グランブルーファンタジー 世界設定まとめWiki

走艇

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 スカイレースを行う際に使用される小型の騎空艇騎空艇よりも随分と小さい大きさをしている。その色や形は様々。普通の騎空艇とは異なり、あまり高く飛ぶことはできない。地面の上に少し浮いた状態で、文字通り走るように移動する艇。(イベント「プラチナ・スカイ」第1話)

 乗りこなすにはコツがあり、安定する姿勢、加速時の体重移動、操舵レバーの握り方などがある(同第5話)。走行速度が遅すぎると機体が安定しないとのこと(同第1話)。
 また、燃料が減って機体の総重量が落ちると風の影響を受けやすくなるので、操縦中はマシンの状態にも気を配らなければならない。繊細な乗り物だが、レーサーにとってはそこが面白いところでもある。(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第5話)

 小回りの利く操舵で、荒天でも飛ぶことができるのが強みの一つである(同第3話)。(走行速度を上げることで機体が安定するため、)気流の激しい嵐などの中では少しでもスピードを緩めると揚力が乱れて吹き飛ばされることがあるらしい(同第5話)。

 無茶な乗り方をすると、エンジンが焦げることがある。(イベント「プラチナ・スカイ」第5話)

 メカニックであるファンジオが走艇への給油を指示していることから、その燃料は何らかの油であるらしいことが伺える(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第4話)。

 シェロカルテは、自分の管理する倉庫に走艇をコレクションしている。(イベント「プラチナ・スカイ」第1話)

登場した機体


ナイトサイファー


 シェロカルテの倉庫で眠っていた、夜空のような濃紺色の走艇。非常に古い型をした二人乗りの艇で、攻撃用のギミックなどは搭載されていない。ルリア曰く、他の走艇とはちょっと違う感じがするとのこと。艇の名前はプラチナムスカイカップに参加する際にグラン/ジータが名付けたもの。(イベント「プラチナ・スカイ」第1話)

 倉庫の奥で埃をかぶっていたところをシェロカルテの知人が見つけ、扱いに困っていたのでシェロカルテが引き取ったという経緯がある。ファンジオ曰く、ざっと五百年近く前、覇空戦争の頃に造られた艇ではないかとのこと。(同第1話)

 ファンジオ曰く、機関部のつくりが現代の一般的な走艇のものとは全く異なっているという。古い機体だが、現代の走艇と比べても非常に高出力かつ高効率の恐ろしく優れた仕組みで動いている。覇空戦争辺り、星の民に対抗するために空の民が開発した技術、星を裏切って空に味方した星の民の知識が応用されて用いられているのではないか、とのこと。この機関部のつくりを再現できる者は現代には存在しないのではないか、と語った。(同第4話)

加速装置

 星の民の技術が使われた謎の加速機構を有しており(イベント「プラチナ・スカイ」第2話)、操舵レバーを強く押すことで加速する(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第2話)。操舵レバーの他に、加速装置のギアをもう一段買い上げるレバーが存在する(同第6話)。最後の加速装置は、二人の搭乗者が同時に操作する必要がある。(イベント「プラチナ・スカイ」エンディング)

 イベント「プラチナ・スカイⅡ」においては、この加速装置を使用する度に、ニムムシュ島で発掘された超古代文明の遺物「天候操作装置イシュクル」への干渉が発生していたことが判明する。このイシュクルと何らかの関係が疑われる。(第6話)

 そこで、イシュクルを発掘した考古学者にナイトサイファーを見せたところ、動力部のしくみは確かに覇空戦争頃のもののようだと推定された。一方で、“エネルギーを発生させる核”の部分はイシュクルと同じくらい古いものであると推定された。つまり、何万年も前の超古代文明の遺物である。更に、ナイトサイファーの“核”は、イシュクルの動力源として推測していたものと同一である可能性すらある、と考古学者は述べた。(第6話)

 ナイトサイファーの加速装置が稼働した時、すなわち動力部が高出力でエネルギーを発生させた時に、イシュクルと共鳴を起こしていたのだった。(第6話)

ブルーオービット


 ミュオンの愛機。青い光を放って駆ける様から「蒼い流星」と呼ばれる(イベント「プラチナ・スカイ」オープニング、エンディング)。攻撃用などの装置は何もつけず、ただ速く飛ぶためだけのチューニングになっている(同第5話)。そのため、どの走艇よりも軽くてもろく、荒天を飛ぶには向ていない機体である(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第6話)。

