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  • 魔神降臨───禍魂顕現

hengokurowa @ ウィキ

魔神降臨───禍魂顕現

最終更新:2022年11月16日 21:16

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 二人の間に一人の男性がモッコスの腕を掴む。
 がっちりと掴まれた腕は琴美に迫ることはない。
 琴美とモッコスだけでなく、アカメですら唖然とする。

「千年と長い時を生きた俺でも、こんなことは初めてだ。」

 白を基調とした巫女装束を纏った巨躯。
 胸元には彼女が手にした円盤を付けており、
 青い髪の耳元からは人間離れした両角が目立つ。
 長柄の槌を背負っている彼は、見覚えのある姿だ。
 アカメにとっては、最早二度と見ることのなかった存在。
 彼女を見やれば、仏頂面にも見えた表情から笑みを浮かべる。

「生きてるようで何よりだ───アカメ。」

「───スーさん!」

 琴美の支給品の中に眠っていたそれの名はスサノオ。
 ナイトレイドの一人であり、生物型帝具電光石火『スサノオ』だ。
 支給品に臣具、あるいは帝具はあるのは彼女も想定してたつもりだ。
 だがスサノオはエスデスとの戦いで殿から帰ってはこなかった。
 どのような結末を迎えたかなど、最早語る必要はない。
 再会を喜ばしく思う反面、過去に見せられた幻覚もあることだ。
 クロメではなくスサノオでやる意義はともかく、偽物の類かと軽く疑う。 

「見当もつかないが、少なくとも俺はお前の知るアカメのつもりだ。
 アカメ、それはそうとその刀は何だ。無駄に削られた刃毀れが気になる!」

 几帳面を通り越して完璧主義者。
 左右非対称ですら気になってしまうところなど、
 再現しても隙を作るにしても必要のない行動だ。

「……本当にスーさんだ。」

 これはもう本物と断言してもいいだろう。
 肩の力が抜けてほっと安堵の息をつく。
 因みにアカメが持っている刀は一定の間隔で刃毀れした、
 日本刀の類なので当然だが斬られると痛そうな形状をしている。
 これは不良品と言うわけではなく、使用していたとある鬼殺隊の嗜好だ。

「おいミノタウロス。女とくっちゃべってねえでとっとと手ェ離せや。」

 感動の再会のところ水を差す。いや、当人は水を差すなんて認識すらないかもしれない。
 彼にとってはこれはモンスターで、そんな奴に基本道徳を考える方がおかしいのだから。
 (この男に元より基本道徳なんて殆どないだろうとは言ってはいけない)
 蚊帳の外にされていたモッコスは青筋をさらに浮かべながら、掴まれた左腕を引く。
 全力と言うわけではないにしても、スサノオの力でも引っ張られるだけの筋力は、
 並々ならぬと言うことが彼にも伝わるが、一瞥しただけでこれをスルー。

「だが俺は支給品としての扱いだ。主人が命じれば、
 アカメであっても攻撃せざるを得ない。今の主人は……」

 帝具としての繋がりで、
 言葉にせずとも誰が主人かはわかる。

「おいシカトしてんじゃねえぞ!!」

「少し待て。後、第二ボタンが外れそうなのが気になる。」

「んなこと知るか!」

 流石にやかましいので一言断ってから、再び琴美へと視線を向ける。

「命令を下せ。目覚めさせたお前にはその権限がある。」

「スサノオは自律行動で戦える帝具だ。大雑把な命令でも問題はない。」

 アカメの助言もあるが、説明は既に読んだ。
 帝具の中でも生物型は自律行動できるのもあって、
 腕前も関係ないし帝具使用時の負担も少ないとされる。
 一般人の琴美であっても十分使用に耐えうるものだ。

「───スサノオさんの思う通りに動いてください!」

 先ほどのやり取りから、
 少なくともスサノオはアカメの知り合いだ。
 殺し合いであっても進んでするような輩ではない。
 であれば、自分の命令と言う枷を与えるよりも、
 彼自身に自由に行動させる方が一番いいと判断した。

「承知した。」

 そして、その命令はこの場においてまさに最適解だった。
 モッコスを攻撃するように命じても空白の才の前では攻撃できない。
 だが自由にしていい、つまりスサノオの意志で戦うのであれば。
 性別の概念が(一応は)なく、琴美自身の意志とは無関係の行動。
 空白の才の状況下においても、何の隔たりもない動きができる。
 拳がモッコスの顔面へと直撃する。

「いいから手ェ放せつってんだろうが。モンスターは知能もねえのか?」

(硬いな。)

 人を殴ったような感触はせず、どちらかと言えば鋼鉄。
 流石に変化したDr.スタイリッシュの時ほどの強度ではなさそうだが、
 この状態の相手を生身で戦うには少し骨が折れる硬さなのは間違いない。

