定期開催イベント
経験値増大系
タイプ | 発生時期・条件 |
---|---|
ダブルアップイベント | 今後の月末はトリプル固定にするとのこと。 |
トリプルアップイベント | 月末イベントはすべてトリプルになった。 |
カナディアンホリデー | カナダの祝祭日に行われる。ただし全てではない。増加率は2倍か3倍。 |
クアッドアップイベント | 年1回か2回。 ダブルアップ・カナディアンホリデー・アップデート等が重なったときに発生する。 |
6倍イベント | バージョン1.18公開時から数日続いた巨大イベント。ただしサーバー過負荷によりレベルアップ報酬が処理されにくくなったので、日本時間4月26日には4倍イベントに変更された。 |
アップデート系
大型アップデートを行うのは火曜日の日本時間23時(GMT14:00)と決まっている。
……理由は知らん。ただ、過去すべてのメジャーアップデートは火曜日の23時で、このことを利用した「アップデートいつ来るでしょうクイズ」まで行われた。
……理由は知らん。ただ、過去すべてのメジャーアップデートは火曜日の23時で、このことを利用した「アップデートいつ来るでしょうクイズ」まで行われた。
のだが、アップデート時間は1.16以降、日本時間で火曜日の午前2時となった。
過去のイベント
イベント一覧
イベント名 | 開始日時 | 内容 |
クローズβテスト1.15 | 日本時間23年9月7日早朝 | 1.15テストビルド、選抜メンバー約10名にてプレー。 |
アップデート1.15 | 日本時間23年10月24日23時 | 公式発表 |
ニュース | 日本時間23年12月6日 | パブリッシャーEmbracerによる買収。 ※開発は継続する旨の発表あり。 |
クローズβテスト1.16 | 日本時間24年1月28日早朝 | 1.16テストビルド、選抜メンバー約20名にてプレー。 |
アップデート1.16 | 日本時間24年6月18日23時 | パッチノートと1.16news |
クローズβテスト1.17 | 日本時間24年9月26日早朝 | 1.17テストビルド、選抜メンバー約10名にてプレー。 |
アップデート1.17 | 日本時間24年12月6日2時 | パッチノート(英語)、特設サイトと1.17news |
クローズβテスト1.18-1 | 日本時間25年2月8日早朝 | 1.18テストビルド、新マップForestのテストを約20名にてプレー。 |
クローズβテスト1.18-2 | 日本時間25年3月8日早朝 | 1.18テストビルド、新武器M250とH21のテストを約20名にてプレー。 |
日本時間yy年mm月dd日hh時 | ||
日本時間yy年mm月dd日hh時 | ||
日本時間yy年mm月dd日hh時 |
開発元の現状について
@here Hello Insurgency: Sandstorm community,
We are taking a moment to address the concerns and questions that have been circulating about the status and future of Insurgency: Sandstorm. We understand how passionate our community is and we are here to reassure you that we are still working on the game.
Insurgency: Sandstorm's journey will continue and we are fully committed to delivering new updates and improvements this year.
We appreciate all of the heartfelt messages sent to us over the years about the Insurgency series' positive impact on your lives, the memories you've created, and the friendships you've forged along the way. We’re not finished with Sandstorm, so stay tuned for more information on what’s to come.
