神奈川鉄道500系 - 関東高速鉄道連合会Wiki

神奈川鉄道500系

概要

1972年の神鉄本線の大宮～宇都宮・神鉄籠原間開業時をきっかけに投入された車両。
1980年まで製造された。各駅停車から新快特列車まで幅広い運用をこなしていた。
当時の最新技術である電機子チョッパ制御を採用し、当時としては加速性能、最高速度共にかなり優秀な車両であった。

アコモデーション

0番台は全車両2扉で、全車転換クロスシートであったが、ラッシュ時の対応はほぼ不可能とし、 その後76年から3扉化改造と、車輌の両端のロングシート化を施した。
1000番台もそれに準じた構造へとなっている。

本線からの撤退

しかし、1989年の新快特列車の130km/h化に伴い、若番車両の廃車･緩行線・地方線へ転属が始まり、1995年の新快特列車140km/h化のダイヤ改正で快特線から撤退した。
緩行線についても、ほぼ同時期に撤退した。
それからは廃車が進み、一部車両は先頭化改造や更新改造が施され地方線で活躍をしている。
更新改造が施された地方線用の車両については、まだ廃車は出ていない。

番台区分

0番台

1972年の神鉄本線の大宮～宇都宮・神鉄籠原間開業時に投入された車両。
基本は4両編成。後に中間車化改造を受け8両編成に組み替えられた車両もある。
後に本線からの撤退が進み、番台変更の関係で0番台は消滅した。
4両編成は3M1T、8両編成は6M2Tで、加速度は2.8km/h/s
途中の第20編成目から材質が従来の鋼鉄製からアルミニウムに変更された。（外観など、特に差異はないが、一両あたり６ｔほど軽量化された）

1000番台

1989年の新快特列車の130km/h化に伴い、捻出された車両を短編成化した車両である。
4両(Mc-M'-M-Tc)の車両を2編成使い下記のように短編成化した。(a,bはそれぞれ例えであり、実際は若番車から2編成ずつ改造した。)
(旧a)Mc-M'-M-T'c (旧b)Mc-M'-M-T'c
　　　　 ↓
(新a)Tc-M-M'-T'c (新b)Tc-M-M'-T'c（←電装解除）
　　(旧bから)↑ 　　(↑旧aから電装解除)
※電装解除した時発生した電動機などは、神中線用1200形に転用された。
短編成した後、車内設備、内装の更新を行い、a編成は小橋線用に、b編成は先頭化改造をし、1200形へ改番された。