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- ワイバーン 用語 種族名 素材 食品 魔物
【詳細】
のんびり農家の異世界に存在する生物の一種。
なろう版では
街尾火楽が「太ったトカゲにコウモリの羽をつけたような生物」と形容し、コミック版やアニメ版ではトカゲの両前脚がコウモリの羽のような生物として描かれている。
大きさは1メートルから20メートル程度。
人化能力はないが、知能は高いものは非常に高く、長く生きたものは多種族と言語による意思疎通も可能になるほど。
飛行も可能だが、実力的には
死の森を越えられないとのこと。
気性は若いものは激しく、年を取ったものは温厚。
これは年を取るにつれ性格が丸くなっていく…のではなく、
気性が激しいものは若いうちに暴れ目立って討伐されるので数を減らしていき、結果的に温厚なワイバーンが生き残っているだけという実にシビアな話だったりする。
なお、
肉は美味。
火楽が異世界転移した時点で、
"鉄の森"のワイバーンと呼ばれる気性が激しく
ドラゴン並の実力を持つ例外中の例外ワイバーンが暴れ回っており、
ワイバーン長老を中心とする温厚なワイバーンたちは手を焼いていた。
しかし5年目の春に"鉄の森"のワイバーンが火楽たちの集落を襲撃したところ、理不尽な暴力を向けられ静かに激怒した火楽に返り討ちに遭ってしまう。
なお、肉は住人が美味しく頂きました。
当時はワイバーン事情にそこまで詳しい者が集落に居なかったため、この一件は「たまたま居た強い野良ワイバーンがたまたま襲ってきた事件」とされた。
しかし火楽は「野良のワイバーンはいきなり飛んできていきなり火球を飛ばしてくるかも知れない生物」という印象を持ってしまったようで、村に被害が出る前にと見かけ次第撃墜することにしたと思われる。
とは言え、怒りと恐れは有れど憎しみは無いようで、"鉄の森"のワイバーンの知り合いかも知れないと思った相手には事情を説明して、必要であれば謝罪の意思がある旨を告げている。
実はこの小型ワイバーンたち、ワイバーン長老の眷属のようなものでもあり、火楽の様子はワイバーン長老に報告されていた。
温厚なワイバーンたちは火楽への謝罪の機会を狙いつつ、火楽の視界に入らないように縄張りを再編し結果困窮していたところ、火楽がシャシャートの街へ顔を出すようになってさらに縄張りを再編、さらに困窮するようになってしまう。
ドライムに調停を依頼したが、口下手なドライムの下手な振りと話を深読みしなかった火楽の雑な返答により、ドライムは「火楽はワイバーンを見ると殺さずにはいられないほど怒りを覚えている」と誤解してしまう。
埒が明かなくなったドライムとワイバーンたちは
ライメイレンにも相談、ライメイレンが出張って12年目の春にようやく「和解」が成立した。
和解してからは大樹の村とかなり交流を持つようになっており、早速12年目の夏には
ラミア族・
巨人族と共同で
大樹のダンジョン完成祝いに
フェニックスの卵を贈呈、18年目の夏には
五村近郊で行われた魔獣退治に協力している。
19年目の春には村の外の
パレードにも参加、その後参加ワイバーンの半数が残って
ティゼルの国作りに協力するため、魔王国と人間の国々の間で巣作りを行っている。
最終更新:2025年01月02日 15:52