 ナイトロバーストと呼ばれる加速機構を備えている。爆発的な加速を可能とするが、その使用は一度のレースの間に二回までという制限がある。(イベント「プラチナ・スカイ」第3話)

 イベント「プラチナ・スカイ」では、プラチナムスカイカップの予選と決勝で機体のセットアップが大きく変わっている。決勝用のセットアップでは、機体の機関部を強化してナイトロバーストシステムの出力を上げているが、この出力に耐えるため機体の素材が予選より硬いものに変わっている。また、素材を変えたことによって増えた機体重量を減らすために、あちこちのバランスが変わっているという。総重量自体は上がったが、最大加速時のスピードを加味すると前よりかなり早い計算になる。ミュオンは、プラクティス飛行なしにこれを決勝で乗りこなした。(同第6話)

カイザー・ヘルシャフト


 マッディーが、イベント「プラチナ・スカイ」において搭乗した走艇。今回のプラチナムスカイカップに合わせて地下研究所が開発したものであり(要出典)、マッディーの本来の艇ではない(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)。

 地下研究所が開発したMMFシステムと呼ばれるもの(イベント「プラチナ・スカイ」第4話、イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)を利用しており、先端にマッディー自身がドッキングされて艇と一体化している(イベント「プラチナ・スカイ」第2話)。解説のシェロカルテによると、マシンと人間をドッキングさせることで常識外れの高出力を可能とし、かつそれに伴う身体への反動を最小限に抑えるしくみになっているのではないか、とのこと(第3話)。

 他の走艇への攻撃は、マッディーが自らの拳で殴り飛ばすことで行われる。実況曰く、自分の拳で攻撃した奴は初めて見たとのこと(第3話)。また、プラチナムスカイカップの決勝では、地面を殴ることで土煙を巻き起こして他の選手たちのスタートダッシュを妨害した(第6話)。

 プラチナムスカイカップの予選では、ナイトロバーストを使用したブルーオービットをもあっさり抜き去り、トップに躍り出た(第3話)。

 地下研究所とマッディーはプラチナムスカイカップ予選の後に決裂しており、マッディーと走艇に使用した技術を闇に葬り去るため、決勝で使用した時には機体に細工が仕掛けられていた。その細工とは、一定以上の出力で一定以上の時間が経過すると制御不能に陥るもの。暴走状態に陥ったカイザー・ヘルシャフトは禍々しい炎に包まれ、最終的には周囲を巻き込んで爆発するはずだったがグラン/ジータ達に阻止された。(第6話)

 イベント「プラチナ・スカイⅡ」においてもエンディングで登場する。ニムムシュ島にいた腕のいい科学者の力でMMFシステムを復活させたらしい。他の走艇をけん引しながら、天候操作装置イシュクルが作り出した風の壁を超えられるほどの馬力を持つ。

マッドクラウンⅡ


 スツルム&ドランクの走艇。紫色の塗装がされている。賞金目当てに各地のスカイレースを荒らして回っているらしい。(イベント「プラチナ・スカイ」第2話)

 機体下部に「マッドクロウ」と呼ばれる収納式のアームを左右2本搭載している。これはこの艇の十八番で、アームの爪で他の走艇を掴んで妨害するのに使用される。(第2話)

マッドクリスマス


 ホーリィナイトイブ・カップにおけるサンタ&トナカイ(スツルム&ドランク)の登録マシン(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)。形状が一致していることから元はマッドクラウンⅡであると思われる。

 今大会に合わせて塗装やギミックを積み替えてあるが、スツルムがドランクに放任したばかりに実戦性に乏しくなってしまった(同第1話)。機体下部に収納されていた「マッドクロウ」は取り払われ、代わりにマッドクロウの収納口からクリスマスプレゼントが撒かれるようになっている。それだけならいざ知らず、周囲にクリスマスソングまで流れる仕様はスツルムを呆れさせた。コースに撒いたクリスマスプレゼントは、「スカイキャリッジ☆ミ号」の妨害に一応役立った。(同第2話)。

クリムゾンスピア号


 ゼタの走艇。機体は赤く塗装されている。(イベント「プラチナ・スカイ」第3話)

 アルベスの槍が内蔵されており、槍の力は超加速に使用される。加速中は炎を巻き起こし、実況曰く、その様は空気を切り裂く真紅の槍のよう。(同第3話)

ピンキー・ベアハート・ポッピン・ファイター


 ベアトリクスの走艇。実況泣かせの長い名前を持つ。(イベント「プラチナ・スカイ」第3話)

