「とりあえずこの小屋でいいかしらね」
「ふ~疲れたゾ~...」
「ふ~疲れたゾ~...」
あれからしんのすけとアリサ(とミライマン)は地図や支給品を確認するためにしばらく歩き、小屋を見つけ休憩もかねてデイパックの中を確認しようとした...その時...
『――ボンジュール、みんな~!』
「お?何か聞こえるゾ?」
「...放送みたいね」
「お?何か聞こえるゾ?」
「...放送みたいね」
しんのすけは理解できていないがおそらく主催からの放送だと気づいたアリサは耳を傾けた
◆◆◆
『じゃあ、第一回放送の時にでもまた会おう、ボン・ボヤージュ!』
放送が終わるとしんのすけが口を動かした
「何かえいごとかトイレットとか言ってたゾ、よく分からなかったけど」
「えいごではなく名簿、トイレットではなくタブレットですね、どうやら他の参加者の人達の名前がタブレットで見れるみたいです」
「ほうほう、でもオラタブレットってやつの使い方分からないゾ」
「ならあたしに任せて」
「えいごではなく名簿、トイレットではなくタブレットですね、どうやら他の参加者の人達の名前がタブレットで見れるみたいです」
「ほうほう、でもオラタブレットってやつの使い方分からないゾ」
「ならあたしに任せて」
アリサはそう言うとタブレットを手に取りすぐさま名簿を開いた
「おー!アリサちゃん凄いゾ~!」
「フフン、こんなの朝飯前よ!ところで誰か知り合いはいたの?」
「え~と...とーちゃんにかーちゃんに、それとマサオくんだゾ」
「フフン、こんなの朝飯前よ!ところで誰か知り合いはいたの?」
「え~と...とーちゃんにかーちゃんに、それとマサオくんだゾ」
名簿にはしんのすけの父親の『野原ひろし』、母親の『野原みさえ』、友人の『佐藤マサオ』の名前があった
「ひろしさんとみさえさんも連れてこられていたんですね...」
「三人...まぁまぁいるわね...それとあたしの知り合いは...フェイトが連れてこられているのね...」
「三人...まぁまぁいるわね...それとあたしの知り合いは...フェイトが連れてこられているのね...」
そしてアリサの方も友人の『フェイト・テスタロッサ』の名前があった
知り合いがいることに安堵する気持ちと自分と同じく殺し合いの場に連れてこられてしまって最悪の事態になっていたらどうしようというネガティブな気持ちが入り交じっていた
知り合いがいることに安堵する気持ちと自分と同じく殺し合いの場に連れてこられてしまって最悪の事態になっていたらどうしようというネガティブな気持ちが入り交じっていた
(でもフェイトなら大丈夫...きっと大丈夫...だってフェイトはなのはと同じ魔法少女なんだから...)
自分とすずかはあの時確かに見た、友人のなのはとフェイトが魔法少女となり戦っている姿を...魔法少女のフェイトならきっと大丈夫だと思いたいがどうしても心配になる...その時アリサの表情が暗くなっていたことに気づいたしんのすけが声をかける
「アリサちゃんどうかしたの?」
「ううん...何でもないわよ」
「そう?困ったことがあったらオラがおたすけするからいつでも言っていいゾ!」
「ふふ、期待してるわよ?」
「まっかせなさい!」
「ううん...何でもないわよ」
「そう?困ったことがあったらオラがおたすけするからいつでも言っていいゾ!」
「ふふ、期待してるわよ?」
「まっかせなさい!」
しんのすけは任せろといわんばかりに胸を張りアリサはそれを見て微笑み心の中で思った
(あぁ、またしんのすけに『おたすけ』されちゃったな...)
いつの間にかアリサの中にあった不安がまた消えていた、しんのすけがいると元気づけてくれるので正直凄く頼りになっている、しんのすけは気づいていないだろうが彼は何度も自分を救ってくれていた
(考えてみればあたしが6歳のころはすずかのカチューシャとって弄ってたわね...あの頃のあたしは本当に嫌なガキだったわ...そう考えるとしんのすけって結構凄いのよね、5歳なのに周りのことを気にしてくれておたすけしてくれる...あの頃のあたしとは真反対ね...)
