新宿急行電鉄SE1000系
SE1000系(えすいーせんけい)は新宿急行電鉄?の近郊型電車。

概要
帝都彩多摩線八王子駅 - 新宿駅間で競合するJR東日本中央快速線に対抗するため、
また帝都彩多摩線八王子駅 - 岩槻駅間の快速急行用として登場した。
製造は東急車輛製造、日本車輌、および川崎重工業が担当した。
また帝都彩多摩線八王子駅 - 岩槻駅間の快速急行用として登場した。
製造は東急車輛製造、日本車輌、および川崎重工業が担当した。
車体は軽量ステンレス製で、片側3ヶ所に両開きの扉を設けた近郊形電車の基本的なスタイル。
冷房装置は集約分散式AU713TR形 (17,000kcal/h) ×2基を搭載。
冷房装置は集約分散式AU713TR形 (17,000kcal/h) ×2基を搭載。
制御装置はTS2200系のAVFチョッパ制御の改良形とした。素子は逆導通サイリスタを使用している。サイリスタ素子などの冷却は冷媒沸騰冷却方式として低騒音化と保守性の向上が図られている。主電動機出力は180kW。
高速近郊型電車に電機子チョッパ制御を採用した数少ない例である。
高速近郊型電車に電機子チョッパ制御を採用した数少ない例である。
VVVFインバータの普及に伴い近郊型の増備はSE1500系へ移行した。
主要諸元
起動加速度 | 2.6km/h/s |
営業最高速度 | 130km/h |
減速度 | 4.4km/h/s(常用) 5.0km/h/s(非常) |
車両定員 | 先頭車138/中間車153 |
全長 | 20,000mm |
全幅 | 2,970mm |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 直流1,500V |
モーター出力 | 180kW |
編成出力 | 180kW×24=4320kW(6M4T) |
歯車比 | 1:5.68 |
駆動装置 | TD継手平行カルダン駆動方式 |
制御方式 | AVFチョッパ制御 |
ブレーキ方式 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ 発電ブレーキ 抑速ブレーキ 耐雪ブレーキ |
保安装置 | ATS-M |
編成組成
- 10両編成
Tc 1000 | M1 1100 | M2 1150 | T 1400 | M1 1200 | M2 1250 | T 1450 | M1 1300 | M2 1350 | Tc 1050 |
ATS | VVVF | SIV CP | CP | VVVF | SIV CP | VVVF | SIV CP | ATS IR |
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添付ファイル