智を育む者 ◆7KDxntcUzg
ジェダ様の放送を聞いて、雨が降るって知った。
それにQ-Beeを倒せるくらいに強い奴がここにいるってことも分かった。
もしかして、今のあたしじゃそいつにはかなわないかもしれない。
だから考えて、作戦を立てて、勝たなきゃいけないって思った。
でもまずは目の前の敵からだ。焦っちゃいけない。
荷物を一つにまとめて、あたしは獲物を探し出した。
それにQ-Beeを倒せるくらいに強い奴がここにいるってことも分かった。
もしかして、今のあたしじゃそいつにはかなわないかもしれない。
だから考えて、作戦を立てて、勝たなきゃいけないって思った。
でもまずは目の前の敵からだ。焦っちゃいけない。
荷物を一つにまとめて、あたしは獲物を探し出した。
だけど街の中で獲物は見つからなかった。
建物がたくさんあるし、よく探せば誰かいたのかもしれないけど、
雨が降って、人がますます見つかりにくくなった。
あたしは考える。どこに人がたくさん集まるか。
ここには建物がたくさんある。
それに雨が降ってるから街の中の人は皆建物の中にはいっているはず。
だけどこんなにたくさんの建物の中なんて、さがしても見つかりっこない。
別の場所に行ってみようって思った。
街の中以外なら、建物はところどころに一つずつしかたってない。
なら、その一つだけ探せばそのあたりに獲物はいないってことだ。
そう考えたあたしは、街の中を探すのをやめて、工場に向かってみた。
建物がたくさんあるし、よく探せば誰かいたのかもしれないけど、
雨が降って、人がますます見つかりにくくなった。
あたしは考える。どこに人がたくさん集まるか。
ここには建物がたくさんある。
それに雨が降ってるから街の中の人は皆建物の中にはいっているはず。
だけどこんなにたくさんの建物の中なんて、さがしても見つかりっこない。
別の場所に行ってみようって思った。
街の中以外なら、建物はところどころに一つずつしかたってない。
なら、その一つだけ探せばそのあたりに獲物はいないってことだ。
そう考えたあたしは、街の中を探すのをやめて、工場に向かってみた。
そしたら大当たり。工場の入口には水で濡れた足跡があった。
つまりそれは雨の降った後にこの工場にはいった人がいるってこと。
そういうことだって気付くことができた。
この工場に人がいることをあらかじめ知ることができた。
あたしは考えた。
考えて考えて、考えた。
もし、中にいる人があたしより強い人だったら。
たくさんの人間でチームを組んでいたら。
つまりそれは雨の降った後にこの工場にはいった人がいるってこと。
そういうことだって気付くことができた。
この工場に人がいることをあらかじめ知ることができた。
あたしは考えた。
考えて考えて、考えた。
もし、中にいる人があたしより強い人だったら。
たくさんの人間でチームを組んでいたら。
どうすれば中にいる人を殺すことができるのか。
どうすればあまりつかれることなく相手を倒すことができるか。
どうすればあまりつかれることなく相手を倒すことができるか。
考えて、考えて、考えよう。
あたしが勝つために、もう一度グリーンと会うために。
あたしが勝つために、もう一度グリーンと会うために。
◇ ◇ ◇
「……っ!皆、起きて!誰か来る……!」
平穏は、リンクがそう発することで崩れた。
寝ずの番をしていたリンクは、森の中で培った聴覚で誰かがこっちに近づいてくるのに気付いた。
皆を揺すって起こしながらもコキリの剣を構え、いつ相手が来てもいいように出入り口をにらむ。
目を覚ました他の三人も同様にやってきた者への警戒をあらわにする。
アリサがルビーの力でメイド服に着替え、
なのははまだ湿っていたが、黒い服を身に着け短刀を構え、
インデックスが多少ふらつきながらもベッドから降りる。
寝ずの番をしていたリンクは、森の中で培った聴覚で誰かがこっちに近づいてくるのに気付いた。
皆を揺すって起こしながらもコキリの剣を構え、いつ相手が来てもいいように出入り口をにらむ。
