こつぼ
どうせ防ぐことは出来ん。恐怖が倍増する方が良いかもね
今まで登場してきた自衛隊員は、ほとんどが
日本国の自衛隊の理念と精神が形になったような性格と行動をとってきた。しかし、彼の場合は、海戦の必死の戦いと敵の意思の強烈さを認めつつも、特攻を無駄な努力のような感覚でとらえており、黙祷をささげるなど敵に対しても命に敬意を示しているそぶりも一切なかった。それどころか「つまらない」とさえ感じている節があり、攻撃の際には税金の無駄遣いを気にしたり、「ミサイルの発射間隔を開けて恐怖を煽った方がいい」という残酷に思えるような指示をついでか何かのように出している。だが発射間隔を開けたことで、皮肉にもグレードアトラスターの乗員が退艦するきっかけと時間を与えることになった。
このような彼の発言の内容だけを見ると、どちらかと言えば今までの敵国の悪役に近いように見える。
ただしこれは
敵側の苦悩や葛藤を知っている読者目線だから感じることであり、
作中の自衛官の視点だとナハナートに無差別攻撃を仕掛けようとする敵でしかなく、敬意を払って黙祷を捧げるような相手でもなければ容赦する必要性もない。むしろ作中の描写だと速やかに攻撃を開始しなければいけない状況である。
しかも彼が劇中で行った行為は
何かに違反しているわけではないので、
当然ながら処罰の対象には該当しない。むしろ必要な攻撃をした彼よりも降伏した相手を殺害した
天野や命令違反で攻撃した
神藤の方が現代の軍隊では遥かに問題行為である。
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〔最終更新日:2025年10月04日〕
最終更新:2025年10月04日 01:15