「生身では分が悪い。ならば……」

 掴んでいたモッコスをそのまま投げ飛ばし、
 背中に背負った槌を手に着地した左腕を殴り飛ばす。

「む。」

 鋼鉄であればと槌を使ってみたが
 明らかに殴った感触がさっきと違う。

「ヘヘヘ、効かねえな。」

 下卑た笑みと共に逆に槌を掴んで引き寄せる。
 尾田栄一郎(ラバーメン)の前に打撃は無力だ。
 そのまま接近したスサノオの額を、軽く顔面を掴む。

「燃えろ。」

 瞬間、全身が火達磨のようにスサノオが燃え上がる。
 根性焼き(フレア)は触れる必要はあれど、代わりに瞬時に燃やす。
 まず生きてはいられないだろう。

「スサノオさんッ!!」

「ハッ、モンスターがイキってんじゃねえよ。」

 火柱を尻目に、悠々とした歩きで二人へと迫る。
 身を強張らせる琴美に対して、アカメは何も動じない。
 寧ろ前に立ちはだかったりしようともしないので、逆に違和感があった。

「随分大人しいじゃねえか。」

「する必要がないからな。」

「あ? 何言って───」

 頬に伝わる衝撃。それに耐えきれず軽く数メートルは吹き飛ばされる。
 何が起きたかモッコスには分からないが、転がる中の姿を見て表情を変えた。

「モンスターではない、帝具だ。」

 そこにいたのは火達磨だったはずのスサノオ。
 火傷はおろか服すら元通りで、困惑せざるを得ない。
 生物型帝具は肉体を損傷してもすぐに再生して戦うことができる。
 肉体の半分近くを欠損しても問題なく再生してしまうのだから、
 全身が燃えた程度では殺せはしない。

「アカメ。先程からコアの状態でも話は聞いていた。
 お前はハツネと言う人物を探しに行け。」

「……分かった。だがスーさん。奴は下手な帝具使いよりも強い。」

「分かっている。頑丈さだけで言えばエスデス以上だろうな。」

 スサノオは帝具だけあってナイトレイドでも屈指の戦力。
 一方で相手は羅刹四鬼と同様、帝具なしでも帝具使いに匹敵する。
 エスデスほどどうしようもない相手ではないので十分に任せられるが、
 スサノオは時空を凍結させる、などと言う無茶苦茶な奥の手で倒された。
 僅かばかりに不安の表れのような忠告と共に、初音の逃げた方角へと向かう。

「琴美と言ったな。つかず離れずの距離を保て。
 自律行動は出来るが俺は支給品。極端に離れることもできない。」

「は、はい!」

「テメエ、楽に死ねると思うなよ……生まれてきた事をを後悔させてやるぜ。」

「悪いが、俺は一度死んでいる上に帝具だ。楽に死ねると思ったことは一度としてない。」

 汚物消毒による牽制の炎。
 頭に血が上って琴美を完全に観点にいれてない攻撃で、
 スサノオは彼女を抱えながら射線を外れて攻撃を回避。
 余り遠距離攻撃をさせると彼女に流れ弾の可能性がある。
 そこを危惧してスサノオは降ろした後は接近して槌を振るう。

「無駄だつってんだろうが!!」

 腕で防ぐが尾田栄一郎によって衝撃を吸収する。
 いかに帝具の腕力を以てしても、ダメージには至らない。

「そうか。『今は』柔らかいのか。」

「あ? それがなんだって───」

 槌の隙間から刃が展開と同時に回転。
 防いだ腕が切り刻まれて鮮血が吹き出す。

「ぎゃああああぁ!!」

 いくら衝撃に強くとも今はゴム。
 斬撃には滅法弱い。本家も弱いって言ってた。
 自分から押さえつけてたのもあって引くのが遅れ、
 左腕が三つか四つほどに切り分けられた状態で周囲へと散らばる。

「畜生、やりやがったなテメエ……!!」

 シークレットゲームに参加したと言っても、
 此処までバラバラにされたものは見たことがない。
 仲間の死も全員それを見たわけでもないのもあり、
 凄惨な光景に血の気が引く。

「次は右腕か。」

「……有機溶剤(ケアル)。」

 腕から肉体がボコボコと再生していく。
 端から見れば異様な光景ともあり、より琴美の気分が悪くなる。
 趣味の悪いホラー映画か何かのように感じてしまう。
 対照的に同じような再生をするスサノオは動じることはない。

(あのメスガキ共、案の定やってやがったか。)

 有機溶剤による魔力の消耗が明らかに多い。
 この様子だと他の強力なのは制限されているとみていいだろう。

「お前、帝具なのか?」

「さっきからテイグテイグってなんだよ。貞操帯の仲間か?」

「貞操帯……? 簡単に言えば兵器だ。俺もその兵器の人間になる。
 だが今の発言から、お前は帝具人間と言うわけでもなさそうだな。
 同時にその再生力は人間ではなく、危険種のようなものだと判断するべきか。」

「ハッ、てめーに言われたくねえな、クソバケモンが!!」

 M93Rを抜いて即発砲。
 帝具ですらないただの拳銃。
 そのまま左目を貫通しても直進する。
 モッコスは逃げず、同じように接近。

「この距離ならその棒切れも使えねえなぁ?」

 下手に間合いを取れば槌か刃か、
 どちらか分からない択を取られるのは厄介だ。
 ならば至近距離で肉弾戦をしたほうがよほど懸命で、
 長い得物では接近された状態では使うことはできない。

