事業プランを実行したい場合は、画面左にあるチェックマークのついた紙のアイコンを押すと、(実行可能な枠が埋まってなければ)「新しく計画」という選択肢が表示される。そこを押すと事業プランの一覧が表示されるので、そこから実行したいプランを選ぼう。
ここでは事業プランとその内容を記す。計画費用は物価が100%の2009年(平成21年)の価格を基準とする。
地下鉄道技術獲得
地下や地中に線路を敷設できるようになる。駅建設の欄に地下駅のカテゴリが追加され、その他にも地下信号場と地下車庫が建設できるようになる。
地下道路技術獲得
地下や地中に道路を敷設できるようになる。地下停留所と地下駐車場、地下車庫が建設できるようになる。
地下資源調査
地下に鉱脈がないか調査する。石炭と石油の少なくとも一方が取扱できるシナリオのみ選択できる。石炭/石油が見つかれば炭鉱/油井が建設可能となり、採掘できるようになる。
-
地下資源の有無はマップによって決まっており、何も見つからない場合もある(プラン実行費用はしっかり取られる)。
-
見つかった場合は、プラン終了時に埋まっている場所がマップに表示される。
-
当たり前だが、このプランで収益に繋げるには更に採掘施設と輸送用のインフラを整備しなければならない。シナリオにもよるが総額で100億以上の投資になってしまう事も多く、そこまでやっても大した利益にならない事もあるため、安易に手を出すべきではない。
-
必要日数:90日
-
計画費用:20億円
営業部拡大
プランの実行可能な枠が1つ増える。2回まで実行でき、最大3枠まで増やせる。
-
営業部の人数が増える分、業務負荷が増える。
-
社員数が増えていくとともに実行できる。(目安:100人でプラン同時2件。200人でプラン同時3件ほど)
-
必要日数:20日
-
計画費用
人員増強
中途採用で社員数を増やす。
-
新入社員は社員状況0として扱われるため、全体に占める新入社員の割合だけ社員状況が悪化する。
-
社員状況を改善するプランと同時に実行する場合、こちらを先に行わないと損。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
-
必要日数:30日
-
計画費用:社員数による。
人員削減
前年度決算が赤字かつ業務負荷が120%以下の場合に、年度内2回まで実行可能。リストラを行い社員数を減らす。
-
ブランド力が半減し社員状況も悪化するため、売り上げも落ちる。
-
これを行うくらいなら他の手段で収益を改善すべき。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
業務効率化
社員数を増やさずに業務負荷を減らす。間接的には子会社等の売り上げも向上する。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
-
必要日数:70日
-
計画費用:社員数と実行回数による。
-
対費用効果を考えると「人員増強」を行ったほうが良いだろう。
-
シナリオコンストラクションでコンストラクション中に予め実行しておくことでシナリオの攻略難易度を微調整するには使えるかもしれない。
車両保管庫拡張
所有できる列車および自動車の枠数を増やす。
-
プランを1回実行するごとに20枠ずつ増え、最大6回まで実行可能(最大140枠)。
-
必要日数、計画費用は何回目でも以下で固定。
-
必要日数:20日
-
計画費用:10億円
列車開発
新しい列車を開発する。車両カスタマイズ機能を使ってオリジナルの車両をデザインできる。なお、前作にあった車両性能の改良は不可能。
-
必要日数と計画費用は車種による。詳細は旅客列車、貨物列車のページを参照。
-
設計図の最大保有枚数
-
旅客列車:20枚(ライセンス車両と共通枠)
-
貨物列車:12枚
バス開発
新しいバスを開発する。基本的な要素は列車開発と同様。
-
必要日数と計画費用は車種による。詳細はバスのページを参照。
-
設計図の最大保有枚数は12枚で、トラックとは別枠。
トラック開発
新しいトラックを開発する。基本的な要素は列車開発と同様。
-
必要日数と計画費用は車種による。詳細はトラックのページを参照。
-
設計図の最大保有枚数は8枚で、バスとは別枠。
技術供与
他のセーブデータから車両の設計図を購入する(プレイ中のデータより新しい年代の設計図は不可)。枚数に応じて費用と期間が増える。
