注意事項
本項目に掲載される内容には、ゲーム内の物理エンジンの性質や仕様を利用した(あるいは悪用とも言える)操作方法などが含まれます。
開発元がこの性質や仕様を把握し、かつ修正しないままメジャーアップデートを2回以上経ているため「そういうもの、そういう仕様」として認識されているものである、と独断して掲載します。
ただし、いつ修正パッチが入るとも限りませんし、無論システムの穴を悪用する行為(外部リンク:英語のみ)は最悪の場合アカウント停止措置を講じられる可能性があることを念頭に置いたうえで読み進めてください。
移動系テクニック
レッジブースト
再現難度 | ★☆☆☆☆ 練習すればだれでもすぐに再現可能 |
有用性 | ★★★☆☆ 使いこなせばひと手間を省ける程度 |
何のことは無い、たんに崖っぷちからスライディングで加速して飛び降りるだけのこと。
スライディングの移動速度は通常より遥かに速く、本来であれば地面が「ゲーム内オブジェクトで設定された摩擦に相当する減速」をもたらすのだが、それは地面があればのこと。スライディング直後に空中に投げ出されれば、その減速は生じない。
レッジブースト・バニーホップ
再現難度 | ★★★☆☆ 相応の練習が必要 発動可能な地理的条件がある |
有用性 | ★★★☆☆ 使いこなせばひと手間を省ける程度 |
レッジブーストの速度をもう5m程度延長することができるテクニック。
具体的な話をすると、キー入力が難しいが、まずレッジブーストを行う。地面まで鉛直距離で1.2m程度あるところが望ましい。
次に、ブースト開始直後の空中で、1.しゃがみキーを離す 2.スプリントキーを押し続ける、そもそも離さないことで、空中での速度を獲得する。
着地の直前に 3.スプリントキーを離す 着地した瞬間に 4.ジャンプキーを押す その直後に 5.しゃがみキーを押す そして 6.スプリントキーを押す
このテクニックは、通信遅延が40ms以下の環境では再現性が低い。ローカルゲームやシューティングレンジではとくに難しく、レッジブーストの速度自体がほとんど出ないため、実戦での練習が欠かせないだろう。
ただし、逆に通信遅延が100~120ms程度の環境ならば、最大速度でのロングジャンプが可能になる。30m以上の水平距離を短時間で飛ぶ様は、SF系ゲームですら早々見られない。是非試してほしい。
ブリーチブースト
再現難度 | ★★★☆☆ タイミングがシビア |
有用性 | ★★★★☆ 常用でき、スタミナを使い切っても速度を上げられる |
スライディングが可能な勢いがついた状態で近接攻撃を行うと、ドアブリーチ突入の体当たりを行う。この動作もまたスピードを獲得しているので、この直後にジャンプを組み合わせてクールダウン中の減速を抑えようというのがコンセプト。
スプリント中に近接攻撃での体当たりを発動する。操作可能になった瞬間に前方ジャンプをして、可能ならばジャンプ中にしゃがみを加えて滞空時間を延ばす。
前方ジャンプの入力猶予がほとんど10ms程度しかないので、かなりの練習が必要になる。入力タイミングがぴったり合えば、ブースト時のスピードを維持したままジャンプするので、相当な距離を稼ぐこともできるだろう。理想的な入力タイミングならば、おそらく8m程度までグライドすることも可能だ。実際には5m程度になるが……それでもほかのプレイヤーを置き去りにするスピードであることに変わりはない。
ブリーチブースト・バニーホップ
再現難度 | ★★★★☆ タイミングが超シビア 発動可能な地理的条件が多少ある |
有用性 | ★★★★☆ 常用でき、スタミナを使い切っても速度を上げられる 通常のブリーチブーストよりも加速が強い |
簡単に言えば、ブリーチブーストを行う前にその辺にある一段高くなっているところに飛び乗るということだ。それ以外はしゃがみジャンプ滞空延長、つまりバニーホップの本質と変わらない。
土嚢なり事故車なり空いた窓なり、よく見渡せばブリーチブーストのための縁はそこら中にある。スライディングと異なり、勢いさえ残っていれば飛び乗った瞬間に発動できることも強みだ。
ただし、例えば窓に飛び乗ってからのブリーチブーストを行うためには、相当シビアな入力タイミングをクリアすることが求められる。
しゃがみジャンプで窓の縁に精確に飛び乗り、乗った瞬間にスプリントキーで速度維持+立ち上がり、その処理が終わったときには近接攻撃で体当たりを発動し、直後に着地寸前でふたたびしゃがみジャンプとスプリント、かなり忙しい入力となる。指の配置を踏まえたキーバインドを組んでから試してほしい。