古代祐三

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古代祐三 - (2020/05/09 (土) 19:32:16) の編集履歴(バックアップ)


こしろゆうぞう

日本で活動しているゲーム音楽作曲家。現在は株式会社エインシャントの代表取締役を務めている。
音楽家の母の子として生まれ、母親からピアノを習い、その他にもバイオリン、チェロを習う。
また、久石譲氏に師事し、音楽の手ほどきを受けた。
大のゲーム好きとして知られ、ストリートファイターIIを基板ごと所有していたり、
ドルアーガの塔の音楽に惹かれ、電波新聞社刊の「ベーマガ」のサウンドコンテストに応募していた。
エインシャイント設立後は作曲だけでなく、ゲーム作品の企画や制作にも関わるようになる。

以前はオニオンソフト、日本ファルコムに所属していた。日本ファルコム時代の主な名義は「YK-2」。
ゲーム制作スタッフになりたくてファルコムへ行った際自作の曲を収録したカセットテープを持参した所、音楽スタッフとして即採用された。
高い楽曲センスで有名なファルコム社のゲーム音楽の基礎を作り上げた、同社を代表する人物であった。
現在同社で活躍しているFalcom Sound Team jdkは氏が退社した後に結成されたサウンドチームである。
彼の影響を受けたゲーム作曲家も多く、彼にあこがれて日本ファルコムに入社した作曲家の卵も多い。

使用するゲーム機の音源を最大限まで活用して作られる音のクオリティはそのハード全盛期と比較しても考えられないほどに高い。
特にクインテット開発のアクトレイザー(SFC)はそのあまりの音色のクオリティの高さからとんでもない逸話を持つ。
この作品を聴いた植松伸夫氏は衝撃を受け、当時開発中だったファイナルファンタジーIV(SFC)に使われる音色を開発最終期にもかかわらず最初からから作り直した。
近年では世界樹の迷宮シリーズのBGMを担当していることで有名。
歯ごたえのあるゲームバランスと共に音楽も高い評価を受けており、ランキングにも多くの曲が上位にランクインしている。

作曲作品の一例



代表的な曲



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