「なら離れるだけだ。」

 棒高跳びの要領で槌を使っての跳躍。
 空中で旋回しつつ、再び顔面の側部へ叩き込む。
 斬撃か打撃か。完全な二択に本来は頭を抱えるものだ。

「だったら当たらなきゃいいんだろうが!」

 至極まっとうな理由と共に屈む。
 大ぶりな攻撃は盛大に外れたことで大きな隙を生む。
 屈んだ後跳躍し、鳩尾へと弾丸のようなストレートを放つ。
 叩き込むではなく放つ。それは大砲の弾に等しく、
 胴体は風穴を開け、空高く舞う。

「今度こそ燃え尽きやがれ!!」

 汚物消毒が空を舞うスサノオを焼き焦がす。
 念入りに、再生が追いつかないぐらいに。
 多少MP効率は悪いが、殺せればそれでいい。
 落下するまでの間、ずっと炎を放ち続けてスサノオが大地に伏せる。
 火達磨どころか、完全に炭化した焼死体の出来上がりだ。
 性別はおろか、それがスサノオだと言われても角以外で区別はつかない。

「ヘッ、いい花火だったぜ。」

 炭化したそれを蹴り飛ばし、何度目か忘れた琴美へ歩み寄る。
 広々とした道は遮蔽物はなく邪魔するものは誰もいない。
 再び身を強張らせながらも後ずさりをするが、意味はなかった。

「少しは学習をしたほうがいい。」

 そんなことせずともなんとかなるのだから。
 冷徹な一言と共に、脳天へ槌が叩き込まれた。
 壊れた機械のようにぎこちなく首を向ければ、
 半裸で上半身の皮膚が再生途中のスサノオがそこにいる。

「再生力は落ちているが、あれでは俺は殺せない。」

「こんの、化け物が……ッ。」

 頭を叩き潰されて喋れたり認識できただけ大したものだが、
 それが限界。プツリと糸が切れた人形のように、逆にモッコスが大地に伏せた。

「大事はなさそうだな。」

 槌の刃で紐を切ってデイバックを回収しながら様子を伺う。
 制服に今の返り血を浴びた為スサノオとしては酷く気になってしまうが、
 今は手直しできるものがないためそれらについてはひとまず置いておく。

「……」

「どうした?」

「いえ。この人も助けられたら良かったなって。」

 空白の才の影響で、モッコスに対する感情がある程度歪んでるのはある。
 修平とは似ても似つかないのに、理由も分からず惹かれてしまってる状態だ。
 しかし、それを差し引いても殺し合いをしないと決めていた琴美にとっては、
 彼の死も決して心の底から喜べるものではなかった。
 可能なら共闘したくとも。

「甘いのは分かってます。でも……!?」

「? どうした。」

「スサノオさんう───」

 何かを察する前に先にスサノオは動いた。
 不気味な音と共にすぐそばで感じた殺気に反応し、
 迫る拳を受け止める。

「三人目だぜ……これを使うのはよぉ。」

 潰れたはずの頭部が元の形へと戻って行く。
 ギャグ補正(リジェネ)。モッコスが瀕死にならないと発動できないが、
 有機溶剤と違い魔力さえあれば自動的に発動するので、決して死ぬことはない。
 もっとも、消耗量はやはり明らかに多くされているが。

「魔力がある限り俺は死なねえ。今度は殺すまでテメエをぶっ殺してやる。」

「尽きれば死ぬと自白してるぞ。」

「いちいち突っ込んでじゃねえこのミノタウロスがッ!!」

 奪われたデイバックを奪おうとするが、
 寸前にスサノオが適当な方向へ投げて取っ組み合う。

「力比べと行こうじゃねえか……」





 ◇ ◇ ◇





 スサノオが戦ってる最中、もう一方では。

「ハァッ、ハァッ……」

 初音は必死に逃げていたが、
 それほどの距離は離れていなかった。
 運動が苦手な初音からすれば無理からぬことだが。

「!」

 空を駆ける炎。
 先ほどの場所は戦場と化してるのが目に見える。

(逃げないと───)

 このままだと自分も巻き添えを受けてしまう。
 息を切らした身体に鞭を打って歩くも、
 目の前の地面に突き刺さる刃毀れした刀。

「え?」

 何処から来たのか。
 武器の向きから上以外にない空を見上げれば、
 赤い月をバックにアカメから目の前に降りてくる。
 吸血鬼と言う非日常的な存在を見たと言えども、
 人間離れした動きには不安の色は隠せない。