目を覚ました他の三人も同様にやってきた者への警戒をあらわにする。
アリサがルビーの力でメイド服に着替え、
なのははまだ湿っていたが、黒い服を身に着け短刀を構え、
インデックスが多少ふらつきながらもベッドから降りる。
「ニケとメロがきたのかな?」
「向かってきている音の数は一つだよ。たぶん、違う人だと思う。
「ゲームに乗ってるの?」
「そこまではわかんないよ……」
「向かってきている音の数は一つだよ。たぶん、違う人だと思う。
「ゲームに乗ってるの?」
「そこまではわかんないよ……」
3人娘が唯一相手の音に気付いているリンクに色々と問う。
だが音だけで判断できることなど、そう多くはない。
次第に音は近づき、3人の耳でも聞き取れるようになってきた。
そして、ガチャリとドアノブが回り、開いた扉から現れたのは……
だが音だけで判断できることなど、そう多くはない。
次第に音は近づき、3人の耳でも聞き取れるようになってきた。
そして、ガチャリとドアノブが回り、開いた扉から現れたのは……
「え……?」
「フェイト……ちゃん?」
「フェイト……ちゃん?」
現れたのは、全身白い服を着た、金髪にツインテールの少女。
アリサとなのは、二人にとっての親友、フェイトであった。
アリサとなのは、二人にとっての親友、フェイトであった。
「そんな……どうして……?」
「フェイトちゃんは私が……埋めたはず……」
「フェイトちゃんは私が……埋めたはず……」
それは夕方の放送で呼ばれたはずの、
死んだことを確認してなのはが地に埋めたはずの、
ここに現れるはずは、動くはずはない者の姿だった。
そのフェイトの顔が、口がふっと微笑む。
瞬間、フェイトの手からハートを纏った蝙蝠が飛び出してきた
死んだことを確認してなのはが地に埋めたはずの、
ここに現れるはずは、動くはずはない者の姿だった。
そのフェイトの顔が、口がふっと微笑む。
瞬間、フェイトの手からハートを纏った蝙蝠が飛び出してきた
「「「え!?」」」
「く!」
「く!」
フェイトの姿をした相手からの殺気に、リンクだけが気付くことができた。
咄嗟に近くにいたインデックスを引きよせ、ともに伏せる。
だが『フェイトの顔をした誰か』に呆然としていたアリサとなのはは反応が遅れる。
咄嗟に近くにいたインデックスを引きよせ、ともに伏せる。
だが『フェイトの顔をした誰か』に呆然としていたアリサとなのはは反応が遅れる。
「く……」
「う、あ……」
「う、あ……」
リリスの放つ、「ソウルフラッシュ」と瓜二つの光線が、
なのはとアリサの腕を、斬り裂く
なのはとアリサの腕を、斬り裂く
「フェ……フェイト……?」
「あははははは♪」
「……!その声……!」
「あんた、なんなのよ!」
「あははははは♪」
「……!その声……!」
「あんた、なんなのよ!」
フェイトの姿をした誰かは、呆然とするなのは達を笑う。
「お前は……誰だ!どうしてなのは達の知り合いの姿をしてるんだ!!」
「あは♪君とは初めましてだね!初めてじゃないのはたかまちなのはと……
そっちの白い子は、ニケと一緒にいた子だよね♪」
「やっぱり……聞き覚えのある声だったんだよ」
「あは♪君とは初めましてだね!初めてじゃないのはたかまちなのはと……
そっちの白い子は、ニケと一緒にいた子だよね♪」
「やっぱり……聞き覚えのある声だったんだよ」
フェイトの姿をした者は、笑いながら自身の顔の皮膚を引っ張る。
皮膚がめくれ中から出てきたのは、ジェダの部下、リリスであった。
皮膚がめくれ中から出てきたのは、ジェダの部下、リリスであった。
「リリス!!」
「あんた……なんでフェイトの顔をしてるのよ!」
「この顔の子、フェイトっていうんだ。なのはとその子の友達なんだね?
うん、この顔になれたのはこの支給品の効果だよ♪
でも友達なのにニセモノだって気付かないなんておばかさんだね~♪」
「……!」
「あんた……なんでフェイトの顔をしてるのよ!」
「この顔の子、フェイトっていうんだ。なのはとその子の友達なんだね?