暫く考え込んでいたアリサだがここでハッとする
(いけないいけない!ネガティブな考えは捨てなくちゃ!折角しんのすけがまた元気づけてくれたのを無駄にしちゃいけないわよね、よし!頑張るわよ!)
そしてポジティブな考えになったアリサが切り出した
「よし!とりあえず支給品を確認するわよ!」
「ほーい!」
「ほーい!」
そう言い出して支給品を確認しようとしたその時...
コンコン...
小屋の扉でノック音が聞こえてきた...
「お?誰か来たみたい、ほー...むぐ!」
「しー!静かに!」
「しー!静かに!」
アリサがしんのすけの口を塞ぎ守るようにドアを見続ける...するとドアが徐々に開き現れたのは...少女だった...
◆◆◆
「そんな...静夏ちゃんまで...」
芳佳は名簿を見てショックを受けた、自分の仲間の一人である服部静夏もこの殺し合いに連れてこられていた
「一刻も早く静夏ちゃんを見つけないと!」
そして周りを見渡すと一つの小屋を見つけた
「とりあえずあそこから確認しよう...」
そして小屋のところまで行き念のため誰かいるかもしれないので扉をノックした
すると声が聞こえた気がし、ゆっくり扉を開けてみると自分よりも幼い少年と少女、そして何か浮遊している怪獣のおもちゃみたいなのがいた
少年の方は特に何の感情もなくこちらを見つめていたが、少女の方は警戒しながらこっちを見ていた...芳佳はすぐさま安心させようとした
すると声が聞こえた気がし、ゆっくり扉を開けてみると自分よりも幼い少年と少女、そして何か浮遊している怪獣のおもちゃみたいなのがいた
少年の方は特に何の感情もなくこちらを見つめていたが、少女の方は警戒しながらこっちを見ていた...芳佳はすぐさま安心させようとした
「あ、ごめんねいきなり!でも私は殺し合いには乗ってないよ!」
「...ミライマン、どう思う...?」
「彼女から正義感がとてつもなく感じられます、嘘じゃないみたいですね」
「そう...はぁ~良かったわ~...」
「ぷはぁ!はぁ~苦しかったゾ...」
「...ミライマン、どう思う...?」
「彼女から正義感がとてつもなく感じられます、嘘じゃないみたいですね」
「そう...はぁ~良かったわ~...」
「ぷはぁ!はぁ~苦しかったゾ...」
少女は安心したのか溜め息を吐き、少年の方は呼吸を整えていた
(にしても私よりも幼い子が連れてこられているなんて...)
芳佳は自分よりも幼い子供まで連れてこられていたことに驚愕していた
少女の方は小学生ぐらい、少年に至っては幼稚園ぐらいの年齢だろう...
正直今すぐにでも静夏を探しに行きたい芳佳だが、だからといって自分より幼い少年少女を放っておきたくはない...すると少年がこちらに寄ってきた
少女の方は小学生ぐらい、少年に至っては幼稚園ぐらいの年齢だろう...
