編集の仕方
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問2-1
甲状腺腫瘍について正しいものを選べ。
1)乳頭癌の組織型は少ない。
2)濾胞癌はABC(穿刺吸引細胞診)にて濾胞腺腫との鑑別が困難なことがある。
3)髄様癌はMENⅠ型に含まれることが多い。
4)未分化癌は最も予後良好な組織型である。
5)悪性リンパ腫はT細胞性であることが多く、橋本病との関連性が高い。
【解答】2
1. × 乳頭癌が最多。甲状腺癌の80-90%(D37)
2. ○ 内科過去問でも出ていますが、鑑別は困難である。ドップラーが有用であるものの、良性・悪性の判定は困難なことが多い。(D38、病気が見える)
3. × MEN1→MEN2A(D66)
4. × 全悪性腫瘍中予後最悪。1年以内に死亡。5生率0%(D37、病気が見える)
5. × T細胞→B細胞(病気が見える)
問2-2
甲状腺癌の手術後に合併症としておこりにくいものをすべて選べ。
1)甲状腺クリーゼ
2)気道閉塞
3)胸管損傷
4)反回神経麻痺
5)副甲状腺機能亢進症
【解答】3,5は確実に×。1は×?(管理人さんとK氏解答より)
→おこりえないのは、「1、3、5」 by prof
1. × 確かに、亜全摘では起こりえるが、全摘の場合は甲状腺自体がなくなるので、起こらないのでは?
→聞いてきました。ないそうです。
2. ○ 解剖学的に起こる可能性が高い。↓のHPの図がみやすい。
3. × 解剖学的に難しいところ。ちなみに、↓の名古屋大学のHPでは、乳び胸は起こると説明している。胸管ではなくリンパ本管を損傷して起こるものと考えた。→聞いてきました、「あんまりない」そうです。by prof
4. ○ 有名な合併症
5. × 亜全摘では副甲状腺の数が減るので低下であり、仮に、全摘でも副甲状腺自体が存在しないので、亢進を考えるのは難しい。むしろ低下症をきたす。
この問題は、難しいと思いますが、↓のHPはわかりやすく説明してくれているので、参考になると思います。
【参考にHPどうぞ】
問2-3
症例57歳男性。小腸原発GISTで小腸部分切除施行。病理組織で、GIST、高悪性度(腫瘍径11cm、核分裂数15/50HPF)、免疫組織学的検査でc-kit(+)、CD-34(+)。術後3年経過後、腹部CTを施行したところ、肝多発腫瘤(両側)、腹腔内結節、腹水貯留を認めた。もっとも適切な治療法をすべて選べ。
1)外科的切除術
2)経動脈的、腫瘍塞栓術
3)メチル酸イマチニブ(グリベック)投与
4)超音波ガイド下エタノール注入
5)TS-1+CDDP療法
問2-4
外科手術に伴う感染症についてあてはまらない組み合わせを選べ。
1)真菌 ――――――― エンドトキシン
2)MRSA ――――――― 塩酸バンコマイシン
3)表皮ブドウ球菌 ――――――― 培養検体への混入
4)Ps.aeruginosa ――――――― 濃厚・緑黄色の膿汁
5)サイトメガロウイルス ――――――― ステロイド長期投与
答:1
解説:
1) エンドトキシンを産生するのはグラム陰性桿菌
2) MRSAにはバンコマイシン(静注) ※MRSA腸炎ではバンコマイシン内服
3) 表皮ブドウ球菌は手術手技上の原因菌として最も多い
4) 緑色の膿がでているような場合は緑膿菌の感染を疑うことができる
5) ステロイド大量投与時や免疫抑制薬併用時などはサイトメガロウイルス感染に注意する
嫌気性感染を示唆するものはどれか?
1.血性の分泌物
2.臭気の乏しい分泌物
3.組織内のガス産生
4.CRP20
5.β-D-グルカン高値
答:3
解説:嫌気性菌は皮膚・腸管に常在するものが多く、局所の感染・膿瘍の原因となりやすい
2) 局所・膿汁などの悪臭が特徴的
3) ガス壊疽などガス産生性のものでは捻髪音を認める
4) 感染症に限ると、CRPが軽度上昇の時はウイルス感染の可能性が高く、高度陽性の時には細菌感染の可能性が高い。嫌気性感染を示す所見ではない
5) β-D-グルカンは真菌の主な細胞壁構成成分
最終更新:2007年11月15日 11:24