ルシアン・ヒルの上で ◆gry038wOvE
結城丈二、
涼邑零の二名は21時まで周囲の探索をする事にしていた。
襲撃された場合の事を考えて二人馬織の行動を主としているが、現状でこの村エリアには誰も来る気配がなかった。無造作に置かれた遺体に手をかけた様子がなかったのも、この村エリアの人気のなさを物語っている。
おそらく志葉屋敷の持ち主と思しき
志葉丈瑠ももうこの世になく、いくつかの戦いの痕らしきものも既に乾いた様子を見せていたので、単純に村エリアの不人気よりは市街地エリアの利便性に惹かれた人間が多いのだろう。
また、とうに過ぎているとはいえ、十八時には市街地エリアに向かう約束があった。それが周囲に伝わった可能性も高い。現状では禁止エリアの多さで不便さもあるだろうが、施設の多い市街地エリアに向かうのだろうか。
もともと、市街地エリアに一度足を運んでいた結城丈二と涼邑零であったが、その時は様々な理由込で、未確認生命体対策本部の資料も得られなかった。
しかし、両名とも、村エリアを散策する中で、このエリアならではの特色のようなものにはうっすらと気づき始めていた。
「どうやら、便利な道具が多様に取り揃えられているようだな……」
支給品外のアイテムが髄所に隠されているのである。
このエリアには、二人も知らないが、以前はビートチェイサー2000やサイクロン号といった仮面ライダーのマシンが配置されていた。それと同様に、まだこの村には支給品として主催側から送られた以外の隠しアイテムが豊富に取り揃えられているのである。民家に稀に隠されている小物のようなアイテムもあれば、かなり堂々と置いてあるアイテムもある。
主催陣としても、村エリアと市街地エリアの二か所では、市街地に人が集中する事を予測していたのだろう。村エリア側にこうしたアイテムを配置し、ここの特色を作る形を取ったのだ。
これまでも、まあ少しばかり小物アイテムを手に入れている。
たとえば、「AtoZ・スロット専用T2ガイアメモリ」と書かれたガイアメモリのケースだ。中にはもちろん、ぴったり納まる形でガイアメモリが入っているのだ。これは、このしばらくの間で四つも手に入っている。いずれも探索は難しいが、注意深く探すと隠されていた。
民家のクッションの中に硬い感触を感じたら、その中に一つ。結城丈二が、まるで運命に惹かれるようにして発見した「Rocket(ロケット)」のガイアメモリ。
机の引き出しの中……ではなく、机の引き出しの二重底の下。「Accel(アクセル)」のガイアメモリ。
木彫りの熊の置物の中。「Unicorn(ユニコーン)」のガイアメモリ。
一番わかりやすかったのは、道にあった看板の裏。「Queen(クイーン)」のガイアメモリ。
そんなこんなで、宝探しのように見つけたガイアメモリの数が四本である。AtoZという事は、もしかするとAからZまでのガイアメモリがこの場所に隠されているのかもしれないが、時間がないのでそれに関しては他の専門家に語る事にした。
このT2ガイアメモリは、警察署で出会った──もう死んでしまった
泉京水と、その知り合いの
大道克己がもともと探していたものらしいが、敵の仮面ライダーたるダブルもおそらくは何か知っているだろう。
ロケットとユニコーンが結城、アクセルとクイーンが零のデイパックの中に押し込まれる形になったが、今後、それを必要とする人間に会うまでは全く不要なものだろう。
更に、今彼らの前には、もう少し大きめのアイテムもあった。
「シトロエン2CVだな。フランスの車だ」
「なんか詳しいな……」
「マシンには凝っていてね」
今彼らが目にしているのは、緑の車──シトロエン2CVという小型の自動車である。一般道をこの車が走っているのはあまり見ない。なかなか古いタイプの車のようだ。実を言うと、彼らが合流した
涼村暁という男の愛車なのだが、そんな細かい情報まで彼らは得ていないので、この車が彼の所持品である事など誰も知る由もない。
ちなみに結城丈二がこれを発見したのはB-1エリア沿岸部であった。誰かが手を付けた様子はなく、鍵は挿しっぱなしであった。ずっとこの潮風に晒されて放置されていたのだろうか。
「でも、時空魔法陣があれば、こんなものいらないしなぁ……」
「確かに惜しいが、まあ見たところ、しっかりした整備もされていないようだ。使う事になるとすれば、また後だろうな」
