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リバタリアン資本主義
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Red Flood
リバタリアン資本主義 | ||
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英名 | Libertarian Capitalism |
別名 | ||
登場作品 | Red Flood(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 自由主義 | |
主要なイデオローグ |
カール・マルクスは、ブルジョワジーが封建制を打ち破るという革命的な役割を果たしたと書いたが、封建制に代わるものの中でどうやって生き残るかという問題がすぐに浮上した。集団に代わって個人が台頭したとき、彼らは新たに得た自由にどう耐えるのであろうか?啓蒙主義とその不満に対する解決策は、リベラリズムの進歩から後退することでもなければ、獲得されたそれを守ることにかけることでもない。いや、違う。解決策は、仕事がまだ終わっていないということを認めることである。資本主義は必要悪でもなければ、利用可能な選択肢の中で最もマシなものでもない。むしろ、肯定的で生産的な理想であり、人類が繁栄するための最も完璧で正しい手段である。準備のできていない者は結論にたじろぐかもしれないが、他の者はもっと大胆なものを選ぶ。リバタリアン資本主義の道である。
この傾向の知的背景は、大方明らかにリベラリズムの進化である。個人が自分の利益に対して合理的に行動する能力を強調し、普遍的人権―特に財産権―に対する準原理主義的な解釈を順守する。しかし、階層や国家権力の固有の暴力について、無政府主義的な説明を参照する者もいる。結果はかなり異なることがあるが、究極的な目標は、最小限の統治を行う自由主義政府であり、国防や法執行を主な関心事とする夜警国家として特徴づけられることもある。言論の自由が核心的価値である一方で、一部の原則は政治的議論の対象とするべきではないと考える者もいるかもしれない。そうすれば、大衆が新たな枷を投票で自ら身につけてしまうことを防ぐことができるからだ。
世界の統制主義的傾向に対して、リバタリアン資本主義は何か英雄的で飼い慣らされていないものを提示する。一方では自由主義国家の最終的な退化と非難され、他方ではその純粋な搾取的表現として非難されてきたが、それでも大戦後以降、伝統的な自由主義政党ではある程度の信頼性を得てきた。私利私欲であれ、権威主義の潮流に対する反抗の叫びであれ、その支持者はその約束を信奉している。世界を根本から作り替えようとする大胆不敵な人々には、無限の可能性が待っている。暴君に人々がそれを獲得することを止めようとするどんな権利があろうか?
(RF日本語化Modより引用)