 咄嗟に何の考えもなしに初音は別の道へと逃げる。
 逃げたところで斬られるのは分かってるし、事実回り込まれた。

「聞きたいことがある。」

「な、なんですか……?」

 刀の凶暴さから不安がってるのもあってか、
 近くの地面に突き刺して無手の状態にしてから尋ねる。
 多少ではあるものの、緊張が解けたようにも見えた。

「お前を拾ったとき、近くに死体があった。
 女性と男性それぞれが一人いたが、何があったか教えてもらえないか。」

「き、聞いても初音を殺さないですか?」

 今行われようとしているのは尋問だ。
 身にまとう雰囲気は堅気の人間とは思えない。
 チェーンソーを持ったメイドとは別ベクトルの雰囲気がある。
 アイドルとして色んな演技に関わってきた彼女だから、
 そういうものに対する雰囲気は常人よりも敏感だ。

「正直に答えれば害を与えるつもりはない。」

「えっと、初音はまず……」

 初音は始まってから起きた事を話した。
 ユカポンと共にファンと思しき参加者に襲われて撃退。
 共に行動しようとしたところを軍服の男にも狙われ、ユカポンが討たれたことを。
 自分が先に殺そうと武器を持ったことや琴美を攻撃した、ということは伏せたままで。
 少なくとも琴美とは協力関係。どんな話を聞かされてるか分からない。
 マイナス要素となりうるものは、できるだけ避けようと言わなかった。

(嘘、と言うわけではなさそうだな。)

 どこか委縮している様子は気掛かりだが、
 そもそも琴美と同じ殺し合いに巻き込まれた一般人。
 吸血鬼と出会って結果的に殺し、更に殺されそうになっての連続。
 割り切って振る舞える人間の方が少数派になるだろう。

「驚かせてすまなかった。私はアカメ、この殺し合いに反対の───」

 突如起きる爆発。
 派手な音に二人は強く反応する。

「今のはまさか……!?」

 此方にすら衝撃が感じるほどの爆発。
 スサノオとて無事で済むかどうかは怪しく、

「私は一度琴美の安否を確認しに戻る。近くで隠れていてくれ。」

「は、はいなのです。」

「このカードも渡しておく。使い方はこれを。」

 四枚のカードと説明書を渡した後、
 アカメは爆発のあった場所へと走り出す。

「琴美! スーさん!!」

 爆発のあった場所へものの数分で辿り着くアカメ。
 そこには三人とも姿はあるが、その結末は───





 ◇ ◇ ◇





(千日手だ。)

 スサノオとモッコスの戦いは完全に持久戦だ。
 モッコスのMPか尽きるか、スサノオの供給が尽きるか。
 消耗が少ない帝具と言えどもあくまで元将軍のナジェンダであって、
 一般人の琴美では長時間の運用はとてもできないだろう。
 何時までもとはいかないので、一度蹴り飛ばして距離を取る。

(奴の方に何かないか。)

 至近距離の間合いでは槌は使えず、
 肉体の強固さのせいで肉弾戦のダメージは今一つ。
 打開策はあるにはあるが、使うのを避けたいところ。
 モッコスを蹴り飛ばした痕、散乱したデイバックへ向かう。

「おいてめえ! 人のモンとってんじゃねえぞ!!」

 すぐに反応して肉薄し、デイバックを蹴り飛ばしてスサノオは跳躍。
 空中で散乱する支給品の中で唯一取れた錠剤と、その説明書だけを空中でキャッチする。

「……薬物か。」

 説明書を見やれば中々にリスクのある危険物だ。
 相手が持っていながら使わなかったのはそう言うことだとも受け取れる。
 当然、これは自分にも言えることかもしれない危険物なことに変わりはない。

(奥の手を使っても、あの堅牢さは少し難しい。
 暴走の危険のリスクはあるが、やるしかないだろう。)

 カプセルを取り出し、飲み込む。
 効果が表れるのを待ちながら戦うことを想定するも、

「グッ!?」

 早くも来る疼きに目を見開く。
 こんなに効果が早い薬があってたまるか、
 などとは思うが、そもそもこれは人間用でもましてや帝具用ですらない。
 使用した瞬間効果を発揮するのは、これのあった世界では起きることなのだから。
 ───はかいのいでんし。最強を目指したポケモンの遺伝子が込められた薬で、
 攻撃性能が大幅に上昇する対価として混乱と言う名の暴走に陥る。
 幸い毒に耐性のあるスサノオのお陰で暴走はさほど起こしてはないが、
 見える者全てが敵に感じてしまう程の破壊衝動は起きており、
 琴美だけは視界に入れないように配慮して立ち回る。

「ぬおおおおおおおおおおッ!!」

 地面を陥没させる着地と同時に殴りかかる。
 モッコスも同じように殴りかかり、互いの拳がぶつかり合う。
 ぶつかり合った瞬間、凄まじい衝撃が周囲へと響き琴美が軽く吹き飛ぶ。

「キャアアアッ!」

 悲鳴の中、双方の腕に亀裂が入る。
 帝具に血はないので鮮血が噴き出すのはモッコスのみだ。
 殴る都合、拳だけはゴムよりも素の硬さの方が優れており、
 尾田栄一郎で柔らかい状態にするわけにはいかなかった。