正直今すぐにでも静夏を探しに行きたい芳佳だが、だからといって自分より幼い少年少女を放っておきたくはない...すると少年がこちらに寄ってきた
「ん?どうしたの?」
「あんた誰?」
「あ、自己紹介がまだだったね!私は宮藤芳佳!」
「オラ野原しんのすけ5歳!気軽にしんちゃんって呼んでいいゾ!んでこっちのツンデレっ子がアリサちゃんでこの怪獣はミライマン!」
「誰がツンデレっ子よ!」
「あはは...」
「あんた誰?」
「あ、自己紹介がまだだったね!私は宮藤芳佳!」
「オラ野原しんのすけ5歳!気軽にしんちゃんって呼んでいいゾ!んでこっちのツンデレっ子がアリサちゃんでこの怪獣はミライマン!」
「誰がツンデレっ子よ!」
「あはは...」
お互いに自己紹介を済ませるとしんのすけが芳佳に質問した
「ねぇねぇ芳佳ちゃん」
「どうしたの?」
「ひょっとして今悩んでる?」
「え?急に何で?」
「ん~、何だか困ってる顔してたから」
「!!...実は、私の友達に服部静夏ちゃんって人がいるんだ...それでその人もここに連れてこられててひょっとしたら怪我をしてるかもしれないから今すぐにでも会いたいの...でもこの場に連れてこられている人も助けたい...もちろんしんちゃん達も...」
「どうしたの?」
「ひょっとして今悩んでる?」
「え?急に何で?」
「ん~、何だか困ってる顔してたから」
「!!...実は、私の友達に服部静夏ちゃんって人がいるんだ...それでその人もここに連れてこられててひょっとしたら怪我をしてるかもしれないから今すぐにでも会いたいの...でもこの場に連れてこられている人も助けたい...もちろんしんちゃん達も...」
本当はこんなことを自分より幼いしんのすけとアリサに言うのは間違っているのは分かってる...それでも一人で抱えるには荷が重すぎてつい言ってしまった...
しかし言った後に申し訳ない気持ちが出て来はじめ謝ろうとした時にしんのすけが口を開いた
しかし言った後に申し訳ない気持ちが出て来はじめ謝ろうとした時にしんのすけが口を開いた
「ならオラ達と一緒にそのお友達探しに行こうよ!」
「え...?」
「オラとしては困ってる芳佳ちゃんをおたすけしたいですし~、アリサちゃんもいいでしょ?」
「そうね、あたしも助けられる人は助けたいわ」
「え...?」
「オラとしては困ってる芳佳ちゃんをおたすけしたいですし~、アリサちゃんもいいでしょ?」
「そうね、あたしも助けられる人は助けたいわ」
しんのすけの提案にアリサも賛成した
しかし芳佳は申し訳なさそうに聞く
しかし芳佳は申し訳なさそうに聞く
「でもしんちゃんやアリサちゃんの知り合いもいるんじゃないの...?」
「あたしは友達が一人連れてこられてますね」
「オラはとーちゃんとかーちゃんとマサオくんだゾ」
「ならその人達を探した方が...」
「あたしは友達が一人連れてこられてますね」
「オラはとーちゃんとかーちゃんとマサオくんだゾ」
「ならその人達を探した方が...」
芳佳は分からなかった、何故自分達の知り合いより静夏を探そうとしてくれるのか...しかしその答えはすぐに出た
「大丈夫だゾ!とーちゃん達なら上手くやってると思うゾ!オラはそう信じるゾ!」
「あたしも確かに最初は不安だったけどしんのすけと同じで友達を信じてます」
「それに芳佳ちゃんのお友達は怪我してるかもしれないんでしょ?なら一刻も早くおたすけしたいゾ!」
「あたしも確かに最初は不安だったけどしんのすけと同じで友達を信じてます」
「それに芳佳ちゃんのお友達は怪我してるかもしれないんでしょ?なら一刻も早くおたすけしたいゾ!」
芳佳は驚いた、この二人は家族や仲間を信じて常にポジティブに事を考えていた...それどころか静夏のことも心配してくれた
自分よりも年下の二人に相談するのは間違いだと思っていた...しかし今は心底感謝していた...二人に相談したことで気持ちが楽になっていた
自分よりも年下の二人に相談するのは間違いだと思っていた...しかし今は心底感謝していた...二人に相談したことで気持ちが楽になっていた
「おたすけ...か...何だか良い響きだね!ありがとう、私の方が年上なのに助けてもらっちゃって」
「おたすけに年齢は関係ないゾ、困ったことがあったら相談してみんなで解決すればいいゾ!」
「そうですよ、あたしもしんのすけより4つ年上ですけど何度か支えてもらってるんで結構頼りになるかもしれないですよ」
「うん、本当にありがとうね!」
「いや~それほどでも~」
「おたすけに年齢は関係ないゾ、困ったことがあったら相談してみんなで解決すればいいゾ!」
「そうですよ、あたしもしんのすけより4つ年上ですけど何度か支えてもらってるんで結構頼りになるかもしれないですよ」
「うん、本当にありがとうね!」
「いや~それほどでも~」
芳佳は協力してくれるしんのすけ達にお礼を言った
そしてミライマンが今後のことについて口を開いた
そしてミライマンが今後のことについて口を開いた
「それでは今から服部静夏さんという人を探しに行くということでいいですね?」
「そうね」
(今思ったけどこのミライマンっていう人...かは分からないけどどうなってるんだろう...魔法力か何かなのかな...って今はそれどころじゃないよね)
「そうね」
(今思ったけどこのミライマンっていう人...かは分からないけどどうなってるんだろう...魔法力か何かなのかな...って今はそれどころじゃないよね)
方針が決まり三人(と一体)は共に行動することを決めた...その時芳佳は改めて決意を固めていた
(しんちゃん達が支えてくれたおかげで私は気持ちを切り替えることができた...二人は絶対に私が守る...!
