グティマウン型爆撃機

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&font(b,#555){ぐてぃまうんがたばくげきき}
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[[グラ・バルカス帝国]]特殊殲滅作戦部のみ配備されている超重爆撃機。外見は旧日本軍の超重爆撃機[[富嶽]]に近い。
Web版において、ブログだとグディマウンという名前だが、小説家になろう版だとグティーマウンという、近いが別の名前になっている。

|乗員|>|?|
|全長|>|46m|
|全幅|>|63m|
|動力|6,000馬力(少なくとも[[過給機>https://twitter.com/jp_summons/status/1230519196800278528]]を装備)|6発|
|巡航速度|>|?|
|最高速度|>|780km/h|
|実用上昇限度|>|15,000m以上|
|航続距離|>|19,400km|
|武装|旋回機銃|多数|
|~|無誘導爆弾|~|

グラ・バルカス帝国の新型超重爆撃機で、転移直前にこれを主力とする爆撃連隊が編成されている((部隊員が「ユグドで無敵」と述べている事から、転移前に実戦投入されている模様))。

最新鋭機という事もあって、軍でも極秘扱いで一般隊員には具体的な性能が伏せられている。

富嶽との差異は不明だが、少なくとも長大な航続距離と[[アンタレス型艦上戦闘機]]以上の高度をアンタレス以上の速度で飛行可能な性能を持っており、迎撃機や対空砲が届かない超高空からの敵勢力圏奥深くにある重要施設に対する無差別爆撃を主任務としている。したがってこの爆撃機を護衛可能な戦闘機はグラ・バルカス帝国にはない。
理論上、[[バルチスタ沖大海戦]]で存在が明らかになった[[空中戦艦パル・キマイラ]]を[[アトラタテス砲]]の射程外から爆撃できるため、対抗兵器として活用する事も考えられている。

グラ・バルカス帝国の技術力では実用化が困難なはずの超技術がふんだんに使われている事もあり、財務担当大臣が頭を抱える程の開発費がかけられている((本機の登場当時に編集者を務めていた髙松氏は、グラ・バルカス帝国の工業力に対して性能過剰なので、書籍版では何だかの変更を加える事も考慮する趣旨の発言をしている))。

**(史実)同クラス爆撃機と比較
|機体名(メーカー名略)|B-29A|富嶽|グティマウン|B-36B|
|出典|史実|史実|日本国召喚|史実|
|全長|30.18m|46.00m|46.00m|49.40m|
|全幅|43.04m|63.00m|63.00m|70.00m|
|動力|R-3350×4|ハ54×6|6,000馬力級×6|R-4360×6|
|実用上昇限度|12,344m|15,000m+|15,000m+|13,300m|
|最高速度|575km/h/9,144m|780km/h/10,000m|780km/h/-|626 km/h/10,500m|
|航続距離|6,380km(標準)|19,400km+|19,400km|13,145km(標準)|
|特記事項等|核運用可|計画値|-|核運用可|

本作の読者である飛燕治三郎@吾唯足知氏が空力設計を考慮せずにエンジン出力だけを用いた最高速度の試算では、火星(1,800馬力級)6基で500km/h、ハ43改良型(2,300馬力級)6発で548㎞/h、5,000馬力級6発で700km/hとなっている((フィクションにおける先行事例では、商業仮想戦記である『巡洋戦艦「浅間」』(横山信義著)において、同盟国のイギリスやナチス体制ではないドイツとお互いに得意とする分野を分担する事で富嶽を実用化している。なろう系仮想戦記の『航空エンジニアのやり直し』(御代出実葉著)では、転生者によって開発エンジンの絞り込みによる信頼性向上、1940年代の日本で再現可能な21世紀レベルの流体力学とガソリンの高オクタン価化によるエンジン出力向上、物資輸送用の余剰空間と尾部以外の銃座を廃止等のジェット世代の爆撃機の設計思想を取り入れることで、史実から250km/h近い高速化と倍近い航続距離となり、武人の蛮用に耐えられる信頼性を確保した深山が登場する))。

グラ・バルカス帝国の[[アンタレス型戦闘機>アンタレス型艦上戦闘機]]は、零戦と比較して防弾装備を追加した分だけ重くなった機体に零戦と同等以上((航続距離は零戦以上))の性能を発揮させる事ができるエンジンを開発する技術力があるため、電子機器だけではなくエンジン関連を含めた産業基盤そのものがユグドの他の大国や太平洋戦争中の日本より高いと推測できる。

**作中での活躍?
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召喚世界では、その秘匿性と過剰戦力故にほとんど出番がなかった。
しかし、[[日本>日本国]]本土侵攻作戦時に[[グラ・バルカス帝国連合艦隊]]司令長官[[カイザル]]からの要請を受けて、[[東京]]を爆撃するため200機を超える編隊が帝国本土から出撃する。
うち1機が故障のため[[レイフォル]]のルブ基地に引き返す事になるが、「他国の戦闘機はこの高度まで上がれない」と判断して[[ムー]]の先進技術試験基地近くを通過、防空レーダーシステムと地上設置型ECM装置に支援された[[震電改]]試作機に撃墜される。
[[リーム王国]]到着後の作戦会議において、「さすがに首都は警戒が強い」との判断から爆撃目標を[[名古屋]]に変更。
しかし、超重爆撃連隊203機の出撃は離陸と同時に日本側に探知され、日本海上空に待機していた[[F-15J改]]20機に加え、情報を受けてスクランブル発進したF-15J改80機と[[F-2]] 50機の迎撃を受け、先行していた陸軍航空隊345機共々全機撃墜されてしまう。

…と、このように帝国の航空戦力の切り札とも言うべき存在であったにも関わらず、何一つ戦果を上げること無く[[日本>日本国]]や[[ムー]]に一方的に攻撃されて出番終了という、[[祟り鬼神]]に次ぐ不遇な扱いで退場となった([[祟り鬼神]]の方が600体と数が多いにも関わらず、空爆により全て瞬殺されたので本機は不遇の順位でいえば2位が妥当か)。%%どうも本作はすごいと言われているヤツほど、あっけなくやられる傾向が強い%%

&color(#ffffcc){Q.YOU(グティマウン)は何しに日本へ?}
&color(#ffffcc){A.全機撃墜されに来た}
&color(#ffffcc){某大佐「只の案山子(移動標的)ですな」}

#table_color(#aae){}
|~&big(){関連項目}|
|&bold(){[[兵器]]}|[[グラ・バルカス帝国]]|[[アンタレス型艦上戦闘機]]|[[シリウス型爆撃機]]|[[リゲル型雷撃機]]|
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