「有機溶剤!」

(この頑丈さ、やっと貫けたようだな。)

 帝具にはかいのいでんしを使って、
 これだけ以てしてようやく生身でのダメージが通せるようになる。
 相手がいかほどの実力者かがよくわかる瞬間だ。
 ───だが、それでもまだ足りない。

「勝ったと思ってんのかよ。」

 何度見たか分からない下卑た笑み。
 最初の数十回の拳のぶつかり合いは互いの拳が裂けつつも、
 互いに強引な回復を以って元に戻しながらの殴り合いを続けていた。
 だが途中から、スサノオだけが一方的にダメージを受けている。

(さらに硬くなっているだと。)

 元より鋼鉄並みの堅牢さは、少年法によってダイヤモンドに匹敵する。
 拳は鋼鉄は貫けても、ダイヤモンドを貫くには一歩だけ足りない。

「スサノオさん……!」

 何が起きてるか常人にはほとんど分からない。
 と言うよりまともに視認することも厳しい衝撃が襲ってくる。
 少なくともスサノオの方が劣勢なのはわかった。
 さっきから飛んできていたはずの血は飛んでこない。
 つまりモッコスの方はダメージを受けていないのだと。
 殴り続けていれば限界を迎えるのはどちらか。

 それを理解した瞬間、琴美は手を伸ばす。
 自分ができる最善は邪魔にならずにスサノオをサポートすること。
 そしてその一番の手段となる『奥の手』を彼女は使う。

「……禍魂顕現!!」

 手から気のようなものが彼女からスサノオへと伸びる。
 いくつかの帝具に存在する奥の手。スサノオは主からの生命力を糧に発動する。

「その覚悟、受け取った!」

 できることなら彼女に使わせるのは避けたかった。
 ナジェンダは死を覚悟して反乱軍についていたが彼女は違う。
 守るべき民から貰うことに対して、相応の忌避感があったが故に避けた。
 だが彼女はそんなにやわな人間ではない。多くの人の命の上に助けられた彼女は、
 ナイトレイドと変わらない、闇の中でも折れない志を持っていると。
 視界に入れると確実に攻撃しかねないので言葉だけに留める。

「おおおおおッ!!」

 スサノオが殴り合いの最中に姿を変えていく。
 上半身ははだけ、背中には光輪のようなものが現れ、髪は白髪に角は黒く変色。
 まさに禍々しい神へと変貌したとも言うべき風貌へと変わり果てた。
 これがスサノオの奥の手。ステータスを向上させる『禍魂顕現』だ。

「八尺瓊勾玉!!」

 能力以外にもさらに使用可能となるものが増える。
 八尺瓊勾玉は速度を向上させる効果を持っており、
 黄金のオーラを纏い、拳のラッシュは更に苛烈になる。

(お、押し切られる……!!)

 想像を超えるスピード。
 しかも一発一発が凄まじく重い。
 はかいのいでんしと奥の手で底上げされた火力は、
 いくらダイヤモンド並みと称しても限度はあった。
 故にこれは負けるのではないか。ほんのちょっぴりだけ脳を過る。
 そう、ほんのちょっぴりだ。負けるつもりはないし、
 勝てる気がしないと感じたわけではない。

「ヘ、ヘヘヘ……」

 劣勢になってるはずなのに謎の笑み。
 今までの下卑た物とは違う、どこか嬉しそうな。

「随分楽しそうだな。」

「あ? 今まで何もかもが簡単でつまらなかったんだよ。」

 誰も言わなかったし、理解されなかった。
 別に理解されたいとも思ったわけではない。
 子供の頃から思い続けてきたことだ。
 ドキュンたる彼の底に眠っていたルーツ。

「戦える奴(こういう)のも悪くねえってなぁ!!」

 ずっと思ってきたことだ。
 怪物を殺しても、警察をぶちのめしても、親父を殺しても。
 全てが簡単にできてしまい、全員が弱い。退屈で退屈で仕方がない世界。
 世界から色は消えた。イージーで退屈なモノクロの世界を彼は生き続ける。
 つまんないことをし続けるだけの世界かと思った時、彼はそれと出会った。

『そう? 私は退屈。』

 首を、頭を、股間を、全身を。
 いったい何度殺されるぐらいのダメージを受けたか。
 ただのガキと思えば、出鱈目に強い魔王と戦ったときのような。
 あの時抱いた感情のようなものが、今の彼にはあった。

 いや、魔王程の力はスサノオにはないとは思っている。
 一方的になぶり殺しにされた魔王と殴り合いがまだ成立するスサノオ。
 薬を使って、姿を変化させて、さらに強化して追いつくぐらいだ。
 どちらが強いかなんてことは、もはや語るまでもないことだろう。
 だがそれでもいい。あの時のように感じるあの瞬間の高揚感。
 苦境(こういうの)を彼は求めていた。

「……そうか。」

 漸く理解できた。
 元々スサノオは要人警護のため観察眼にも優れている。
 だから相手が、何処かつまらなさそうに感じることもあった。
 知ったところで所詮は敵だ、大した意味はない……だが。

