東鷹快速鉄道多摩みどり線 - 関東高速鉄道連合会Wiki

東鷹快速鉄道多摩みどり線

多摩みどり線（たまみどりせん）は、東鷹快速鉄道の鉄道路線。
東京都西東京市のひばりヶ丘から、武蔵野市・小金井市・府中市を経由し多摩センターへ至る。
ラインカラーは■タルトイエロー。

公式サイト>路線図>多摩みどり線

沿革

西武多摩川線は元々多摩川の砂利輸送のための路線であり武蔵境～是政という微妙な経路を通っており、利用客が少なく基本的に赤字であった。また西武沿線とは遠くネットワーク形成にも寄与しない。そのため、西武鉄道は経営効率改善の為に多摩川線を分離・新会社へ移管した（これが現在の東鷹快速鉄道）。運輸政策審議会でも移管を妥当とし、順調に進行した。

東鷹快速鉄道はまず、西武からの転換の際に複線化・各駅に待避線設置を行った。これにより快速運転が可能になり、大幅なスピードアップを実現。廃止となった国鉄武蔵野競技場線の用地を利用し武蔵境～武蔵野中央間を延伸、さらに中央線⇔南武線のバイパスルートとして活用させるため是政～南多摩間を延伸した。

その後2期北西線として、西武新宿線の西武柳沢、西武池袋線ひばりが丘への延伸が実現した。この計画は以前より沿線住民からの要望・期待は高かったのだが、あまり進行していなかった。しかし、ここ数年で他社の延伸開業等が活発になってきており、その影響を受けたのも一因のようである。

また沿線から快速停車駅を中心として、運賃の安く豪華装備な東鷹快速バスも運行しており、距離的には他社線の駅に近い沿線住民の取り込みにも成功している。

白糸台駅は駅を改築し、今まで一旦外に出て乗換えとなっていた京王線武蔵野台駅への乗り換えを地下通路でできるように改良、悪天候でも問題なく乗り換えられるようになった。通路の距離の長さは高速タイプの動く歩道を設置することによってカバーした。

このような改良やJRに比べ大幅に安い運賃により利用者は一気に増加、東鷹快速鉄道はこの路線を基礎とし成長していった。

運転形態

基本的にひばりが丘～多摩センター・ひばりが丘～三鷹の折返運転を中心として、
ひばりが丘～武蔵境、武蔵境～南多摩・多摩センターなどの区間運転も少数ある。

種別は各停･快速の2つあるが、競艇開催時は武蔵境―競艇場前ノンストップの列車や、
快速はお盆の季節には多磨、休日等は是政に臨時停車させるなど臨機応変に対応する。

車両

通常、4～8両編成で運転している。全ての車両が東鷹快速鉄道三鷹電車区所属。
車両の保守点検は重要部検査・全般検査を含め三鷹工場にて行っている。
転入車両はラインカラーを変更せず使用していることも多い。

各形式の詳細は東鷹快速鉄道の車両を参照。

駅一覧

駅名	駅間キロ	営業キロ	各停	快速	接続路線
ひばりが丘	-	-	●	●	西武池袋線
谷戸	1.1	1.1	●	｜
北原	1.1	2.2	●	｜
柳沢	1.0	3.2	●	●	西武新宿線(西武柳沢駅)
武蔵野中央	1.2	4.4	●	｜
北三鷹	1.2	5.6	●	｜	インターシティ三鷹線
武蔵境	1.3	6.9	●	●	JR中央線
新小金井	1.9	8.8	●	｜
多磨	2.2	11.0	●	●
白糸台	1.4	12.4	●	｜	京王線(武蔵野台駅)
競艇場前	1.5	13.9	●	｜
是政	1.0	14.9	●	｜
南多摩	1.0	15.9	●	●	JR南武線
連光寺			●	｜
南桜ヶ丘			●	｜
多摩センター			●	●	立川セントラルライン 京王相模原線 小田急多摩線

• 多磨駅は2001年3月に多磨墓地前駅から改名
• 白糸台駅は2001年3月に北多磨駅から改名