新宿急行電鉄SE3000系
SE3000系(えすいーさんぜんけい)は新宿急行電鉄?の近郊型電車。
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SE3000.png)
SE3000系 Tc-3300
概要
新宿急行電鉄では1970~80年代にかけて保有路線の全線高規格化などを行い、高速化に備えていたが他社との競合もそれほどなく、また予算の関係もあり車両の高性能化は行われてこなかった。
しかし90年代に入ってからVVVFインバータ制御が普及してくると競合他社にもローコスト・ハイパフォーマンス・メンテナンスフリーな新車が続々と登場し、新宿急行もついに高速化という切り札を使うことになった。
しかし90年代に入ってからVVVFインバータ制御が普及してくると競合他社にもローコスト・ハイパフォーマンス・メンテナンスフリーな新車が続々と登場し、新宿急行もついに高速化という切り札を使うことになった。
ここで投入されたのがSE3000系で、親会社の東鷹快速鉄道の車両をベースに、足回りは最高速度160km/h以上に耐えうる設計とし、斬新なスタイルの軽量ステンレス車体を組み合わせた。
主要諸元(共通)
起動加速度 | 3.1km/h/s |
営業最高速度 | 150km/h |
設計最高速度 | 165km/h |
減速度 | 4.4km/h/s(常用) 5.2km/h/s(非常) |
車両定員 | 先頭車138/中間車153 |
全長 | 20,420mm(先頭車) 20,000mm(中間車) |
全幅 | 2,910mm |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 直流1,500V |
モーター出力 | 210kW |
編成出力 | 210kW×24=5040kW(10両編成) |
歯車比 | 1:5.61 |
駆動装置 | TD継手平行カルダン駆動方式 |
制御方式 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
ブレーキ方式 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | ATS-M,ATC-NS |
車体
近郊型としては一般的な、片側3扉を有する軽量ステンレス製車体であり、先頭部のみ普通鋼製で貫通扉を備える。雨樋部は張り上げ屋根構造である。側窓はヒドンピラーで戸袋窓から連続したデザインが特徴的。先頭部は銀色に塗装され、前面・側面に同社のコーポレートカラーである紺色をベースに、東海道湾岸鉄道直通対応であることを示す青と水色のラインが入る帯を巻いている。
車体表面は全体をフラットなヘアライン仕上げとして質感の高い適度な光沢を放つ。通常、ステンレス車体に落ち着きを持たせるにはダルフィニッシュ(梨地)仕上げが用いられることが多いが、ダルフィニッシュ仕上げは汚れが落ちにくいため、美しい車体を保つにはこまめに洗車を行わなければならず、手間やコストを考えた結果特殊なヘアライン仕上げが施されることになった。
東海道湾岸鉄道への直通を考慮し客扉間隔・座席配置等を同社の5000系車両と合わせた。
ただし、車端部はロングシートとなっている。
ただし、車端部はロングシートとなっている。
編成組成
- 10両編成
Tc 3300 | M1 3000 | M2 3050 | T 3400 | M1 3100 | M2 3150 | T 3450 | M1 3200 | M2 3250 | Tc 3350 |
ATS | VVVF | SIV CP | CP | VVVF | SIV CP | VVVF | SIV CP | ATS IR |
←立川・新宿 上野・岩槻→
添付ファイル