「アカメ達の敵である以上お前を討つが、
 嘗て俺は戦士としてその名を下手人に覚えられた。
 故に俺も、お前を敵であると同時に名前だけは聞こう。」

 生前の影響のような彼女の真似事。
 はかいのいでんしを取り込んだことで、
 彼女と近しい間柄になっているのかもしれない。

「人間みてーなことくっちゃべってんじゃねえよ。
 だが名乗ってやるよ。俺様はエドワード・ハインリッヒだ。」

 モンスターである以上ぶっ殺す。
 それには変わりないものの、実力はある奴だ。
 気分も上がってたこともあって、珍しく名乗り返す。

「エドワードか……その名前、戦士として覚えておこう!」

 互いに衝撃で距離を大きく取りながら拳のラッシュをやめる。
 全身全霊の拳を今から叩き込むべく、互いに拳を構えてからの肉薄。

≪うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉッ!!!!≫

 殺し合いと言うよりも、
 戦いを楽しんでいるかのような光景だ。
 生き残ると言うよりも、勝つか負けるかの部分に重きを置いたかのように。

 互いの一番の拳が互いの身体に直撃する。
 爆発のような衝撃音が周囲へと広がっていく。
 嵐のような壮絶さがあった中に、突如静寂が周囲を包む。
 勝ったのは───




















「ゼー、ハー……老若男女平等拳(エクスカリバー)……!!」

 モッコスだ。
 胴体に風穴があく程の傷ではあったが、
 まだギャグ補正に回せる魔力は一回分は残っており治りつつあった。
 ではスサノオはと言うと、逆に身体が崩れつつある。

 モッコスが殴った箇所から、赤い欠片がボロボロと落ちていく。
 生物型帝具は何も無敵ではない。弱点は概ね二つ存在する。
 一つは使用者の死亡。これは単純だが、モッコスは選ばなかった。
 プライドの高い彼がそんなコスい手を使うはずがないのだから。
 もう一つは、核となるコアを破壊することだ。

 モッコスは違和感をずっと感じていた。
 琴美が翳した円盤。あれが胸元にあり続けたことを。
 燃やされて上半身だけになった時にもそれは形をとどめていて、
 消し炭になった時蹴り飛ばした際に胸元の円盤だけは炭化しておらず、
 変化した状態であってもそれが残り続けて、モッコスは気づく。
 知能は低い彼だが決して頭は悪くない。こいつにとっての心臓はそれなのだと確信した。
 故に殴り、砕いた。崩れていく姿を見て笑みを浮かべずにはいられない。

「スサノオだったか? まあ覚えておいてやるよ。」

 崩れつつあるスサノオを見て今度こそ倒したと確信する。
 コアが砕かれた今や、再生することはできない。
 その上満身創痍の中で動けるものではなく倒れる。

「さ〜て、お楽しみの時間。」

 琴美へと視線を向けて歩き出す。
 流石に負傷のせいでゆっくりとした動きだが、
 長時間彼の近くにいすぎたことで雌豚調教の才の影響は強く、
 琴美は骨抜きに近い状態でまともに立って歩くこともできない。
 今度こそ守るものはいない。全てが終わった。








 だが琴美はそうは感じなかった。
 感じなかったと言うより、諦めていない。

「な───」

 背後の影を見てその存在に気付く。
 コアを破壊したはずのスサノオが再生を始めている。

「禍魂、顕現……カハッ!!」

 血反吐を吐きなその生命力を差し出す。
 禍魂顕現は主人の生命力を奪って強化を施し、三回使用すれば使用者は死ぬ。
 だが、それはあくまでナジェンダが使った場合の話である。
 帝具には相性というものがあり、元々スサノオは将軍が使ってた帝具。
 琴美は守る為なら自分が傷つくことを厭わない精神を持ってると言えども、
 将軍やナジェンダと言った武人に並ぶ程の相性の持っているわけではなかった。
 加えてはかいのいでんしを取り込んだことでの消耗が跳ね上がったうえに重ね掛けの禍魂顕現。
 二度ですら血反吐を吐くことだって、決しておかしなことではない。

「天叢雲剣!!」

 復活したスサノオの手に握られるのは数メートルは余裕である長剣。
 琴美ぐらいなら簡単に組み伏せれると言えども、
 流石に奥の手を使った状態のスサノオを相手できる体力はもうない。

「ちょ、ま……!!」

 情けない遺言と共に、モッコスの上半身と下半身は分断された。
 ギャグ補正を生命力で賄おうとしても満身創痍の彼に当然なるはずもなし。
 搾り取るだけの分でさえなかった彼に、命の炎を燃やしつくすかのような一撃。
 どちらの命がまだ燃えていたか。言ってしまえばそれだけの結果に過ぎない。
 そして彼が死亡すること、即ち───










 メガンテのうでわはくだけちった!










