ラーマカンダしょうこうぐん
作中世界に存在する心的障害。
トウリと
イクシュバークは
ルドリヤ戦群の関係と家族愛をこの症状に例えている。
例えるなら誘拐犯のことを誘拐された側が好きになってしまう、といったもの。極限状態に陥った者は身近な存在に縋り付いてしまうという、人の弱さからくる認識の錯誤。
ルドリヤ戦群はかつてスラムの孤児だった頃に、姉の
シャチに救われたが、大きな流れで見れば彼女に関わったせいで今のような不安定な立場になったとも言える。ならば今なお姉のことを大恩人として扱っているのは正常な判断と言えるのだろうか?という話。
備考
現実では、ストックホルム症候群がこれに該当する。名前はスウェーデンの首都ストックホルムで発生した銀行強盗事件に由来する。
犯罪や虐待の被害者が加害者に対して強い共感、親近感、依存心などを抱くようになること。
アーディティヤ世界にはラーマカンダという名前の都市があったのかもしれない。
関連項目
コメント
- 創作ではよく使われるけど実際は症候群かも怪しくそうだとされたのは8%にすぎないとかサイコパスと同じで穿って解釈されがちなもんではある -- 名無しさん (2025-08-23 18:34:19)
最終更新:2025年08月23日 18:34