うん、この顔になれたのはこの支給品の効果だよ♪
でも友達なのにニセモノだって気付かないなんておばかさんだね~♪」
「……!」
リリスの身長は、フェイトのそれとくらべて高い。
常時のなのは達なら、直ぐに違和感を感じていたはずだ。
だが今の二人は、突然現れた親友の顔に、死んだはずの顔に、驚きを隠せなかった。
そしてその驚きに理性が追いつく前に、リリスは攻撃を行った。
リリスは剥いだ顔の皮を赤と白のボールの中に納めると、黒いランドセルの中に放り込む。
常時のなのは達なら、直ぐに違和感を感じていたはずだ。
だが今の二人は、突然現れた親友の顔に、死んだはずの顔に、驚きを隠せなかった。
そしてその驚きに理性が追いつく前に、リリスは攻撃を行った。
リリスは剥いだ顔の皮を赤と白のボールの中に納めると、黒いランドセルの中に放り込む。
「お前……ゆるさないぞ!」
怒りに震えたリンクがリリスへと駆ける。
3人とも戦えない。
リンクはそう認識していた。
インデックスはもとより熱がでてふらふらであるし、
彼女が使えるという強制詠唱はリリスには通用しないらしい。
なのはとアリサも先の不意打ちで腕を傷つけた。
特に両手で剣をふるうアリサは怪我したことで、大きく戦力を殺がれた。
だからこそ、自分がやらなければ。
そういう気負いの元、リンクはリリスへ切り込む。
後ろに、守らなければならない人たちに攻撃が向かないように。
3人とも戦えない。
リンクはそう認識していた。
インデックスはもとより熱がでてふらふらであるし、
彼女が使えるという強制詠唱はリリスには通用しないらしい。
なのはとアリサも先の不意打ちで腕を傷つけた。
特に両手で剣をふるうアリサは怪我したことで、大きく戦力を殺がれた。
だからこそ、自分がやらなければ。
そういう気負いの元、リンクはリリスへ切り込む。
後ろに、守らなければならない人たちに攻撃が向かないように。
「ふ~ん。緑くんが相手かぁ!負けないよ!」
ソウルフラッシュが飛び交う。
その中を潜り抜けたリンクがリリスの目前に迫る。
そして勢いのままコキリの剣を振り下ろす。が、その剣筋は刃物に変化させた翼に阻まれた。
その中を潜り抜けたリンクがリリスの目前に迫る。
そして勢いのままコキリの剣を振り下ろす。が、その剣筋は刃物に変化させた翼に阻まれた。
「甘いよ♪」
「くっ!」
「くっ!」
リリスが攻勢に回る。
両翼を刃に変化させ、同時にリンクへと斬り込む。
その一撃を頭上で受け止める。一撃は、とても人のものとはおもえない。
その攻撃が、連続してリンクへと叩きこまれる。
両翼を刃に変化させ、同時にリンクへと斬り込む。
その一撃を頭上で受け止める。一撃は、とても人のものとはおもえない。
その攻撃が、連続してリンクへと叩きこまれる。
(一撃一撃が重い……!くそ!何か別の武器があればもうすこしなんとかなるのに……!)
リンクはどちらかというと相手に密接して戦うよりも、一定の距離を図り、
相手の攻撃の隙を突いたり、剣技の間に弓矢や道具をはさんだ中距離戦が得意である。
幾種もの武器があれば、様々な距離、戦法で非常にトリッキーな戦闘を行うことができる。
あるいは地形やその場に存在する岩や草、壺などを利用して、思わぬ攻撃を仕掛けることもある。
だが現在の彼らの手持ちにはそうした戦闘に適した道具はない。
今いる場所も、人工的な部屋の中。彼が生かせそうなギミックも存在しない。
おまけに、今の彼には守らなければならない人たちがいる。
自分がリリスから距離をとれば、狙われるのは仲間たちだ。
よって必然的にリンクも剣のみに頼った近接戦をするしかなく、
そして、一対一の接近戦ならば、リリスに分がある。
リリスに負ける道理はない。
相手の攻撃の隙を突いたり、剣技の間に弓矢や道具をはさんだ中距離戦が得意である。
幾種もの武器があれば、様々な距離、戦法で非常にトリッキーな戦闘を行うことができる。
あるいは地形やその場に存在する岩や草、壺などを利用して、思わぬ攻撃を仕掛けることもある。
だが現在の彼らの手持ちにはそうした戦闘に適した道具はない。
今いる場所も、人工的な部屋の中。彼が生かせそうなギミックも存在しない。
おまけに、今の彼には守らなければならない人たちがいる。
自分がリリスから距離をとれば、狙われるのは仲間たちだ。
よって必然的にリンクも剣のみに頼った近接戦をするしかなく、
そして、一対一の接近戦ならば、リリスに分がある。
リリスに負ける道理はない。
「くそ……くそ……!」
「翼ばっかり注意してていいのかな~?」
「翼ばっかり注意してていいのかな~?」
回し蹴りがリンクに叩きこまれる。
リンクはもろにそれを食らい、身体がくの字に曲がる。
リンクはもろにそれを食らい、身体がくの字に曲がる。
「ぐ……あ……」
「これでおわりだよ♪」
「これでおわりだよ♪」
うずくまるリンクに向けて、リリスの翼が降り降ろされる……!
