東京新都心高速4000系
4000系(よんせんけい)は東京新都心高速の通勤型電車。
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4000系 第2期車
概要
アーバンメトロ新都心線用に製造された。現在は環七線でも使用される。
設計に関しては東京都交通局や帝都高速度交通営団も関わっており、営団の0xシリーズと一部部品を共有し、コストダウン・凡長性の確保を実現している。
設計は東鷹アクセント、製造は東急車輛製造・川崎重工業・日本車輛製造・武蔵野車輌製造。
設計に関しては東京都交通局や帝都高速度交通営団も関わっており、営団の0xシリーズと一部部品を共有し、コストダウン・凡長性の確保を実現している。
設計は東鷹アクセント、製造は東急車輛製造・川崎重工業・日本車輛製造・武蔵野車輌製造。
増備車の製造中に2000系、1000系、6000系などの新型式が登場しているが、広く使い勝手の良い乗務員室が乗務員に、大きく展望の良いパノラミックウインドウが乗客に好評なことから数回のマイナーチェンジを繰り返しながら継続して生産されている。
形態分類
4000系は製造時期により外観・制御方式などが大きく異なる。
1型(1次車)
新都心線の高規格地下化に伴い製造されたグループ。
コンセプトは「cool&specialyty」
コンセプトは「cool&specialyty」


4000系 1型
車体はライトクリームに塗装されており、スカイブルーとロイヤルブルーの帯が入る。
8号車(4080)・9号車(4090)は分割併合を想定して電気連結器や幌付貫通扉を装備。
8号車(4080)・9号車(4090)は分割併合を想定して電気連結器や幌付貫通扉を装備。
主制御器は三菱製の高周波分巻チョッパ制御。
主電動機は東芝製の分巻整流子電動機、出力は182kw。
加速時は周波数の違う特有の音が交互に出る、まさに営団車のサウンド。
主電動機は東芝製の分巻整流子電動機、出力は182kw。
加速時は周波数の違う特有の音が交互に出る、まさに営団車のサウンド。
台車はミンデンドイツ式とリンク式を組み合わせたIS式で、ヨーダンパを装備。
2型(2・3・4次車)
新都心線のⅡ期区間延伸に合わせて製造されたグループ。
デザインコンセプトは「beauty&elegant」
デザインコンセプトは「beauty&elegant」


4000系 2型
車体は無塗装となり、帯色のパターンも変更されている。
側扉窓が複層ガラスとなり、側扉窓の丸みがやや大きくなった。
側扉窓が複層ガラスとなり、側扉窓の丸みがやや大きくなった。
主制御器はGTOサイリスタ素子を用いたVVVFインバータ制御。
主電動機は東芝製の三相誘導電動機、出力は194kwに向上している。
主電動機は東芝製の三相誘導電動機、出力は194kwに向上している。
台車は営団車と同様のSUミンデン式、SS135/SS035となった。ヨーダンパ装備。
3型(5・6次車)
新都心線Ⅲ期区間及び環七線の開業に合わせ製造されたグループ。
従来よりも高速域の性能を改善した。
コンセプトは「Sporty,Speedy」
従来よりも高速域の性能を改善した。
コンセプトは「Sporty,Speedy」

4000系 3型
主制御器は三菱製GTO-VVVFインバータ制御。
主電動機は三相誘導電動機、出力は210kw。
主電動機は三相誘導電動機、出力は210kw。
ボルスタレス台車で、ヨーダンパ装備、軸ダンパは準備工事。
クーラーが従来の集約分散式から集中式に変更。側扉窓の角のRが直角に近くなった。
再びスカートを装備するようになったが、1期車とは形状が異なるものになっている。
クーラーが従来の集約分散式から集中式に変更。側扉窓の角のRが直角に近くなった。
再びスカートを装備するようになったが、1期車とは形状が異なるものになっている。
4型(7次車)

4000系 4型
よりコストダウンを重視しつつフロントマスクを変更するなどした。
しかしその変更が仇となった。流線型だった前面を切妻に近い形状にし、側扉はステンレス無塗装で内側も化粧板無しとしたことが「安っぽい」とマイナスイメージを買い、このグループは少数の製造に終わった。
しかしその変更が仇となった。流線型だった前面を切妻に近い形状にし、側扉はステンレス無塗装で内側も化粧板無しとしたことが「安っぽい」とマイナスイメージを買い、このグループは少数の製造に終わった。
5型(8次車)
2010年のCS-ATC-P化へ向けた改造の予備編成確保用、及びATC化後の増発用として増備された。
東京地下鉄9000系5次車がベース。コンセプトは「Agressive-Confort」
東京地下鉄9000系5次車がベース。コンセプトは「Agressive-Confort」


4000系 5型
5型は従来車両よりも「車内快適性の向上」・「使い易さの向上」・「環境負荷の低減」・「火災対策の強化」・「車体強度向上」を目指したものとした。
外観ではフロントガラス形状は3型そのままに、フロントガラス以下のデザインを変更し、新型のスカートを設置した。前照灯・尾灯はケース形状を変更し、前面のラインカラー帯はフロントガラス下部の形状に合わせ、カーブした形状とした。
車体構造はセミダブルスキン構造を採用し、合わせて車体隅柱の強化と溶接位置を変更して、衝突事故時における安全性の向上を図った。
車体は従来車両よりもアルミ合金材質の統一を図る「モノアロイ化」を実施し、廃車時におけるリサイクル性をさらに向上させた。さらに床面高さを10mm低い1,140mmとし、ホームとの段差を減少させた。
各車両間にある扉のドアクローザーは新開発のものを使用し、事故防止・防火対策の観点からドア下部に生ずる隙間を発生させないようにしているほか、緊急時に人力で開き易いようになっている。
主回路は三菱電機製の2レベルIGBT-VVVFインバータ方式(純電気ブレーキ対応)とし、電動機制御は1C4M1群/2群構成とした。
補助電源装置は東芝製の240kVA出力の静止形インバータ (SIV)(三相交流440V出力)に、空気圧縮機はレシプロ式から低騒音かつ保守性に優れた一体箱形状のスクロール式に変更した。
台車は保守性や安全性の向上などを目的に住友金属工業製モノリンク式台車であるFS777A形に変更された。
内装
座席配置は扉間が7人掛けのロングシートで、車端部はボックスシート。
座席は全車共通で柔らかいクッションのバケットタイプ。
座席は全車共通で柔らかいクッションのバケットタイプ。
編成組成
- 1型・2型・5型
8両基本+2両増結の分割可能編成で、ラッシュ時は10両、日中の各停は8両など必要に応じて増解結を行う。
2両編成は牽引・入換にも使用される(そのため、Mc4900は双頭式連結器を装備)。
武蔵野鉄道車との併結も考慮…しているとかいないとか。
2両編成は牽引・入換にも使用される(そのため、Mc4900は双頭式連結器を装備)。
武蔵野鉄道車との併結も考慮…しているとかいないとか。
Tc4100 | M4200 | M'4300 | T4400 | T4500 | M4600 | M'4700 | Tc'4800 |
Mc4900 | M'c'4000 |
←八潮市
- 3型・4型
3型・4型は10両固定編成で、主に快速など優等列車に使用される。
Tc4100 | M4200 | M'4300 | T4400 | M4500 | M'4600 | T4700 | M4800 | M'4900 | Tc'4000 |
←八潮市