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アルノール家

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アルノール家

アルノール家(-け、House of Arnor)はエレボニア帝国の皇帝家。アルノール家の現当主は皇帝ユーゲントIII世ユーゲント・ライゼ・アルノール)。

概要

エレボニア帝国を世襲統治する君主である皇帝を輩出する一族で、現在の帝国では一般的に《皇族》と呼ばれる。
エレボニアの統治者としての歴史は古く、千年以上前の建国から一つの皇統が一貫して続いている。ゼムリア大陸国家の王侯貴族としては、リベール王国の王家であるアウスレーゼ家と並び最古の一族とも言える。

作中では明らかにされていないが七耀暦952年即位のドライケルス大帝で73代目の皇帝であることから、現皇帝ユーゲントIII世は90代目前後であると推測される。(歴代皇帝の平均在位年数を約13年として計算した場合)

リベール王国の現女王アリシアII世が26代目であり、国王の平均在位年数が約45年である事と比較すると、エレボニア帝国における帝位を巡る争いの熾烈さが想像でき、『血塗られた暗黒帝国』というユーゲントIII世の言葉も的を得ていると言える。(但し現実世界の王朝と比較すると、リベールの45年という数字は特異的であり、むしろ帝国の方が現実的に近しい数字である事も追記する)

特徴

裏の世界では《古のアルノールの血》と呼ばれる血筋であり、魔術への高い適性を今なお受け継いでいる者もいる。これは個人用戦術導力器(オーブメント)の導力魔法適正が高い人物という形で作中にて表現されている。
外見的特徴として、存命中のアルノール家の人物はすべて金髪であり、ユーゲントIII世オリヴァルトは紫(ライラック)色の瞳をしている。セドリック皇太子アルフィン皇女は薄青色であり、母方の遺伝を受け継いだと推測される。

居城・住居

現在の皇族は概ね帝都ヘイムダル中心部の皇城《バルフレイム宮》または帝都西郊のカレル離宮にて生活している。
歴史上においては、《白亜の旧都》と呼ばれ一時は帝国の都であった帝国南部のサザーラント州セントアーク市や帝国東部のクロイツェン州バリアハート市にも皇帝が宮殿・居城を構えた事もある。

領地

貴族制に基づいた封建的な領邦国家である帝国において、皇帝家は貴族階級のピラミッドの頂点に位置する最高位の貴族でもある。
その為、”貴族”としての領邦も皇帝直轄地(皇帝領)という形で有しており、帝都ヘイムダルを中心とした帝国中央部の地域が挙げられる。ただし、皇帝家はこれらの直轄地を貴族領邦の様に直接統治は行っておらず、帝国政府並びに帝都に関しては行政官庁である帝都庁に統治を委任している。

また、帝国の屋台骨として知られるノルティア州内のザクセン鉄鉱山も皇帝家の所有であり、1204年9月に鉄鉱山がテロ組織《帝国解放戦線》に占拠された事件ではオリヴァルト皇子がこれを理由にノルティア州領邦軍に退去を求めた。

名称

アルノール(Arnor)は北欧系の人名にも僅かに見られるが、同綴りで最も有名であるのはトールキンの『指輪物語』に登場する《北方王国》の国名である。奇しくもエレボニア帝国は「空の軌跡」の舞台であるリベール王国の”北方”に位置している。

アルノール家に関連する人物

存命中の人物

ユーゲント・ライゼ・アルノール(現エレボニア帝国皇帝)
オリヴァルト・ライゼ・アルノール(第一皇子 ユーゲントIII世の長子・庶子)
アルフィン・ライゼ・アルノール(皇女 ユーゲントIII世の長女・嫡子)
セドリック・ライゼ・アルノール(皇太子 ユーゲントIII世の次子・嫡子)
プリシラ・ライゼ・アルノール(皇妃 子爵家出身)

歴史上の人物

調停者アルノール(初代皇帝)
シオン・アルノール(第3代皇帝)
アストリウスII世(七耀暦371年頃の皇帝)
ヘクトルI世(七耀暦470年頃の皇帝)
ヴァリウスV世(第72代皇帝 七耀暦947年に崩御)
皇太子マンフレート(ヴァリウスV世の正妃の子)
アルベルト・ライゼ・アルノール(ヴァリウスV世の第二皇子)
ドライケルス・ライゼ・アルノール(第73代皇帝・ヴァリウスV世の第三皇子・庶子)
オルトロス・ライゼ・アルノール(ヴァリウスV世の第四皇子)
グンナル・ライゼ・アルノール(ヴァリウスV世の第五皇子)
ルキウス・ライゼ・アルノール(ヴァリウスV世の第六皇子)
ユーゲントの父帝(先帝)

その他の人物・関係者

アリエル・レンハイム(故人 オリヴァルト皇子の母親)

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