霧の中に浮かぶ小さな島。フェリとドランクの祖母の出身地。(第24章)
百年前に不死の幽霊船・星晶獣セレストが霧の中から現れて島に居座るようになり、それ以来、島では生き物が死ぬことがなくなってしまった。以来、村人達は死んでもゾンビとなって村で生活を続けていた。(第21章)
セレストが住み着く少し前から流行り病が発生し、多くの村人が亡くなった。旅の医師が島を訪れたが、流行り病は彼の手に負えなかった。(第21章、第22章、第23章)
セレストから解放された村人達は、砂に変わっていった。(第24章)
星晶獣セレスト
島に住み着いた、死を司る星晶獣。
死を奪う力はあっても生を与える力はない。(第22章)
ドランク曰く、星晶獣セレストにはお宝の伝説がある。(第22章)
村では、フェリが星晶獣セレストを呼び寄せた、という噂が広まっている。(第21章)
流行り病の中でフェリは「亡くなった家族にもう一度名を呼んでほしい」と祈り、その願いに呼応するように霧の中からセレストが現れた。が、実際にはフェリではなく、島を訪れていた旅の医師が呼び寄せたもの(第22章、第23章)。セレストは、実験目的で島にやってきたこの旅の医師と一体化している。(第23章)
ルリア曰く、セレストの気配は霧に紛れて島中に広がっている。(第24章)
ゾンビや幽霊といった存在を食べることがあるが、これは力を回復する目的があると考えられる。(第24章)
村の墓地の近く
実験目的で島にやってきた旅の医師が、魔法陣を残している。(第23章)
丘の上の館
フェリの住居、一人で住んでいる。館を守るように魔物が徘徊しているため、フェリを気に掛ける村人も近づけない状況。(第21章)
崖1
崖の影に隠れるようにしてセレストの本体がある。(第24章)
崖2
フェリにとって思い入れのある場所。(第22章)