アーバンメトロ新都心線 - 関東高速鉄道連合会Wiki

東京新都心高速アーバンメトロ新都心線
アーバンメトロ新都心線（～しんとしんせん）は、東京新都心高速の鉄道路線。

概要

世田谷・杉並・新宿など23区の城東地区と文京・北など城北地区とを結ぶ。
1970年代後半～80年代にかけての全線高規格化に伴い東京都特別区内はシールド工法により地下化された。

主に8両～10両編成で運転され、武蔵野鉄道岩槻線との直通運転を実施している。

保安装置は現在アナログ方式のATC-10型（東京地下鉄CS-ATCと同等）を使用していたが、武蔵野鉄道の緩行線区間デジタルATC化に合わせてATC化・最高速度の引き上げを行った。

また、JR等との競合に対する対策として最大12両編成・最高速度160km/hまでに対応する高規格化工事を環七線の開業と同時期に施工、現在は新宿～八潮市の高規格化工事が完了している。

201x年より東海道湾岸鉄道との相互直通運転を開始する予定。
そのため直通専用車の3000系の投入、6000系の増備、旧型車（0700系・0800系・2000系）の環七線への転出及びそれに伴う環七線からの4000系後期車の転入など車両面での高速化を進めている。

路線データ

• 軌間：1,067mm
• 駅数：24駅（起・終点駅及び並行区間含む）
• 電化区間：全線（直流1,500V・架空電車線方式）
• 保安装置：ATC-iE
• 最高速度：160km/h

沿革

Ⅰ期区間

• 碑文谷～早稲田

元々碑文谷～新宿は角筈電気軌道、新宿～早稲田は淀橋電気鉄道の軌道線であった。その後2社の路線が東京市電・東京急行電鉄に戦時統合された後、新宿急行電鉄へ分社化された。新宿急行時代にほぼ全線が専用軌道化、1960年代以降の地下鉄網発展に伴い地下化されることとなった。地下化に伴い東京都の資本参加があり新宿急行電鉄は東京新都心高速度地下鉄道交通となった。
ちなみにこの時の早稲田駅は現在の都電早稲田駅である。

Ⅱ期区間

• 早稲田～王子

国電・都電のショートカットルートとして計画・敷設された。
護国寺で営団有楽町線、巣鴨で都営三田線、王子で営団南北線と接続し地下鉄ネットワークを強化。
Ⅱ期区間開業後、東京新都心高速度地下鉄道交通は東鷹快速鉄道の資本参加により東京新都心高速交通となり、路線名も現在のアーバンメトロ新都心線となった。

Ⅲ期区間

• 王子～八潮市

武蔵野鉄道が新宿方面へのアクセスルートとして新都心線との直通を計画。
それに合わせ八潮市へ延伸した。環七線や日暮里・舎人ライナーの開業も視野に入れたルート設定とした。

種別

• 直通快速

8両・12両編成で運転される。
東海道湾岸鉄道副都心線・京浜シティラインとの直通列車で、専用の3扉車を使用する。

• 急行(快速)

主に10両編成で運転される。
武蔵野鉄道岩槻線内と種別を統一しているため直通列車の場合、自社線内での停車駅は同一であるが急行・快速の2種類が存在する。

• 各駅停車

主に日中は8両、ラッシュ時は10両編成で運転される。

車両

• 自社車両

0600系
0700系
0800系
1000系
2000系
3000系
4000系
5000系
6000系

• 武蔵野鉄道

3000系（80番台のみ）
7000系
30000系
50000系

• 東海道湾岸鉄道

2500系

駅一覧・停車駅

駅名	各停	急行 (快速)	直通 快速	接続路線
碑文谷	●	●	東 鉄 線 直 通
三軒茶屋	●	●		東急田園都市線・世田谷線
淡島	●	｜
池ノ上	●	｜		京王井の頭線
東北沢	●	｜		小田急線
笹塚	●	●		京王線・京王新線
南台	●	｜
西新宿五丁目	●	｜		都営大江戸線
都庁北	●	｜
新宿	●	●	●	東海道湾岸鉄道秋葉線?・副都心線?・神奈川鉄道本線・東八電鉄本線 関東新都市鉄道新都市本線・JR山手線・埼京線・中央線 小田急線・京王線・都営新宿線・大江戸線・地下鉄丸ノ内線
新宿三丁目	●	●	●	地下鉄丸の内線・副都心線・都営新宿線
戸山町	●	｜	｜
早稲田	●	●	｜	地下鉄東西線
都電早稲田	●	｜	｜	都電荒川線
護国寺	●	｜	｜	地下鉄有楽町線
新大塚	●	｜	｜	地下鉄丸の内線
巣鴨	●	●	｜	JR山手線・都営三田線
新駒込	●	｜	｜
王子	●	●	●	JR京浜東北線・地下鉄南北線・都電荒川線
宮城（豊島五丁目）	●	｜	｜
扇大橋	●	｜	｜	東京都交通局日暮里・舎人ライナー
西新井	●	●	●	アーバンメトロ環七線・東武伊勢崎線
渕江	●	｜	｜
八潮市	●	●	●	武蔵野鉄道岩槻線

一部列車は八潮市から武蔵野鉄道岩槻線蓮田駅まで直通運転