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9-1
9-2 膵癌について正しいものをすべて選べ
1) 糖尿病の増悪が膵癌発見の契機となることが、まれではない。
2) 膵頭部癌は黄疸を伴うことがあるが、これは腫瘍の総胆管への浸潤、圧排によるものである。
3) 内視鏡的逆行性膵胆管造影で主膵管の数珠状拡張は膵癌に特徴的な所見である。
4) 腫瘍マーカーのCA19-9は膵癌の20~30%で陽性となる。
5) 膵体尾部癌では比較的早期に背部痛などをきたすため、早期に発見されやすい。
答え 1.2.3. 参照Yr.B-87
1)膵癌による膵の荒廃のために生じる二次性糖尿病があり、ラ氏島の障害が強い体尾部癌に多い。
2)腫瘍による総胆管の圧迫、閉塞、浸潤→閉塞性黄疸症状。膵頭部癌では、この黄疸症状が初発症状として出やすいので予後はいい方。opeするときは術前にPTCDなどで減黄してからopeをする。
3)?はっきりしませんでした。Yr-nではERCPの数珠状拡張は慢性膵炎の項にありました。ただ、朝倉、STEP、病気が見えるの膵癌の画像をみたところ数珠状拡張に似たものでした。
4)CA19-9は膵癌の約80%で陽性となる。CEAは約50%で陽性となる。
5)心カ部・背部痛が生じた場合、癌が後腹膜脂肪組織に浸潤し神経を巻き込んでいるということ。つまり、早期の症状ではなく進展してしまった症状。この背部痛は胸膝位で軽減する。
9-3 以下の組み合わせで正しいものを選べ
1.腸液の大量喪失 --- 代謝性アシドーシス
2.ARDSの初期 --- 呼吸性アルカローシス
3.術後換気障害 --- 呼吸性アルカローシス
4.頻回の嘔吐 --- 代謝性アシドーシス
5.膵全摘術後 --- 代謝性アシドーシス
9-4 膵内分泌(腫瘍)について正しい文章はどれか。
1.ランゲルハンス島は膵体尾部より膵頭部に多く存在する。
2.インスリンはα細胞、グルカゴンはβ細胞より分泌される。
3.膵内分泌腫瘍は組織学的に良悪性の鑑別がつきやすい。
4.最も多いのはインスリノーマ、次いでグルカゴノーマ。
5.ガストリノーマはZollinger-Ellison症候群に合併し、その主症状は再発性の消化性潰瘍である。
(大問9は4問)
最終更新:2007年11月15日 11:08