「琴美、スーさん!!」

 三人の姿はあったが、凄惨な光景だった。
 上半身と下半身が分断されたモッコス。
 奥の手の姿でありながら右腕と左足を喪ったスサノオ。
 そして───四肢がバラバラにちぎれた状態の琴美。
 モッコスの死によってメガンテのうでわが発動した結果、
 スサノオは瀕死に、琴美は即死の結果を引き当ててしまった。

「アカメ、戻ったか……任された身でこの結果だ。すまない。」

 主からの供給がなくなった今、
 支給品であるスサノオは行動は許されなかった。
 次の主人と出会うまで、身体を動かすことはできない。
 それでも、アカメが戻って事情を説明するまで辛うじて意識だけは保っていた。

「私ではどうにもならなかった。スーさんに何か言える立場ではない。」

 言える立場だったとしても、何も言うつもりはなかった。
 これだけスサノオが負傷してようやく勝てた相手なのだから。
 犠牲なしで勝てと言えるわけがないし、自分でも成せるものではない。
 ナイトレイドの誰であろうとも言うことはないだろう。

「所有者が不在になったことで時期に俺は一時的だが眠りにつく。
 核となる奴は持っていけ。琴美が自分の命を削って俺のを再生させた。
 無理のある形で復元したことで力は衰えてるかもしれんが……まだ使い道はあるぞ。」

「……分かった。」

 損壊してるとは言え大の男だ。デイバックに入れるのは難しく、
 コアの部分を日輪刀で抜き取り、スサノオは一度消滅する。

(これは琴美の遺志だ。)

 命を繋いでこれを残してくれた。
 守れなかった分、せめてこれを誰かに届けなければならない。
 スサノオは強い。復活できればきっと頼もしい仲間になる。

(そうだ。あの木札を……?)

 あの札が所有者で変わるのであれば、
 今のうちに破壊しておくべきだとモッコスの下半身を漁る。
 ポケットには確かにあったものの、そこに書かれてた文字はない。

(奴は自分の支給品の能力を把握しきれてなかった。
 と言うと、女性に対する効果は後付けか不明のまま支給されたか。)

 散乱していたデイバックを回収し、その中から空白の才の説明書を見つける。
 並の帝具を凌駕するそれは、使い方次第で千変万化の万能なものとなるだろう。

(『首輪解除の才』と書き込めば誰でも首輪解除が見込める、ということか。)

 万能な代物ではあるが、一先ずしまっておく。
 自分がするべきは敵の排除。首輪解除という重要なポジションでは、
 自身が前に出て戦うことができなくなってしまう恐れもある。
 誰かに信用のおける人物にこれを譲渡して其方へと優先するべきか。



 かくして勇者の肩書を冠した魔族と、
 神の名を冠した帝具の壮絶な戦いは終わりを迎える。
 仲間の遺志を継ぎ、アカメは一人その場から去った。

【モッコス@ドキュンサーガ 死亡】

【吹石琴美@リベリオンズ Secret game 2nd Stage 死亡】

【E-6/一日目 佐神善の家前/黎明】

【アカメ@アカメが斬る!】
[状態]:雌豚調教の才による興奮(現在回復中)
[装備]:嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃、灰皿×2@現実、スサノオの核@アカメが斬る!、空白の才@うえきの法則
〔道具]:基本支給品×6(自分、モッコス、琴美、充、ドドンタス、しお)、スサノオの槌@アカメが斬る!、閃光手榴弾×1、ランダム支給品×0〜9(琴美0〜1、ドドンタス0〜2、しお0〜2、モッコス0〜2、充0〜2、一部未確認)、M93R@リベリオンズ Secret Game 2nd Stage(弾薬まだ余裕あり)、空白の才@うえきの法則

[思考・状況]
基本方針:主催を悪と見なして斬る。
0:初音のところへ戻る。
1:殺し合い阻止の為の仲間を募る。
2:エスデスを斬る。
3:あのおにぎり頭の少年を探し出し、悪ならば斬る。
4:レオーネと合流する。
5:琴美の関係者を探す。それと謝らなければならない。
6:主催はスーさんを復元できるのか……
7:参加者に縁のある場所があるのか?

※参戦時期は漫画版スサノオ死亡後〜エスデス死亡前の間。
※琴美視点でのリベリオンズ勢の関係を把握しました。
 ただしDルート基準の為、他ルートとは齟齬があります。
 (話が完全に一致するのは春菜、充のみ)
※雌豚調教の才はモッコス死亡により空白の才に戻りました。
 少なくとも現時点でアカメは書いていません

※スサノオが無理な禍魂顕現をしたことで、性能が落ちてるかもしれません

※E-6にモッコス、琴美の死体があります










 ……しかし、やはりアカメの認識は甘かった。
 あの後、初音は札を一瞥した後一目散に走り出す。
 隠れる為に走ってるわけではなく、逃げるためだ。
 近くどころか、すでにエリアすら跨いでしまっている。

(初音の事がバレたら、初音は……ッ!!)

