車両付番の法則
基本的にTS+4ケタの数字で付番をする。
頭の「TS」はTotaka Speedの略とされることが多いが、詳細は不明。
頭の「TS」はTotaka Speedの略とされることが多いが、詳細は不明。
千の位が使用線区(設計・計画時投入を予定していた線区)、
2・3=立川セントラルライン、5=副都ベイシティライン?、6=インターシティ三鷹線
百の位が系列固有の数字、
十の位が号車、
一の位が製造順の編成番号
となっている。
2・3=立川セントラルライン、5=副都ベイシティライン?、6=インターシティ三鷹線
百の位が系列固有の数字、
十の位が号車、
一の位が製造順の編成番号
となっている。
例:TS2300系2312…2:立川セントラルライン、3:系列、1:1号車、2:第2編成
ただし特殊用途(試作車等)、他社からの転入車には当てはまらない。
試作車は十の位が9で、一の位は号車兼車両固有番号となる。
試作車は十の位が9で、一の位は号車兼車両固有番号となる。
ステンレス車体への拘り
東鷹快速鉄道ではステンレス製車体を好み、近年の新車はほとんどがステンレス製車体である。特にレーザー溶接を用いたツーシート工法はスポット溶接痕が目立たずすっきりした外観にできるため、支持している。
しかし、JR東日本の209系、E231系、E233系等においてこの工法で作られた川崎重工製の車両は外板のゆがみが大きく、すっきりした見た目を台無しにしてしまっているため、この対策として東鷹快速鉄道ではこれらの車両よりも外板を0.2~0.3mm程度厚くし重量増よりも車体強度の向上・見た目の美しさを重視している。
年代別解説
1970年代
開業~多摩みどり線へ
- 5000系

5000系 前面改修・塗色変更後

5000系 更新4S施工車
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5000系 長期延命改善工事施工車
開業当初は、当時多摩川線で使用されていた551系を西武鉄道より譲り受け使用していた。
当初は西武の赤電カラーであったが、後に前面の改修、内装のリニューアル(座席モケット・化粧版の張替え)と合わせて、山吹色と白の明るいデザインに塗り替えられた。この際、尾灯は角型のものを窓上に設置し、補助前照灯を窓下に設置したことにより西武701系・101系のようなスタイルとなった。
この塗装は沿線住民やファンから「錦たまご」と呼ばれ親しまれた。
当初は西武の赤電カラーであったが、後に前面の改修、内装のリニューアル(座席モケット・化粧版の張替え)と合わせて、山吹色と白の明るいデザインに塗り替えられた。この際、尾灯は角型のものを窓上に設置し、補助前照灯を窓下に設置したことにより西武701系・101系のようなスタイルとなった。
この塗装は沿線住民やファンから「錦たまご」と呼ばれ親しまれた。
後に「更新4S」「長期延命改善」という2回の大幅な更新工事を受けている。
1980年代
新性能化~快速運転開始~新技術の積極採用
- 2080系
2080系 デハ2181
多摩みどり線の是政~南多摩間の延伸及び快速運転の開始に伴う増発のため、東武鉄道から2080系電車6両編成6本36両を譲り受けた。
東武では18m車であること、野田線の変電所容量の関係で一部を電装解除したところ故障が多発したことなどからお荷物扱いされていたが、当時の多摩みどり線にはオールM編成、アルストムリンク台車の2080系は性能・快適性共に十分過ぎるほどであった。
東武1720系と同じ定格出力75kWの主電動機に歯車比6.31という組合せだが、制御器は一般的な発電ブレーキ付き多段制御(日立製作所製MMC-HTB-10C)で、起動加速度は3.5km/h/sと同僚の営団3000系や東急7000系に及ばない反面、最弱め界磁率20%のため高速性が比較的良く、特に快速運転時にその真価を発揮した。
また減速度も4.0km/h/sと高く、駅間の短い多摩みどり線に適した俊足スプリンターであった。
また減速度も4.0km/h/sと高く、駅間の短い多摩みどり線に適した俊足スプリンターであった。
- TS1000系
抵抗バーニヤ制御・補償線付き直巻電動機を採用した高性能通勤型電車。
当時最新の技術を結集した、東鷹快速鉄道初のサイリスタチョッパ制御車。
最終増備車ではAVFチョッパ等の各種試験も行われ、後のTS2200系やTS4000系の開発に寄与した。
最終増備車ではAVFチョッパ等の各種試験も行われ、後のTS2200系やTS4000系の開発に寄与した。
AVFチョッパを採用し高速特性の改善を図った優等列車向け通勤車。
1990年代
VVVFインバータ制御車の登場
2000年代
技術の進歩による高速化・高性能化
TS2300系シリーズに次ぐ次世代の車両にふさわしい車体のデザイン、機器類の構成を模索するため試作された。
車体デザインにおいてもTS2300系以降詰まり気味であった東鷹アクセントが「より挑戦的なものを」として超大型の側面窓・ドア窓、独特のライトケースなど今までに無いスタイルとなっている。
車体デザインにおいてもTS2300系以降詰まり気味であった東鷹アクセントが「より挑戦的なものを」として超大型の側面窓・ドア窓、独特のライトケースなど今までに無いスタイルとなっている。
東鷹快速グループ標準車両として設計。グループ各社にも同型の車両を投入、設計を共通化することで導入・維持共にコストダウンを図った。