-
必要日数:30日+設計図枚数×3日(最低33日)
-
計画費用:車種により異なる
-
今作では「一度技術供与を行った設計図」を再度技術供与することはできなくなったため、車両配布用シナリオを作る際は要注意(盗作や再配布防止のためと思われる)。
-
2021年6月17日配信の
バージョン1.1.0
より、
自社で開発した設計図に限り再度技術供与が可能
となった(自社は白、他社は緑で表示)。ただし、
シナリオマップ(DLシナリオも含む)とコンストラクションマップの組み合わせで技術供与不可な場合がある
。
-
シナリオマップどうし…
可能
(
再開発不可
)
-
シナリオマップ→コンストラクションマップ…
不可
(公式シナリオの初期車両のみ可能)
-
コンストラクションマップ→シナリオマップ…
可能
-
コンストラクションマップどうし…
可能
(
再開発可能
)
-
※自社設計図の供与はバージョン1.1.0以降のデータのみ対応、以前のデータからは供与不可
-
追加版「ひろがる観光ライン」から登場した実在車両の技術供与を受けることは不可能である。
車両使用権取得
「ひろがる観光ライン」より追加。ライセンス車両の使用権を取得する(プレイ中のデータより新しい年代の車両は不可)。車両数に応じて費用と期間が増える。
-
必要日数:60日+車両数×6日(最低66日)
-
計画費用:車両により異なる
株式公開
自社の株式を証券取引所に上場させる。
以下の条件をすべて満たすと実行可能。
増資により大量の資金を市場から調達するため、株式公開時には現金が増える。
ブランド力も上がる。
公開の条件
-
直近の2期が連続で黒字
-
純資産100億円×物価(%)以上
-
利益剰余金20億円×物価(%)以上
上場廃止
以下の条件をひとつでも満たすと上場廃止になり、株式の公開が停止される。
一度上場廃止されると再上場はできない(たとえそこから回復しても)ので、以下のような状態にならないように気をつけよう。
-
3年連続無配当(即刻上場廃止)
-
株式時価総額が10億円以下(決算時点で上場廃止)
-
債務超過(決算時点で上場廃止)
-
総資産<負債になっている状況のこと。純資産がマイナスとほぼ同値。
公募増資
株式公開した日の1年後から毎年1回のみ実行可能。開始日の株価の90%の金額で新株を発行し、増資する。
-
会社格付けが良いと増資額が大きいが、株数が増える分配当基準も高くなる。
-
プラン完了日に株価が新株発行金額を下回ると、増資失敗となる。
-
必要日数:30日
-
計画費用:1000万円+調達額の1%(端数切り上げ)
社員旅行
毎年1回のみ実行可能。社員旅行を行い社員状況を向上させる。時代に応じた一枚絵も表示される。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
-
必要日数:30日
-
計画費用:社員数による。(おそらく 社員数×46.2×その年の物価)
福利厚生
毎年1回のみ実行可能。福利厚生を充実させ社員状況を少し向上させる。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
-
必要日数:30日
-
計画費用:社員数による。(おそらく 社員数×23.1×その年の物価)
特別ボーナス
毎年1回のみ、かつ前年度決算が黒字の場合のみ実行可能(1年目は前年度決算が不明なので実行不可)。
特別ボーナスを支給し、社員状況を大きく向上させる。
-
難易度「やさしい」では実行不可。
-
必要日数:10日
-
計画費用:社員数による。(おそらく 社員数×123.2×その年の物価)
運賃値上げ
毎年2回まで実行可能。運賃係数が1割上がる。
-
適正価格を超えると公共交通利用率が5%下がる。
-
必要日数:30日
-
計画費用:保有車両数(鉄道、バス両方)×その年の物価(%)×100(万円)
運賃値下げ
毎年2回まで実行可能。運賃係数が1割下がる。
-
適正価格を下回ると公共交通利用率が5%上がる。
-
必要日数:30日
-
計画費用:保有車両数(鉄道、バス両方)×その年の物価(%)×100(万円)
TVコマーシャル
ブランド力を上げる。ブランド力は非上場では星3つが上限。
-
難易度「やさしい」では実行不可。計画費用は実行する度に上昇する。