「あーあ、もっと早く見つけられればよかったのに」
零としては、これまでの面倒な道のりを考えれば、少し惜しい道具の一つであったが、今となってはソルテッカマンに時空魔法陣まで、もう少し最先端かつハイブリッドな道具が手に入っている。
まだ村には移動手段となる乗り物があるかもしれないが、そろそろ時間も近い。時空魔法陣の管理権限が移るというのなら、なるべく早めにそれを使ってみたいものだった。
△
午後九時。
この時刻になると、もう人気のなさははっきりとわかってくる。ゴーストタウン同然のこの民家の群れを見ている時の胸の寂しさは、いっそう強くなっていた。
彼らはまた、翠屋の入り口にいる。ソルテッカマンがどこか遠くを見ているようだった。
『こんばんは。仮面ライダー、それに魔戒騎士のお二方』
彼らの目の前にいるのは、ホームレスのような小汚い風体の男。めがねも、とんがり頭も、無精ひげも、白衣も──忘れるはずがない。薄気味悪い笑みを浮かべているこの無精な怪人の表情を見て、零と結城は顔を顰める。
何も言わずに一歩前に出て刀の柄を握った零を、結城が右手を前に出して制した。
結城がそんな言葉を投げかける。彼は、
第二回放送を行ったニードルである。無論、倒すべき相手だ。零も、ニードルの姿が幻影である事くらいわかっていた。だが、万が一の可能性に備えて構えたに過ぎない。攻撃の意志はさほど強くはなかった。
『ええ、察しが良いようで。流石は、首輪を外した功労者……。ザボーガーというネーミングは悪くないと思いますよ』
ニードルは下品に笑っていた。結城が額に汗を浮かべる。どうやら、何度も繰り返されると恥ずかしいらしい。
零は、そんな結城丈二の様子を見て、どことなく安堵を浮かべた。
ニードルは続けた。
『ともかく、まあこれからまたヤボ用があるので、手短に話します。あなたたちが知ってのとおり、時空魔法陣の簡易的な管理システムをこちらの喫茶店の奥、二階の一室に転送しました。機械によって時空魔法陣を操る特殊装置です』
「その使い方を教えてくれるんだな」
『はい。これまでは人数も多かったので、こうした強力なアドバンテージはあってはなりませんでしたが、もうそんなしがらみに囚われなくとも良い頃合いでしょう。……現在の時空魔法陣の使用条件は、知ってのとおり、二人以上殺害した参加者の移動、翠屋・警察署間の移動です。本来なら一度使えば消滅する仕組みになっていましたが、残念ながら現在に至るまで利用した人間は皆無……これは甲斐のない話でしょう?』
「……いらないからくれるっていうのか。なら都合が良い」
零は、ニードルの物言いに腹を立てながらも、あくまでニヒルに返した。顔は笑っていない。
『あなたたちのように、普通に移動していても何時間も誰とも合流できない方がたまにいるんですよ。人口密度が更に低くなった今、はぐれ者が他の参加者に出会える可能性はいっそう減ります。ゲームそのものが成り立たなくなる……わかりますね?』
ゲームを面白く進めるには、やはり時空魔法陣のような道具が必要だとわかったのだろう。主催側も、その解禁をあまり問題とは感じていなかったようである。
最初からゲームの一部に組み込んでいたかのように、その準備や設備が万端であるところを見ると、やはり誰かしらがこうして管理権限を受けられるようになっていたのだろう。
その条件が果たして、首輪解析に関わるものかどうかはわからないが。
『管理システムは、時空魔法陣の前に転送しました。ただ、現在も時空魔法陣は二つの施設を繋ぐ事はできますが、その管理はこの翠屋にある装置を使わなければできません。簡単に言えば、翠屋と別の施設を繋ぐ装置という事です』
「使い方は?」
『あなたたちの持っている地図の改訂版が、画面に表示されています。それを利用してください。タッチパネルを搭載していますので、行きたい施設をタッチする事で時空魔法陣の移動先を変更する事ができます。ただし、破壊された施設には発動する事ができませんので、ご注意を……。他にも多様な機能を取り揃えていますが、管理者が著しく優位になるようなものはありません。……私が伝えるべき事は以上です』
ニードルの説明は殆ど終了したようだった。実に手軽な説明だ。
ニードルも背を向けて、今からどこかへ消えようとしていた。
しかし──
「待て、ニードル。首輪が外れたというのに随分と無反応だな」
結城が声をかけて、ニードルが消えるのをやめた。
