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【脳内麻薬】
災害時には人間はみな緊張し、その状態では脳内にアドレナリン、
ノルアドレナリン、ドーパミンという向精神物質が分泌される。
これらはセックスの際に分泌されるものと同じだ。
最近彼女との仲がマンネリだな、とお悩みの貴方、
台風シーズンはひさびさに燃え上がるチャンスかも。
当然のことながら、火事を見ての興奮はセックスの快感にも通じる。
人間はセックスに臨む際、激しいプレイによる血圧の上昇や
心拍数の増加で人体に危険が及ばないように心理的にリミッターをかけて
いるのだが、ドーパミンが分泌されるとそのリミッターがはずれ、
ことに女性は驚くほど大胆になる。
『唐沢俊一の雑学王』 P.110 火事のトリビア
もとの連載誌が「FRIDAY」だということで、エロネタが多くなるのだろうが
とりあえずエロオヤジが酔っ払って語っているレベル。
「向精神物質」というのは辞書にないが、まあ「向精神薬」と同義ともされるらしい。
しかし「ドーパミン」は、「中枢神経系に作用」というより、Wikipediaにもある通り
「中枢神経系に存在する神経伝達物質」だし、「ノルアドレナリン」の方も
大辞林に「交感神経末端・中枢神経系などに広く分布し、
興奮を伝達する化学伝達物質」とあるし……
素直に、昔流行った「脳内麻薬」を使った方がよかったのでは。
また、ドーパミンはノルアドレナリンの前駆体で、
ノルアドレナリンはアドレナリンの前駆体だから、
「アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン」は逆の順で
書いて欲しかったような気が。
で、ドーパミンは性欲や快感の昂進には寄与するかもしれないが、
「セックスの際に分泌」されるのはドーパミンではなく、β-エンドルフィン。
「人体に危険が及ばないように」かかっているという「リミッター」をはずすのも、
ランナーズハイや火事場の馬鹿力のもとといわれるエンドルフィンの方だろう。
ちなみに、同じ脳内麻薬 (?) でも、ドーパミンが覚醒剤等のアッパー系ドラッグに
似ているのに対し、エンドルフィンはモルヒネと同様の作用だからダウナー系で、
両者はだいぶ違う。
それと、「火事を見ての興奮はセックスの快感にも通じる」は、「当然のことながら」と
さらっと言い放つようなことではなく、立派な異常性欲の変態としか。
すべての興奮はセックスに通じるとでも決めつけてしまえば別だけど。
最終更新:2017年05月21日 08:08