概要
異世界諸国の技術水準が日本に対し大幅に劣っていることが判明し、技術格差による最新兵器の非効率化が問題視された。
この事態に対し
防衛省は「
航空機の多目的運用に関する構想」を立案。その一環として「
P-3C」及び「
P-1」の爆装案が進められる事となった。
爆装化のため、複数の
Mk82爆弾を搭載可能なパイロンとそれらを動作させるプログラムの開発が進められ、中央暦1640年2月頃(要検証)には大きな問題も無く試作段階に到達、運用試験が始められていた。
パーパルディア皇国との開戦により急遽実戦配備となり、同年8月に行われた
エストシラント空爆および
デュロ空爆には、いずれも70機の「
BP-3C」が参加している。
Mk82爆弾(227kg)を約9t(40発)搭載可能。
P-3Cの性能から推定すると、航続距離と爆弾搭載量はB-29と同等、上昇限度はB-29の先代B-17程度だが、最高速度はB-29の後継機B-36よりも高速である。
高高度で侵入した場合、第二次世界大戦レベルの戦闘機では迎撃は極めて困難と予想される。
作中でも「現在の
グラ・バルカス帝国の航空機の性能では、BP-3Cが単独行動をしたしても、迎撃可能な機体は保有していない」と
自衛隊は判断している。
コミカライズ版では当初は
P-3Cを爆撃改修したと語られただけで、名前が登場していなかったが41話でBP-3Cと呼ばれるようになった。例の特殊な形状のパイロンは確認できないが最大40発のMk82を搭載できると書かれている。そのため原作と違い何処が改修されたのかは現時点では不明。
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最終更新:2024年06月16日 07:24