いや、消えかかった体で結城の方を見ていた。──一体、どういう仕組みになっているのかはわからない。ただ、そんな彼の表情からは下卑た笑いも少し消えている。語調を強めて、彼は言う。
『はい?』
「この首輪は、俺たち……参加者全員を縛るために必要な道具の一つだ。何故、この首輪を外させて、ろくに触れもしないんだ?」
単純にそれは、結城丈二の疑問だった。
ニードルは、殆ど頭を悩ます事もなく、すぐに返答した。
『……そういう段階に来ているという事ですよ。いずれにせよ、あなたたちはこの島から外へは出られない。外には何もありませんし、どこへも行けません。強いていれば、そう、禁止エリアが使用できなくなるだけでしょうか。とにかく、最後の一人が決まるまで、あなたたちは囚われたまま……聞きたい事はそれだけですか?』
結城は何か考えているように黙った。ニードルは、それを見て、安心したように笑って、遂に完全にどこかへ消えた。零は、そんな様子を茫然と見つめていた。
二十一時三十分ごろ、ニードルは別の場所に現れる事になったが、それはこの少し後の話である。
△
ケーキを振る舞う喫茶店の中には、レジカウンターほどの大きさの機械があった。
時空魔法陣の制御装置。青い装置の上部は、液晶のスクリーンがある。
『タッチで起動ください。ユーザー名:結城丈二』
画面には管理者名が記入されている。そのユーザー名は、結城丈二だ。真っ青で中央に文字だけが記載されている画面に、誰かがタッチしなければ起動しないらしい。
「どれ……」
零が横から、ひょいと現れてコンピュータをタッチする。コンピュータには慣れていないのか、手つきは雑だ。
結果は、当然の如く無反応である。
「…………反応しないよ、コレ。壊れてるんじゃないか」
「涼邑……お前は管理対象者じゃないだろう」
結城が画面に触れると、今度はしっかりと起動する。
どうやら、結城丈二以外はタッチできないらしい。既に指紋も何もない鋼鉄の腕だが、手袋越しにタッチは可能だったので、指紋以外のどこかから送られてくる情報でそれを管理しているようだ。
そこから先の画面は、パソコンのデスクトップのようになっており、その中にはいくつかのアイコンが存在する。そのうち、『管理システム』を結城がタッチした。
すると、確かにマップをそのまま張り付けたような画面になった。
「俺たちの持っているものと、ほぼ同じだな……」
紙製の島内マップに比べると、いささかハイテクで綺麗な画質である。エリア区分もしっかりなされており、殆どは手持ちのマップと同じものだが、やはり黄色い○で記された施設の一部は破壊されていた。
教会、風都タワー……この二つの施設が既に跡形もないらしい。あのタワーを破壊するとなると、相当なエネルギー量が必要であるのは明白。やはり、超人だらけの殺し合いであるのは間違いないようだ。
逆に、新たに追加されている施設も存在する。クリスタルステーションや忘却の海レーテといった施設が随所に追加されており、紙製のマップでは不可能なエリアマップの更新が可能となっているのである。島外で、海を越えた位置にぽつんと佇んでいる施設が点々としていた。
マップの左側には、『KILL SCORE : OVER ≪2≫』、『MAX : 1』との表示がある。これは殺害人数、利用人数の定員及び利用回数のようで、結城はすぐにこれを『OVER ≪0≫』へと変更した。『UNDER ≪~≫』にする事も可能だが、これが原因で、悪人のみを葬ってきた仮面ライダーのような人間が利用できなくなる事は忍びない話である。
他の人間の状況がわからないので、無差別にやるしかない。仮にマーダーの良いように利用されるかもしれないにしても、対主催の結束を深めるために利用した方が使用しやすいだろう。
上限人数も『MAX : 1』から『∞』に変更する。まるで、最初からその二通りしかないようだった。
ここでおおよそ、時空魔法陣に関する現状で厄介な設定は解除された。ここからどうするかが議論の種である。
「……さて、どうする」
どこへ行くか、という話はまず零が投げかけた。
これからは、もうタッチで簡単に行きたい施設に行ける事になる。
結城は、それを考えているようで、親指を顎に当てていた。
「……現在は警察署に繋がっているらしいな」
「そのまま警察署に行くのか?」
「確かに、仲間は街に集まるようになっている。俺たちが行く場所も自然と警察署になるはず、だが……」