筆者訳文
Sandstormコミュニティーの皆さんへ
こんにちは、今回はSandstormの現在を取り巻く状況や、いくつかの質問に関してお答えしようと思います。我々(註:コミュニティーマネージャーを中核とするSaber Interactiveの面々)は、コミュニティーが活発であることを重々承知しており、またゲーム開発は継続されることを明らかにしたいと思いました。今年(註:2023年を指す、この発表は日本時間の23年6月20日午前2時3分)も新規コンテンツや改善を加えていくことに尽力していきます。[以下略]
Embracer Groupによる買収
開発スタジオNew World Interactiveは、そこそこ以前……バージョン1.13くらいから、開発をアウトソーシングして賄ってきた。その中核にあるのがSaber Interactive(そして、NWIの中核メンバーの多くがSaberと同居状態となっていた、つまり「NWI」として指す人物のほとんどが実質的には「Saber傘下のNWI部門」みたいな状態である)。このタイミングで、外資系の連中……Embracer GroupがSaberを買収した。
諸兄ならご存じのとおり、Embracerはインディーや小規模スタジオのゲーム開発を買収する外資系企業だ。雑に言えば、資本主義のシステムを悪用して、価値あるものを安く買いたたいては小分けにしてバカ高い値段で売り飛ばす連中、といっても過言ではない。というかその通りである。連中はCrystal Dynamics(2013年以降のTomb Raiderシリーズ)や、Fishlabs(Saints Rowの3,4作目やValheim等)、ほか何十もの企業を買収して回っているのだが、まぁ管理し切れない数の企業を抱えたらそりゃ失敗するよね、経営破綻起こしてコストカットの必要性が出てきたと。ってことで、未発表作品→ほとんど全部ポシャ、開発途中作品→割と大半ポシャ、収益低め(黒字ではあるが)→ポシャ(?????)、そしてポシャらせたスタジオの開発陣を一方的に解雇した(それも、どうやら「会社都合」が適用されないらしく、デザイナーやコードライターが文字通り路頭に迷っている)。
……ここまで読んだ諸兄ならお気づきだろう。彼らがembrace(抱きかかえる)すべきなのはドル箱ではなく、ピンとスプーンをはずしたフラググレネードだ。
諸兄ならご存じのとおり、Embracerはインディーや小規模スタジオのゲーム開発を買収する外資系企業だ。雑に言えば、資本主義のシステムを悪用して、価値あるものを安く買いたたいては小分けにしてバカ高い値段で売り飛ばす連中、といっても過言ではない。というかその通りである。連中はCrystal Dynamics(2013年以降のTomb Raiderシリーズ)や、Fishlabs(Saints Rowの3,4作目やValheim等)、ほか何十もの企業を買収して回っているのだが、まぁ管理し切れない数の企業を抱えたらそりゃ失敗するよね、経営破綻起こしてコストカットの必要性が出てきたと。ってことで、未発表作品→ほとんど全部ポシャ、開発途中作品→割と大半ポシャ、収益低め(黒字ではあるが)→ポシャ(?????)、そしてポシャらせたスタジオの開発陣を一方的に解雇した(それも、どうやら「会社都合」が適用されないらしく、デザイナーやコードライターが文字通り路頭に迷っている)。
……ここまで読んだ諸兄ならお気づきだろう。彼らがembrace(抱きかかえる)すべきなのはドル箱ではなく、ピンとスプーンをはずしたフラググレネードだ。
Sandstormの現状
前述のSaber Interactiveは、一応、Embracer Groupの子会社であり、Saberの部門の一つにNew World Interactiveという「ブランド」が残っている。
言い換えれば、この「ブランド」を残存させている=Saberにそのブランドを残存させるだけの黒字能力がある=Embracer(赤字)が切り捨てることができない、とも考えられる。尤も、北欧の連中の経済感覚が我々東洋的感覚とは一致しないだろう。黒字だが収益が小さいものをポシャらせる一方、赤字気味だが動かせる額が大きく黒に転向すれば大回復しそうなものを赤字であるにも関わらず残している……等、手堅い商売とは真逆の方向に進んでいる点、手堅い黒字であるNWIブランドがどうなるかは、Embracer連中の気分次第……なのかもしれない。
ただし、現状という点において言えば、一度発表した2024年コンテンツは制作続行することになるだろう(これをポシャらせれば、Year 3パッケージとして販売した分を返金する法的処理が必要になるわけで、そうなれば虫の息のEmbracerには終焉級の小打撃が入るわけだ……)
SandstormにかかわっているSaber Interactiveのメンバーは、コミュニティーとの架け橋をしている前述のSgt_Slaughterer/Logan R.氏のほか、プレイヤーサポートデスクのBravo氏、Nyko氏が残存を確認できる。……あと、ここには具体的に書けないけれど元NWIのメンバーのそこそこの数も。
