駆りひとひらの幸運を各地で振りまいているという。
ディスカス、開発計画白紙へ
本日午前8時、ナクシャトラ社本社にて緊急会見が開かれた。
そこで、開発中であった新型BR“ディスカス”の開発を一度白紙化し、
コンセプトから改めて設計し直すという旨が発表された。
集まった記者からの質問を遮り、10分という短い会見は即終了となった。
「結局パージ機構に無理があり、戦闘中の装甲パージを諦め、出撃前の組み替え式という無難な形に変更するのか」
「円盤デザインにこだわりすぎて重量がかさみ、装甲が確保できなかったか」
「開発者が夜逃げしたのか」
「ゴンゾかシャフト辺りに丸投げしたのか」
「ゴルゴムの仕業か」
など憶測が飛び交っているが、今現在もナクシャトラ社からの公式発表はない。
「俺は太陽の子! ASG-スィーパー! ア゛アァッ!エ゛ェックス!」
「コアを攻撃し採掘島の平和を脅かす修羅麻ども、絶対に許゛さ゛ん゛!」
「
リペアユニットがある限り俺は蘇る、何度でも!」
という叫び声が聞かれたという。
「はやぶさ」おつかい成功記念イベント開催のお知らせ
16日、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワよりサンプルを採取していたことが確認・発表された事を受け、SEGAはこれにちなんだ特別記念イベントを開催する旨を発表した。
イベント名は『「はやぶさ」おつかい成功記念 装備限定戦』
イベント内容としては、各兵装、補助武器以外の装備とパーツは持ち込み自由だが、補助武器のみ、全兵装「ファルコン(=はやぶさ)偵察機」となる。
また、特別イベントのためEPが付与されず、
代わりに試合後は通常の報酬ボックスを開ける事になるが、
中身は全て隕鉄塊である。
ブレちゃん、ダブちゃん、クラちゃんが高確率で登場するお祭りイベントだが、
赤色だろうが10箱開けようが、中身は全て容赦無く隕鉄塊である。
クラちゃんに至ってはイベントのためCP変動は無く、完全に空気。
このイベントについて、早くもボーダーの間では、
「はやぶさを利用した低レアリティ素材の在庫処分イベント」
「
ファルコン偵察機で上空からブレちゃん達を愛でるイベント」
「
クラン演習の方が素材的にはるかにマシ」
という厳しい声が挙がっている。
マグメル、再度ネタうぃき芳名帳メンバーの少年の誘拐を試みる
本日午後10時頃、マグメルが再度「少年」の誘拐を試みようとしている情報が入った。
今回の誘拐は陽動として同時に神社に進行するとのこと、作戦内容がバレているにもかかわらず作戦を決行する可能性があるため
ネタうぃき芳名帳メンバーは厳戒態勢で警戒にあたられたし
なおこの作戦の指導者は前作戦の指示を行ったフィオナと思われる。
また先日
高振動ブレードシリーズの支給が始まった。
補助装備のため先生が装備できないという欠点がある。
またナクシャトリャ社のディスカスはまた支給が延期された。やはりパージ機構に問題があるようでまだ支給はされないそうだ。今年中に支給されるかが問題である。
マグメル、ネタうぃき芳名帳メンバーの少年の誘拐を試みる
本日夜9時頃、マグメルから
望駄阿神社に緊急の健康診断としてアバターが「少年」のメンバーを診察所に向かうよう依頼があった。
マグメル側は最新型ワフトローダーを神社に送り、少年たちはフィオナの指示で目的の場所へ行くことになった。
だが、
「ニュード汚染が悪化している話は聞いてない。」
「少年以外の人が乗ろうとしたら断られ、とある少女はフィオナにより無理矢理ワフトから投げ飛ばされた。」
などと健康診断としては疑わしいものだった。
フィオナの性へk・・・・いや、性格から少年を誘拐することが目的ではないかと疑問に思い
ほかのメンバーは、ネタうぃき芳名帳メンバーの少年全員を乗せたワフトを追跡調査をした。
その結果、健康診断ではなくフィオナの欲を満たすための少年の誘拐だと判明した。
このことにより、ネタうぃきメンバーとマグメル(フィオナ)との交戦が始まった。
マグメルの戦力は大きく、ネタうぃき勢が苦戦しているうちにフィオナが神主氏の上半身を視姦し、じっくりと捕食しようとした。
だがグーガーⅢの攻撃をかいくぐった仲間がフィオナに致命傷を負わせ、神主氏は童貞を失うことを免れた。
その後もクーガーDXによる激しい攻防もあったがネタうぃきメンバーの一致団結により、四度目の神社大破を防いだ。
世界を支配するといってもいいマグメルを退けたという出来事は、EUSTやGRFだけではなく世界中の国がネタうぃきの強さに驚愕せざるを得なかった。
この戦闘によりフィオナは重傷を負ったが(死亡したという意見もある)いまだ身元が確認できていない。
また、このことを通して、元々怪しいと疑われたマグメルに不安を抱くボーダーが増大している。(特に少年)
なお、この事件が起こった経緯は
神社戦3、今回の事件の具体的な内容は
神社戦4にて確認ができる。
調整難航? ディスカス再度支給延期
本日より戦場が新MAPであるウーハイ産業港に指定された。
大変入り組んだ地形となっており、個人演習をサボったボーダーはもれなく迷子になるという状況である。
さて、そんな中、本日支給開始予定であったナクシャトラ社の新型BR“ディスカス”が、再度支給延期とアナウンスされた。
エアバースト主役機という位置付けをされているディスカスだが、これで放棄区域D51とウーハイ産業港、2か所の新MAPお披露目会には立ち会えない事となった。
ナクシャトラ社は支給延期の理由を、“クオリティ向上のため”としたが、取材をお願いしたナクシャトラ社下請け会社の社員はこう語る。
「ご存じのように、本来はTSUMOI社のセイバーと同時ロールアウトの予定だったんですが、公式報道の通りパージ機構に不備がありまして延期となりました。
実はこのトラブル内容なんですが、装甲をパージした際に武装ラックやブースターまで脱落してしまう事があるという、BRにあるまじきトンデモ欠陥でして。
ナクシャトラ社は慌ててパージ機構の見直しを図ったのですが、改良型のテストの際に、全身装甲をパージするはずが今度は脚部装甲だけパージされてしまい、ちょっとしたシュラゴンみたいな格好になってしまったとか。
こんな状況ではとてもじゃないが今日までに間に合わせる事は不可能な状態なので、再度の延期を決定したんだと思います。」
…との事。
新興企業らしく“装甲をパージし軽量化する事で多様なニーズに対応する”という従来の枠に囚われない発想で勝負して来てはいるが、兵器に求められるのは奇抜さ・特殊性より確実さ・堅牢さであり、それが軽視されてはボーダー達は安心して機体に身を預ける事などできないであろう。
今回の一件は、ナクシャトラ社の企業の若さを露呈したものと言えよう。
今後の奮起に期待したい。
…なお同日、重火力兵装向けに新型のロケットランチャー“
サワード・スマイト”が支給開始となったが、素材の要求が厳しい上に値段も1100GPと高価、性能も微妙とあって早くもさん☆ぱい議論が活発化している。
なんでも、一部ボーダーの「サワラグを撒き散らす軽~中量級を仕留めたい」「ガチムチは無理でもフル毛は直撃ダウンが取れるように」「爆発範囲は初期サワより上で」「弾速はXMなみに」という無茶苦茶な要求に応えた特注品らしく、一般向けの販売とは違うとか。
懐具合と戦闘スタイルに要相談の上で購入されたし。
最終更新:2011年01月29日 19:19