そう口にしながらも、結城は熟考しているようで、どこか言葉が消えかかったり、再び出てきたりするような形になっていた。
零がそんな姿を不審がる。
「現状、この時空魔法陣は人を殺していなければ使われない移動手段であると認識されている。もし、警察署側にいる人間も……警戒しているんじゃないか?」
「確かに。警戒されているかもしれない……」
結城と零は、この場所に現れた時空魔法陣を放置していたが、もしあの時空魔法陣の出現を他の参加者が察知していたら、普通は罠を張るなどの対策を練る。それがどんな罠であるか……にもよるだろう。
たとえば、そこを見張っている人間がいるとして、二名以上の殺害を行った結城に対して攻撃をしかける可能性だって否めない。結城が来るとするのなら、時空魔法陣のある場所ではなく、通常は入口から入ってくると思うに決まっている。
第一、市街地エリアで人が集まっているのが警察署とは限らない現状では、どこに向かっていいのかも難しい問題だ。
「個人的には、まず新しく追加された施設が気になるところだな」
余計な森や海のエリアには、新たに追加された施設があるようだ。
そこならば、おそらく現状では誰もいないと推測される。
「……移動もいいが、その前に他のアイコンも見てみるか。このコンピュータに関してある程度調査してからにしよう」
時空魔法陣を利用するのも良いが、まずは他のアイコンの内容も気になった。
結城がタッチしたのは、『ゲーム』というアイコンだった。こんな時にゲームか、と思うかもしれないが、彼らが考えていたゲームとは、テレビゲームでもボードゲームでもない。彼らにとって、その言葉が想起させるのは、主催陣から見たこの殺し合いの事であった。
その情報を得られると思ってタッチしたのだが、やはり都合よくはいかず、内容は想定した物とは全く違った。
『AtoZのガイアメモリを探せ! 村エリアにはマキシマムスロットやドライバーと互換性のあるT2ガイアメモリが隠されているぞ! 細かく調べてみよう(※このガイアメモリは制限下ではドーパントへの変身には使用できません。ご了承ください)』
どうやら、先ほど結城や零が見つけたガイアメモリの事らしいのである。
これを搭載したのは、おそらく加頭や
サラマンダー男爵やニードルではなく、あのテンションの高い
ゴハットという男に違いない、と二人は確信する。もっと他に主催者にあんな性格の人間がいる可能性も否めないが、現状把握している人間ではあるようだ。
とにかく、スロットというのが、マキシマムスロットという物やドライバーと呼ばれる何かに関わるものであるのはわかった。
「なるほど……」
村エリアは、人によっては充分に役に立つ場所であるようだ。ただ、そのマキシマムスロットともドライバーとも無縁の彼らは、そんなゲームに付き合う暇はない。
ダブルドライバーという道具の存在は既に説明書によって示唆されているが、そこがやはり関連してくるだろうか。どうやら持ち主とは浅からぬ縁で結ばれているようである。
「他には?」
「
施設紹介か……各施設がどんな機能を持っているのかが書いてある」
『施設紹介』は、「志葉屋敷」や「冴島邸」がどんな施設なのかを写真付きで簡潔に示していた。数行に渡るものもあれば、一行に満たない説明もある。
敷地の面積などは書かれていないが、画像から何となく推察する事ができる。
「風都タワーの大きさは予想を上回るな……。これを倒壊させたとなると、やはり只者ではなさそうだ」
基本的に、破壊、倒壊状態にある施設はある程度大型のものばかりであった。
それが破壊されているという事は、相当なエネルギーを発散する戦いが行われたという可能性が高い。
ともかく、現状無事である中学校や警察署は魔の手に晒されていない可能性が高く、比較的行きやすい場所であるのは明白だった。
ただし、やはりもう一つ気がかりな沿岸施設なども行ってみたいところであった。
「そうだ、新施設を利用しよう」
結城丈二が提案する。施設紹介をざっと見たところで判断したようだ。
「街エリアの近く、G-10の海上に現れた施設……鳴海探偵事務所。ここならば、殺し合いに乗った人間が現れる事もないし、街エリア内だ」
画像上では、『かもめビリヤード』と書かれた看板がある。
