帯のような形で空域を跨って存在する特殊な列島。瘴流域を貫き、複数の空域間を跨ぐ巨大岩塊群。部分的にだが、瘴流域に入り込んでいる。（第65章）
風が非常に強く、またダイダロイトベルトの内側には細かい岩塊がわんさか浮いている。そのため、中心街まで騎空艇で乗り付けるのは小回りの利く小型艇でもなければ難しい。（第66章）。
他の島では見掛けないような植物が数多く自生している（第66章）。
ファータ・グランデ空域では瘴流に最も近い島であるため、各国の共同調査基地が置かれている（第65章）。中心街には秩序の騎空団の駐屯所も存在する（第66章）。
ダイダロイトベルトは七曜の騎士にとって欠かすことの出来ない重要な地である（第68章）。
渋めのお茶が常飲されている。（第66章）
星晶獣キクリ
縁を司る。縁とは繋がり、人と人、出来事と出来事、果ては運命をも繋ぎ留め、結び合わせる。その逆、縁を断つことも容易である。記憶の改竄は副産物に過ぎない。
人と人を結ぶということで、商人達からはある程度信仰されている（第69章）。しかし、ダイダロイトベルトに住む者達がかなり流動的な所為か、キクリを祀った場所や建物は存在していない（第69章）。しかし、縁のある所にキクリは存在している。（第69章）
キクリは、ダイダロイトベルトの中核を成していた。島にも満たない岩塊たちが繋ぎ合わされ、一つの大きな形を成すことができたのはキクリがいたからこそである。（第69章）