さて、ここまで書けば安心してこれを発表できるのだが、実は「New World Interactiveというブランド」という表記でお察しのとおり、NWIには現時点で開発能力がさほど残されていない。というのも、1.13以降の開発は一部でアウトソーシングを続けてきたので、コア部分はNWI/Saberが担当しつつ、それ以外はPingle Studioというこれまた別のスタジオが担当している。なお見ての通り公式ウェブサイトには「Sandstormのデザインやってます」と掲載しているレベルだ……(無論これも実質ペーパーカンパニー、キプロスに所在地を置くのは法的都合によるもので、実際はPingleが抱える開発者がそこかしこに散らばっている)。
PingleがNWIの(=Saberの)傘下にある限り、Embracerは下手にポシャらせられないとも言える。未発表作品ならまだ販売実績が無い以上ともかく、既に販売してしまった(=法的に約束してしまった)将来のアップデートについては、少なくともバージョン1.16, 1.17, 1.18が来るという意味では安心してよい。
言い換えれば、この「ブランド」を残存させている=Saberにそのブランドを残存させるだけの黒字能力がある=Embracer(赤字)が切り捨てることができない、とも考えられる。尤も、北欧の連中の経済感覚が我々東洋的感覚とは一致しないだろう。黒字だが収益が小さいものをポシャらせる一方、赤字気味だが動かせる額が大きく黒に転向すれば大回復しそうなものを赤字であるにも関わらず残している……等、手堅い商売とは真逆の方向に進んでいる点、手堅い黒字であるNWIブランドがどうなるかは、Embracer連中の気分次第……なのかもしれない。
ただし、現状という点において言えば、一度発表した2024年コンテンツは制作続行することになるだろう(これをポシャらせれば、Year 3パッケージとして販売した分を返金する法的処理が必要になるわけで、そうなれば虫の息のEmbracerには終焉級の小打撃が入るわけだ……)
SandstormにかかわっているSaber Interactiveのメンバーは、コミュニティーとの架け橋をしている前述のSgt_Slaughterer/Logan R.氏のほか、プレイヤーサポートデスクのBravo氏、Nyko氏が残存を確認できる。……あと、ここには具体的に書けないけれど元NWIのメンバーのそこそこの数も。
さて、ここまで書けば安心してこれを発表できるのだが、実は「New World Interactiveというブランド」という表記でお察しのとおり、NWIには現時点で開発能力がさほど残されていない。というのも、1.13以降の開発は一部でアウトソーシングを続けてきたので、コア部分はNWI/Saberが担当しつつ、それ以外はPingle Studioというこれまた別のスタジオが担当している。なお見ての通り公式ウェブサイトには「Sandstormのデザインやってます」と掲載しているレベルだ……(無論これも実質ペーパーカンパニー、キプロスに所在地を置くのは法的都合によるもので、実際はPingleが抱える開発者がそこかしこに散らばっている)。
PingleがNWIの(=Saberの)傘下にある限り、Embracerは下手にポシャらせられないとも言える。未発表作品ならまだ販売実績が無い以上ともかく、既に販売してしまった(=法的に約束してしまった)将来のアップデートについては、少なくともバージョン1.16, 1.17, 1.18が来るという意味では安心してよい。
続報
どうやらEmbracerからSaberが独立した……らしいのだがソースないので保留。
もし独立した場合、その後の進展はSaberの独自の方向性によることになる(いわばフランチャイズが独立したのと同様な状態、まぁ過去の経歴はさておき)。とはいえ、一度売り出したYear 3をリファンドすることは(これまでは100.00%だったがそれと比べるとやや確実性に劣るとはいえ)有り得ないだろうと予想している。
もし独立した場合、その後の進展はSaberの独自の方向性によることになる(いわばフランチャイズが独立したのと同様な状態、まぁ過去の経歴はさておき)。とはいえ、一度売り出したYear 3をリファンドすることは(これまでは100.00%だったがそれと比べるとやや確実性に劣るとはいえ)有り得ないだろうと予想している。
追記
情報ソースがあいまいだが、Saberが独立しているのは間違いない。(Saber公式サイト参照)
また、Saber自身はInsurgencyに限らずいくつかのタイトルを公開し、経営の立て直しを行っている。Sandstormは、新規開発のゲームよりは収益が出にくい(DLC販売などに注力することになる)が、新規開発費用がかからないという意味では収益額こそ小さくとも労力に対する収益率は高いため、向こうしばらくの間はサポートが存続すると予想されている。
ただし、収益の見込みがないと判断されるかどうかにかかってくることは念頭に置きたい。
また、Saber自身はInsurgencyに限らずいくつかのタイトルを公開し、経営の立て直しを行っている。Sandstormは、新規開発のゲームよりは収益が出にくい(DLC販売などに注力することになる)が、新規開発費用がかからないという意味では収益額こそ小さくとも労力に対する収益率は高いため、向こうしばらくの間はサポートが存続すると予想されている。
ただし、収益の見込みがないと判断されるかどうかにかかってくることは念頭に置きたい。