問題は、その内蔵メカニズムの類であった。この中には、地下ガレージが存在し、そこにリボルギャリーやハードボイルダーなどといったメカニックがあるらしいのだ。
また、本土と離れ施設は、簡易的に細い道路が開通されている模様である。
「ここに向かおう」
「……ああ。わかった」
結城は、再度『管理システム』をタッチし、行先をG-10エリアの『鳴海探偵事務所』に設定する。
設定反映までにかかる時間を利用し、零は結城の協力を得てソルテッカマンを装着する。
時空魔法陣が発生しているのは翠屋の上空。パワードスーツであるソルテッカマンを利用し、零を背中に乗せてソルテッカマンを飛行させようというのだ。
準備が整った二人は、鳴海探偵事務所への移動を急いだ。
【一日目/夜中】
【C-1/翠屋前】
【結城丈二@仮面ライダーSPIRITS】
[状態]:健康、首輪解除
[装備]:ライダーマンヘルメット、カセットアーム
[道具]:支給品一式、カセットアーム用アタッチメント六本(パワーアーム、マシンガンアーム、ロープアーム、オペレーションアーム、ドリルアーム、ネットアーム) 、首輪のパーツ(カバーや制限装置、各コードなど(
パンスト太郎、三影英介、
園咲冴子、結城丈二、涼邑零))、首輪の構造を描いたA4用紙数枚(一部の結城の考察が書いてあるかもしれません)、支給品外T2ガイアメモリ(ロケット、ユニコーン)
[零の道具](ソルテッカマン装着中の零が持てないために持ってあげてます):支給品一式、スーパーヒーローセット(ヒーローマニュアル、30話での暁の服装セット)@超光戦士シャンゼリオン、薄皮太夫の三味線@侍戦隊シンケンジャー、速水の首輪、調達した工具(解除には使えそうもありません)、支給品外T2ガイアメモリ(アクセル、クイーン)
[思考]
基本:この殺し合いを止め、加頭を倒す。
0:時空魔法陣を利用し、G-10鳴海探偵事務所に向かう。
1:殺し合いに乗っていない者を保護する
2:沖と合流する。ただし18時までに市街地へ戻るのは厳しいと考えている。
3:加頭についての情報を集める
4:異世界の技術を持つ技術者と時間操作の術を持つ人物に接触したい。
5:石堀たちとはまた合流したい。
6:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。
7:時間操作の術を持つ参加者からタイムパラドックスについて話を聞きたい
8:ダブルドライバーの持ち主と接触し、地球の本棚について伝える。
[備考]
※参戦時期は12巻~13巻の間、風見の救援に高地へ向かっている最中になります。
※この殺し合いには、バダンが絡んでいる可能性もあると見ています。
※加頭の発言から、この会場には「時間を止める能力者」をはじめとする、人知を超えた能力の持ち主が複数人いると考えています。
※NEVER、砂漠の使徒、テッカマン、外道衆は、何らかの称号・部隊名だと推測しています。
※ソウルジェムは、ライダーでいうベルトの様なものではないかと推測しています。
※首輪を解除するには、オペレーションアームだけでは不十分と判断しています。
何か他の道具か、または条件かを揃える事で、解体が可能になると考えています。
※NEVERやテッカマンの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。
※首輪には確実に良世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。
※零から魔戒騎士についての説明を詳しく受けました。
※首輪を解除した場合、ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。 →だんだん真偽が曖昧に。
※彼にとっての現在のソウルメタルの重さは、「普通の剣よりやや重い」です。感情の一時的な高ぶりなどでは、もっと軽く扱えるかもしれません。
※
村雨良の参戦時期を知りました。ただし、現在彼を仮面ライダーにすることに対して強い執着はありません(仮面ライダー以外の戦士の存在を知ったため)。
※時空魔法陣の管理権限を得ました。
※首輪は解除されました。
※変身に使うアイテムや能力に何らかの細工がされていて、主催者は自分の意思で変身者の変身を解除できるのではないかと考えています。
【涼邑零@牙狼─GARO─】
[状態]:健康、首輪解除、ソルテッカマン装着