 先ほどアカメは『琴美の所へ戻る』と言った。
 となれば、琴美はあの時点では死んでいなかったと言うことだ。
 もしアカメに危害を加えたことを伝えられれば……想像したくない。
 だから逃げる。少しでも遠くへ逃げて充を探すために。

 アカメに落ち度があったかどうかで言えばないだろう。
 まだ異世界と言う概念すら理解しきれてない情報不足の中、
 平行世界と言うさらに別の概念もある場所にたどり着くのは。
 いち早く平行世界も関わってることに気づけているのは別世界のデビルマンを知った政、
 原型と言う概念があるワザップジョルノと割と限られた人物ぐらいだろう。
 ましてや、シークレットゲームの参加者は全員そのことに気づけてないのだから。

【D-7/一日目/黎明】

【阿刀田初音@リベリオンズ Secret Game 2nd stage】
[状態]:精神的疲労(大)、疲労(大)、出血(中)、全身にダメージ、不安(大)
[装備]:霊撃札×4@東方project
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜2(アカメ、琴美が確認済み。ボウガンや危険物以外)
[思考・状況]
基本方針:初音にどうしろというのですか……
1:充を探す。アカメから逃げる。
2:修平、はるな、大祐、アカメには要警戒する。
3:琴美……ユカポン……
[備考]
※参戦時期はBルート、充の死亡直後より。
※自分が琴美を殺したと思ってます。

≪佐神善の家@血と灰の女王≫
善の実家。教会でもあり捨てられた動物を飼ってるため、直ぐ近くに動物小屋がある。
現在は初音の支給品である金づち@現実が転がっていて、若干損壊。
善によるドミノですら噴き出すほどのまずい飯とかあるかも。

【嘴平伊之助の日輪刀@鬼滅の刃】
アカメが最初から使用していた支給品。
伊之助が那田蜘蛛山の後に新調した藍鼠色の日輪刀。
日輪刀の特性から太陽に弱い相手には有効な武器となる。
意図的に等間隔で刃毀れさせた。多分斬られるとすごく痛い。斬ると言うより裂けそう。
伊之助は二刀流だが一振りだけ。ひょっとしたらどこかにもう一振りあるかも。

【電光石火『スサノオ』@アカメが斬る!】
琴美の支給品。四十八の帝具の一つで意志を持った生物型帝具。齢1000歳。
高い戦闘能力に加え要人警護用の為料理を筆頭に、あらゆる家事どころか建築すらできる。
主を必要とする帝具だが従順ではなく、また自動で動くため帝具としては技術も消耗も少ない。
観察眼に優れ、動作による弱点も見抜ける(優れすぎて几帳面な性格が災いし集中できないことも)
生物型の帝具のため胸元の赤い円盤を破壊されない限りはあらゆる損傷から再生することが可能
長柄の槌を基本武器にしており、槌の隙間からは回転刃もでる。強化兵ですら余裕でスライス可能
奥の手『禍魂顕現』により、一定時間数メートルは余裕である超がつく長剣の『天叢雲剣』、
飛び道具反射できる鏡『八咫鏡』、基本能力を伸ばす『八尺瓊勾玉』が行使できる
使うには主人となる存在からの生命力を消費し、多くても三回使えば確実に主人が死ぬ
(相性やスサノオの状態次第で上限は下がる)
制限として
①使用者から離れられない(少なくとも使用者が認識してない範囲には出られない)
②禍魂顕現の使用回数は持ち主を変えても六時間に一回回復
③自我は残っているため進言も時にするが、主人の行動方針に絶対に従う。
④使用者が死亡した場合自動的に機能が止まる。
このスサノオが漫画版かアニメ版かは現時点では不明(死亡のタイミング、生存者が違う)

【はかいのいでんし@ポケットモンスターシリーズ】
元々はしおの支給品を、スサノオが使用したもの。
ポケットモンスターシリーズとは言うがマザーシップだと金銀のみの登場。
硬化のみで説明不要だったが、入手場所がハナダの洞窟があった場所であり、
名探偵ピカチュウでも登場したことから、ミュウツーの遺伝子を含んだ薬物。
使用すると攻撃力が非常に跳ね上がるが、ひんしになるまで混乱基暴走を起こす。
スサノオに使用した結果、ポケモンと同様に自分を攻撃する形で自制する形となった。
スサノオはコア=ひんしになったため再起動時は暴走しないが、攻撃力も戻っている。
原作では名前だけで形状は不明の為、名探偵ピカチュウに倣いカプセル型として扱う。

【霊撃札×4枚@東方project】
アカメの支給品を初音に渡したもの。
性能的には緋想天or非想天則よりで、掲げることで衝撃波が周囲の敵を吹き飛ばす防御向けのカード。
衝撃波によるダメージは雀の涙なので場所と組み合わせよう。

039:死中の閃き 投下順 041:星屑ロンリネス
027笑顔のカタチ モッコス GAME OVER
008花は生きることを迷わない 吹石琴美 GAME OVER
アカメ 051:SAMURAIGIRLS,SUN KILL!KILL!KILL!
阿刀田初音 061:BRAVE PHOENIX
「魔神降臨───禍魂顕現」をウィキ内検索
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