人工時輪石

じんこうカーラ石




連邦の大貴族ラトナゴート・ラ・シャウナカが開発に成功したとされる人工の時輪石(カーラ石)。連邦の秘密兵器で、以前から一部では真偽不明ながら噂されており、星霊大祭(ローカパーラ)で公に存在が発表された。
製造方法はすでに確立されており、量産体制に入っている。

かなりグロテスクな見た目であり、幾何学的な形状が時に苦悶する人の顔にも見える。自然の時輪石が壊者(ユガ)の成れの果てであるように、この人工時輪石も原料に人間が使われている。

通常の石よりも発電量が多い反面、枯渇が早く充電も出来ないという欠点があり、それが今後の課題となっている。また質にもムラがあるようだ。ラトナゴートアリヤに渡したものは試作品の中で最も出来がいい。

元々は人為的に新世代を作る研究であったが、九年前にシャウナカ家を継いだラトナゴートが方向性を変え、彼が主導した「人為的な起屍鬼の創造」を目指す研究の中で偶発的に発生したという。様々な試行錯誤の果て、とある事故によって誕生したのだが、いったいどんな力が働いた結果なのかは秘されており、同じ連邦の貴族でもラトナゴート以外の者は知らない。


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最終更新:2025年09月18日 22:10
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