[装備]:魔戒剣、魔導火のライター
[道具]:シルヴァの残骸
[思考]
基本:加頭を倒して殺し合いを止め、元の世界に戻りシルヴァを復元する。
0:時空魔法陣を利用し、G-10鳴海探偵事務所に向かう。
1:殺し合いに乗っている者は倒し、そうじゃない者は保護する。
2:会場内にあるだろう、ホラーに関係する何かを見つけ出す。
3:結城に対する更なる信頼感。
4:また、特殊能力を持たない民間人がソウルメタルを持てるか確認したい。
5:涼村暁とはまた会ってみたい。
[備考]
※参戦時期は一期十八話、三神官より鋼牙が仇であると教えられた直後になります。
※シルヴァが没収されたことから、ホラーに関係する何かが会場内にはあり、加頭はそれを隠したいのではないかと推察しています。
実際にそうなのかどうかは、現時点では不明です。
※NEVER、仮面ライダーの情報を得ました。また、それによって時間軸、世界観の違いに気づいています。
仮面ライダーに関しては、結城からさらに詳しく説明を受けました。
※首輪には確実に異世界の技術が使われている・首輪からは盗聴が行われていると判断しています。
※首輪を解除した場合、(常人が)ソウルメタルが操れないなどのデメリットが生じると思っています。→だんだん真偽が曖昧に。
また、結城がソウルメタルを操れた理由はもしかすれば彼自身の精神力が強いからとも考えています。
※実際は、ソウルメタルは誰でも持つことができるように制限されています。
ただし、重量自体は通常の剣より重く、魔戒騎士や強靭な精神の持主でなければ、扱い辛いものになります。
※時空魔法陣の管理権限の準対象者となりました(結城の死亡時に管理ができます)。
※首輪は解除されました。
※
バラゴは鋼牙が倒したのだと考えています。
【特記事項】
【支給外T2ガイアメモリ】
村エリアには、『マキシマムドライブ発動』、または『対応するドライバーを介した仮面ライダーへの変身やフォームチェンジ』のみが可能となるT2ガイアメモリが隠されています。
よく注意して探さないと見つかりません。
翠屋の中も特に探していないようなので、今後翠屋でも見つかるかも…。
【時空魔法陣の管理システム】
管理システムは2階の
高町なのはの部屋に置いてあります。
現在判明している管理コンピュータで閲覧可能な情報アイコンは以下(タッチパネルで操作、結城丈二以外は認証しない)
【管理システム】:最新版のマップが表示され、黄色い○をタッチする事で、翠屋と繋がる時空魔法陣の行先を変更する事ができます。
【ゲーム】:『AtoZのガイアメモリを探せ! 村エリアにはマキシマムスロットやドライバーと互換性のあるT2ガイアメモリが隠されているぞ! 細かく調べてみよう(※このガイアメモリは制限下ではドーパントへの変身には使用できません。ご了承ください)』という表示が出ます。
【施設紹介】:各施設の説明が書かれています。
【施設紹介】
【鳴海探偵事務所@仮面ライダーW】
G-10エリア海上に出現。
風都風花町一丁目二番地二号「かもめビリヤード場」の二階にある探偵事務所で、鳴海亜樹子が所長を務める。所員は
左翔太郎と
フィリップの二名。
風都ではその名が知れ渡っており、ドーパント絡みの事件で依頼が舞い込んでくる、ガイアメモリ関連事件の駆け込み寺のような存在。
一見するとただの探偵事務所のようだが、地下にはリボルギャリーなど、仮面ライダーダブルが利用するメカニックが内蔵。
【アイテム紹介】
【今回見つかったT2ガイアメモリの能力】
アクセル:加速能力を与える(またはドライバーを利用した仮面ライダーアクセルへの変身)
クイーン:鉄壁のバリアーで敵の攻撃を防ぐ
ロケット:攻撃対象にミサイルを発射
ユニコーン:打突攻撃の破壊力を高める(またはマキシマムドライブで螺旋状のオーラを宿したコークスクリューパンチを放つ)
【シトロエン2CV@超光戦士シャンゼリオン】
B-1エリア沿岸部に配置。
涼村暁の愛車で、カラーは緑。フランスのシトロエンが1948年に発表した前輪駆動式の乗用車。定員は四名の小型大衆車。
ガタが来始めているので、動きは極めて遅く、鈍い。
ぶっちゃけ今こんな物が出てきても用なし。
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最終更新:2015年07月28日 20:10