-
効果量は実行のたびにランダムで変動する。減ることはないので、収益に余裕があるなら地道に実行し続ければ良い。
-
必要日数:30日
-
計画費用:20億円
季節ツアー
花見ツアー・スタンプラリー・紅葉ツアー・スキーツアーを実施する。3ヶ月(90日)間休日の乗客が増えるほか、公共交通機関利用率が50%未満時は1%上がる。
特にやるべきプランがないときはこれでも適当にやっておけばいい。
-
ツアー実施中はこのプランは出現しない(例:春に花見ツアーを実施すると、夏にスタンプラリーができない)。
-
プラン効果中には再実行できないため、最短でプラン実行必要日数30日+プラン効果日数90日の合計120日(4ヶ月)のサイクルで回すことになる。
-
旅客列車もバスも所持していない場合は実施できない。
-
必要日数:30日(その後90日間効力がある)
-
計画費用:保有車両数による。
新幹線誘致
新幹線の駅を誘致する。通常の駅同様、建設時には資材の供給で工期を短縮できる。駅着工と同時に新幹線の線路が伸び始め、マップ両端に達すると新幹線が開通する。ゲームモードでは1964年10月1日以前は実行できない一方で、コンストラクションモードではいつでも実行可能。
-
「ひろがる観光ライン」からはプラン実行時に車両使用料を支払うことで、実在車両への変更も同時に可能(プレイ中のデータより新しい年代の車両は不可)。実在車両に変更すると、10日に1回の頻度で「ドクターイエロー」も走行するようになる。
-
必要資材:360個
-
必要日数:360日
-
計画費用:600億円(+車両使用料)
-
変更可能な車両と使用可能年・車両使用料
-
ARTDINKオリジナル
-
新幹線(旧型) :1964年~ 0円
-
新幹線(新型) :1999年~ 0円
-
実在車両
-
0系新幹線 :1964年~ 40億円
-
E7系 北陸新幹線 :2014年~ 50億円
-
N700S新幹線 :2020年~ 50億円
-
(ドクターイエロー :2000年~)
-
前作では駅竣工時に線路が伸び始めていたが、今作では着工と同時に線路が伸びる。
新幹線車両変更
「ひろがる観光ライン」より追加。新幹線開通後に選択可能。新幹線車両を変更する(プレイ中のデータより新しい年代の車両は不可)。
-
必要日数:60日
-
計画費用:車両使用料+置き換え費用(乗客数により変動)
空港誘致
空港を誘致する。海外からの観光客を呼び込む効果がある。自社の物件にはならないので撤去はできない。通常の物件同様、建設時には資材の供給で工期を短縮できる。広大な土地が必要であり、SSサイズのマップでは実行不可。また、1978年以前の誘致は不可能であるが、この年は新東京国際空港(成田空港)が開業した年である。
-
必要資材:500個
-
必要日数:500日
-
計画費用:500億円
貿易港誘致
貿易港を誘致する。自社の物件にはならないので撤去はできない。船は3日に1回ぐらいの頻度で来る。通常の物件同様、建設時には資材の供給で工期を短縮できる。
-
必要資材:140個
-
必要日数:140日
-
計画費用:150億円
鉄道博物館誘致
「ひろがる観光ライン」より追加。鉄道博物館を誘致する。自社の物件にはならないので撤去はできない。通常の物件同様、建設時には資材の供給で工期を短縮できる。
-
必要資材:400個
-
必要日数:400日
-
計画費用:200億円
鉄道博物館展示替え
「ひろがる観光ライン」より追加。鉄道博物館完成後に選択可能。所持している鉄道車両の設計図やライセンス車両から、好きな車両を鉄道博物館に最大で20ヶ所分展示できる。同じ車種を同時に2ヶ所以上展示することも可能。
-
必要日数:無し
-
計画費用:10億円+車両数×2億円
期限の延長
未達成のクリア条件の期限が長くなる。必要日数と計画費用は無し。使うことによる罰則はないのでどうしても無理な時には使おう。
目標の前倒し
未達成のクリア条件の期限が1年短くなる。必要日数と計画費用は無し。今期が期限の目標がどうなるのかは不明。
実行すると社内状況が改善される。
社長引退
クリア後に実行可能。必要日数と計画費用は無し。エンディングを流すだけ。
-
「引退」とはいうものの通常のクリア時と同じため、エンディング後の選択肢を選べばプレイ続行可能。
最終更新:2025年04月18日 17:56