ゼエン教とは、星の民の力を読み解き、その大いなる意思を授かることを教義とする宗教である(レッドラックSRフェイト)。この教えは星の世界と空の世界を繋ぐ導きであり、星の民の加護を信じる者の魂は永遠の幸せを手に出来ると説いている(ソフィア光SSRフェイト)。簡単に言うと、「明日から笑って暮らすために過去を活かしましょう」というもの(レッドラック土SRフェイト)。
覇空戦争の時代に戦争があった全ての跡地を聖地としている。(ソフィア光SSRフェイト)
ゼエン教には特定の神を据えないという特徴がある。(レッドラック&ソフィア クロスフェイト)
ソフィア、レッドラックなどが教徒である。ソフィアは大僧正の孫で高僧。また、レッドラックは元々盗賊だったが、重傷を負った際にゼエン教の教徒に救われ、盗賊家業から足を洗うきっかけとなった。(レッドラック&ソフィア クロスフェイト)
過去を観る力
ゼエン教の僧侶は、星晶獣の力の残滓、ひいてはそこで起きた過去を観ることができる。ゼエン教はこの過去を見る力によって空の世界に残された星の民の徴を読み解き、星の民の意志を授かろうとするものである。そうして得た知識で人々を幸せにすることが教義となっている。(ソフィア光SSRフェイト)
この過去を見る力を与えられるのは、大僧正やそれに関連する位階の者のみである。ゼエン教が過去を見るのは、過去を嘆くためではなく未来を創るためではないか、とソフィアは考えている。(ソフィア光SSRフェイト)
「この地に残る星の力の残滓たちよ……我が杖を通し、体現せし歴史の一端を我が前に示せ」(ソフィア光SSRフェイト)
聖地巡礼
ゼエン教では覇空戦争の跡地を聖地と呼び、教徒達はそこを巡る性質がある。各地を巡る巡礼の中で、旅人や騎空士と縁を持つ者もいる。(レッドラック&ソフィア クロスフェイト)
大僧正を継ぐ者には、聖地巡礼が試練として義務付けられる。ソフィアは大僧正である祖父から、この巡礼の試練を課されている。(ソフィア光SSRフェイト)
巡礼者達が道草を食って人助けばかりをしていることで、ゼエン教の信徒が増え、増えた信徒たちも人助けを行うのだ、とレッドラックは考えている。(レッドラック&ソフィア クロスフェイト)
ヴァッヘン派
信仰の為ならば手段を択ばない過激な思想を持つ宗派。(ラスティナ土SSRフェイト)
ラスティナの故郷は覇空戦争の跡地に建国された国であり、地下には当時の遺産、すなわち星の民の遺産がそのまま眠っている。これを欲したヴァッヘン派は、妻の死で落ち込んでいたラスティナの父を唆し、ゼエン教を国内へと呼び込ませて戦乱を巻き起こさせた。また、同派はラスティナの妹を連れ去りもした。ラスティナの所属するラスティナの故郷の国は反ゼエン教の風潮が極めて強い。ラスティナの所属する騎士団は、ゼエン教廃絶を目指している。(ラスティナ土SSRフェイト)
ヴァッヘン派の目的は過去を変えることであり、そのために「過去を変える遺産」を探していたが、遂にその残骸を発見した。(ラスティナ土SSR最終上限解放フェイト)
過去を変える遺産
ゼエン教の伝承には「過去を変える遺産」が存在しており、熱心なヴァッヘン派教徒となったラスティナの父は、妻を失った過去を変えるべくこれを探し求めている。(ラスティナ土SSRフェイト)
ヴァッヘン派は、過去を変える遺産を発見した。同時に発見された星の民の文書によれば、遺産は何かを複製する過程で生まれた失敗作で、何らかの理由から星の民の手で破壊・破棄されたものであった。ヴァッヘン派が遺産の修復を試みたが失敗に終わった時、ある組織から、遺産のデータと引き換えに技術提供と技術協力の申し出があった。これにより遺産は完全修復のめどが立ったが、ヴァッヘン派は遺産の使い方について分裂し、争いが起こった。(ラスティナ土SSR最終上限解放フェイト)
特別な薬
ゼエン教には特別な薬が伝わっており、これは星の民の力を観ることで得た知識をもとに作られた。非常に高い効果を持つが、作るのに大変な労力がかかる。(ラスティナ土SSRフェイト)