待っててね静夏ちゃん...すぐに...『おたすけ』するからね...!)
「芳佳ちゃ~ん!早く~!」
「あ、うん!今行くよ!」
待っててね静夏ちゃん...すぐに...『おたすけ』するからね...!)
「芳佳ちゃ~ん!早く~!」
「あ、うん!今行くよ!」
こうして三人(と一体)は静夏を探し始めた...
人は互いに助け合うことで絆が深まっていく...それが『仲間』の証...
人は互いに助け合うことで絆が深まっていく...それが『仲間』の証...
【F-6/一日目/深夜 】
【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、シリマルダシ(ミライマン)@クレヨンしんちゃん、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本行動方針:困ってる人をおたすけする
1:アリサちゃん、芳佳ちゃんと一緒に行動する
2:芳佳ちゃんのお友達(服部静夏)を探す
[備考]
※殺し合いについて理解できていません
【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、シリマルダシ(ミライマン)@クレヨンしんちゃん、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本行動方針:困ってる人をおたすけする
1:アリサちゃん、芳佳ちゃんと一緒に行動する
2:芳佳ちゃんのお友達(服部静夏)を探す
[備考]
※殺し合いについて理解できていません
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのはA's】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いは絶対しない
1:しんのすけ、芳佳さんと行動する
2:服部静夏という人を探す
3:いざとなったらしんのすけを守る
4:ネガティブな考えは捨てなくちゃね!
[備考]
※参戦時期はなのは達が魔法少女だと知った後です
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いは絶対しない
1:しんのすけ、芳佳さんと行動する
2:服部静夏という人を探す
3:いざとなったらしんのすけを守る
4:ネガティブな考えは捨てなくちゃね!
[備考]
※参戦時期はなのは達が魔法少女だと知った後です
【宮藤芳佳@ストライクウィッチーズ】
[健康]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ギャレンラウザー@仮面ライダー剣、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本行動方針:守る為に、私は戦う!
1:しんちゃん、アリサちゃんと行動し二人を守る
2:静夏を探す
3:傷付いた人がいたら助けたい
4:私も二人に負けないように頑張る!
[備考]
※参戦時期は劇場版にて、負傷した静夏を発見する前からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
[健康]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ギャレンラウザー@仮面ライダー剣、ランダム支給品1~2
[思考・状況]基本行動方針:守る為に、私は戦う!
1:しんちゃん、アリサちゃんと行動し二人を守る
2:静夏を探す
3:傷付いた人がいたら助けたい
4:私も二人に負けないように頑張る!
[備考]
※参戦時期は劇場版にて、負傷した静夏を発見する前からです。
※作中にて舞台になっている年代が1945年な為、それ以降に出来た物についての知識は原則ありません。
004:ギースにきんいろ | 投下順 | 006:Hell on Earth |
──『信頼』『助け合い』そして『仲間』── | 野原しんのすけ | 042:嵐を呼ぶ辺獄平安大合戦 序 |
──『信頼』『助け合い』そして『仲間』── | アリサ・バニングス | |
翼は無くとも勇気はある | 宮藤芳佳 |