 非常に塗装が凝っており、ゼタに言わせると「ふざけた色のマシン」だがベアトリクス本人は可愛いと思っている。しかしその塗りすぎた塗装のせいで重量が重く、ここぞというときに競り負ける欠点となっている。(同第3話)

 エムブラスクの剣が内蔵されており、剣の力はゼタのクリムゾンスピア号同様にスピードアップのために使用される。(同第3話)

 イベント「プラチナ・スカイ」において、操縦レバーが折れたことがある(同第3話)。

アルバトロ号


 盗賊のモブレーサーが乗る生成り色の走艇。ボディの左右に気嚢があり、気嚢の下に機銃を備えている。(イベント「プラチナ・スカイ」第3話)

 イベント「プラチナ・スカイ」オープニングにて、ブルーオービットと争って敗れている。同イベント中で開催されたプラチナムスカイカップにも参戦しており、その時の予選レースでも序盤では上位陣に入っていたので、モブとはいえそれなりに実力があることが推測される。

ベオカイザー


 マッディーがイベント「プラチナ・スカイⅡ」において搭乗した走艇。このマシンとマッディーとはドッキングしない。その姿はスカイレースファンには馴染み深いものである。(第1話)

 重力とパワーのある大型のマシンであるため、乱気流をものともしない。(同第2話)

 経験豊富なマッディーは、ベオカイザーを用いて他のマシンに体当たり攻撃を仕掛けたり(同第2話)、機体を揺らすことで牽制したり(同第3話)、加速の衝撃で気流を乱して他機体のバランスを崩させたり(同第3話)する。カイザー・ヘルシャフトに乗っていた時とは異なる、こちらが彼本来の走りであると考えられる。

ライトニングヴィオレット


 新人レーサーであるフェールが搭乗する、白と紫を基調とした艇(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)。

 イベント終盤では、天候操作装置イシュクルの巻き起こす風によって岩に叩きつけられ、破損した(同第6話)。その後の機体がどうなったかについては不明である。

 操舵席と合わせて、二名くらいまでなら乗れるらしい。(同第6話)

スカイキャリッジ☆ミ号


 ドロシーの走艇。桃色と青色の二体の翼竜が、熱気球にぶら下がる馬車のような機体を引いている。この翼竜は生きており、恐らく魔物であると思われる。砂嵐の中でくしゃみをしたことで生き物であると発覚した。(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話、第2話)

 ドロシーらしく、熱気球の部分に火炎放射器を複数基(少なくとも4基以上)備えている。(同第2話)

 実況によれば、「☆ミ」マークが何とも恥ずかしいとのこと。(同第1話)

スモーキンキャシー


 ホーリィナイトイブ・カップにキャシーとして出場するキャサリンの走艇(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)。ミュオンの見立てでは、ブルーオービットより重量があって頑丈そうだ、とのこと(同第6話)。

 射出式のワイヤーフックを備えており、ギガントソーサーに連結することでマシンコントロールの難しい乱気流地帯を抜けるのに利用した。(同第2話)

 また、周囲に煙幕を噴出するギミックを持っている。(同第2話)

 二人乗りができるようで、操舵席の後部にも座席を有している(同第6話)。詰めれば三人くらいは乗れる模様(同エンディング)。

ギガントソーサー


 走艇入門者であるシロウの走艇。羅生門博士と共に開発した。博士曰く、「研究艇の名に恥じぬリサーチと設計の元に汲み上げたマシン」であり、シロウ達の夢とロマンが詰め込まれている。シロウ曰く、「フタを開ければアラ不思議、星の民もビックリの仰天マシン」であるとのこと。(イベント「プラチナ・スカイⅡ」第1話)

 円盤型UFOのような形をしているが、実況によれば、見たことのない形状の走艇であるとのこと(同第1話)。フォームチェンジ機構を備えており、UFOからヒト型に変形することができる。イベントではこの変形のバンクシーンが用意されているなど気合の入りようが凄まじい。変形後の機体でベオカイザーとバトルを繰り広げ、実況を興奮させた。(同第2話)

 とにかく巨大(同第1話)で、重量がある(同第2話)。そのため加速力に乏しいが、大きな期待が幸いして乱気流の中ではかえって安定した(同第2話)。

 他のマシンとは異なり全体が金属でできている。雷対策はされておらず、ホーリィナイトイブ・カップにおいては突如発生した落雷の影響で、機体を包む斥力フィールドのコントロールが乱れ、操縦不能となって墜落、リタイアした。(同第2話)

 シロウの乗る操縦席は、ロボットアニメやSFアニメに出てくるコックピットのようになっている。(同第1話)

