自爆した敵対者(
ジーナ)の同胞(
トリシャ)のバラバラになった肉体を、
転移能力で無理やり繋ぎ合わせた上で敵対者へ向けた言葉。
「見るに堪えまい。これが生き続けるという地獄の景色だ」
ここまでされて死んでいない、死ぬことができない。トリシャのグロテスクな姿を見たジーナは、たまらず息を吐いて彼女の名前を呟いてしまう。
それこそがサヴィトリの狙いだった。息を止めると身体能力が強化される
アヴァターラ。それは今この時解除された。
やり口としてはあまりにも残酷だが、それが勝利に繋がるというのなら、どこまでも冷酷に。
正しく死ぬことを奉じるサヴィトリ自身、その行為の惨たらしさは自覚しているのだろう。だから例え
敵国の軍人であろうと彼は誓いを告げる。義務を果たした後ならば、そこで必ず裁きを受けるのだと。
慈悲深い男は転移の力を流し込むことでジーナをトリシャと共に
塵も残さず消し去っていく。
「あまねく生物は死なねばならん。いずれ来る救いの撹拌を、まずは壊者となって待つがいい」
- やってること自体はあっちのゼファーさんと同じや・・・言ってることは光に近いが -- 名無しさん (2025-02-14 15:36:46)
最終更新:2025年02月14日 20:17