斥力フィールド発生装置


 マシンの腹面に斥力フィールド発生装置を搭載しており、これにより機体が浮上している。また、斥力フィールドの余剰力場で風の影響も軽減できる効果がある。シロウ曰く、「浮力と推進力の設計で冒険した」らしいが、恐らくこの発生装置のことを指していると思われる。(同第2話)

ギガントサーキュラー


 レース中には出番がなかったが、ギガントサーキュラーと呼ばれる砲撃手段も備えている。これは、斥力場発生装置を弾丸として打ち出すことで重斥力トルネードを発生させるものである。発射の前にはエネルギーの充填時間が必要となる。(同第4話、第5話)

 ギガントサーキュラーは、レース後、ニムムシュ島に異常発生した竜巻を消滅させるのに利用された。竜巻と逆方向に回転する斥力場をぶつけることで竜巻を相殺したのだった。(同第4話、第5話)

ぐらぶるっ!に登場した機体


モニカモナCAR


 るっ!第1162話において、モニカが仕事の合間のティーブレイクとしてモナカの皮の中に入りながらお茶をしていた姿をオイゲンに目撃され、その場から逃げ去るためにその姿のまま車輪を装着したことで車両となったもの。車輪は前輪1つ、後輪2つの三輪車である。

 るっ!第1332話においては、上部に運転席を取り付ける形で走艇に改造され、リーシャの操縦で走艇レースに出場している。その後も度々、走艇として扱われていることが多い。

 装甲がモナカの皮であるためか、リーシャによれば素材が非常に軽いのでものすごい速度が出せるとのこと。反面、耐水性はなく、豪雨などの悪天の際はモナカの皮がふやけてボロボロになってしまう姿が見られた。(るっ!第1332話)

 るっ!第1503話において、車輪のないモナカとしてサラーサに食べられた際に「甘くてすっげーうまい」と評されていることから、モニカモナCARの機体もモナカの皮だけではなく中にあんこが入っていることが推測された。その後、るっ!第2017話においては、リーシャがイルノートのスプレーを利用してモニカモナCARのあんこの補充をしており、実際にあんこが入っていることが判明した。

 モニカによれば、モニカモナCARの車輪の部分には定期的に油さしが欲しいとのこと。(るっ!第2069話)

 るっ!第2433話においてディアンサイファーとガイゼンボーCARの前方を走っていたところ、栄養補給のためにモニカモナCARがかじられる姿が見られた。

八つ橋モニカモナCAR


 モニカモナCARの装甲を固八つ橋でカスタムしたもの。るっ!第1440話において初登場した。

 モナカゆえ雨に弱いというモニカモナCARの弱点を、八つ橋で覆うことでカバーしている。軽さを保ちつつ耐久性を上げる良いカスタムであるとミュオンも太鼓判を押し、さらなる改良についてアドバイスをした。

 るっ!第1447話において、召喚のための栄養補給の一環としてルリアに八つ橋とモナカを食べられている。

ディアンサイファー


 カイザー・ヘルシャフトとマッディーのような形で、ナイトサイファーの機首にディアンサをドッキングさせた走艇。カイザー・ヘルシャフトとは異なり、舵取り自体はディアンサでなくナイトサイファーのコクピットに乗った操縦者が行う。(るっ!第1642話)

 ビィによれば、ドッキングのメリットとして、ディアンサが歌うことでパイロットのテンションを上げてくれる効果があるとのこと。(るっ!第1642話)

 他の艇からの攻撃が想定されるスカイレースにおいては、ディアンサのいる機首が弱点となるのではないか、とミュオンが指摘していた。実際には機体にへばりついたリナリアがショロトルリッパーで完璧に迎撃するため、意外と隙のない機体として仕上がっている。(るっ!第1642話)

ガイゼンボーCAR


 るっ!第2433話において、1コマ目から唐突に登場した車両。チーム悪魔戦車としてアザゼルと共に走艇レースに出場しているため、走艇としてこちらに記載する。

 ガイゼンボーガの強靭な肉体をそのまま車体として利用しており、土下座のような姿勢をとった運動着姿のガイゼンボーガが筋トレ用の腹筋ローラーと思しきものを車輪として四肢に装備している。真偽は不明だが、戦車と引っ掛けてガイゼンボーガが車両になっているものと思われる。背中には操縦席が設けられ、アザゼルがハンドルを握っている。

 どう考えても走艇レースに出るには体力的な消耗が推測されるが、対策として、前方を走るモニカモナCARをかじって栄養補給をする姿が見られた。

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