「シュート!」
光弾がリリスとリンクの間に割って入り、リリスへと迫る。
詠唱を完了した、なのはのディバインシューターだ。
詠唱を完了した、なのはのディバインシューターだ。
その衝撃にリリスの刃に変わっていた翼がゆがみ、元の翼へ戻る。
後ろへと飛び退くリリス。
後ろへと飛び退くリリス。
「この!」
その隙に服装をチャイナ服へ変えたアリサがリリスへと間を詰め、連続して蹴りを放つ。
それをリリスはまるでダンスを踊るようにかわしていく。
それをリリスはまるでダンスを踊るようにかわしていく。
「げほ、げほ……なのは、アリサ……」
「大丈夫!?リンク」
「インデックス……」
「リンク、無茶しすぎ。少しは私たちを信用してよ!」
「大丈夫!?リンク」
「インデックス……」
「リンク、無茶しすぎ。少しは私たちを信用してよ!」
先ほど言った台詞を返される。
リンクとしては、苦笑するしかない。
3人とも、自分の思っている以上にガッツがある。
怪我しただけで戦えないなんて、思いあがっていた。
リンクとしては、苦笑するしかない。
3人とも、自分の思っている以上にガッツがある。
怪我しただけで戦えないなんて、思いあがっていた。
だが戦える二人がけがをしたという事実は変わらない。
魔法を詠唱するなのははきつそうだし、アリサも怪我した腕は使えない。
今は両足だけでリリスと拮抗しているが、相手の翼は剣のようによく切れる。
格闘技だけでは分が悪い。
魔法を詠唱するなのははきつそうだし、アリサも怪我した腕は使えない。
今は両足だけでリリスと拮抗しているが、相手の翼は剣のようによく切れる。
格闘技だけでは分が悪い。
再びリリスの翼が鋭さを増し、アリサへ襲いかかる。
だが一瞬前に飛ばしたなのはのディバインシューターが先ほどと同じように割り込む。
だが一瞬前に飛ばしたなのはのディバインシューターが先ほどと同じように割り込む。
「何度も同じ手に引っかかると思ったら大間違……っ!」
「それはどうかな?」
「それはどうかな?」
背後の声に振り向くとそこにはリンクの姿が。
リリスの注意がディバインシューターに行ってる間に死角から回り込んだのだ。
そして振り向いている間に体制を整えたアリサもリリスの前から攻撃の態勢に入る。
リリスの注意がディバインシューターに行ってる間に死角から回り込んだのだ。
そして振り向いている間に体制を整えたアリサもリリスの前から攻撃の態勢に入る。
前後からの同時攻撃。
だがリリスは振り向いた勢いそのままに独楽のように回転。
振り回される刃物と化した翼が激しい勢いでリンクとアリサに襲いかかる。
咄嗟に各々の剣で攻撃を防ぐが、片腕のみの力で攻撃を防いだアリサが、
その勢いに耐えきれず吹き飛ぶ。
残される形になったリンクの方は二度三度と切り刻まれる剣の舞を受け流し続ける。
だがリリスは振り向いた勢いそのままに独楽のように回転。
振り回される刃物と化した翼が激しい勢いでリンクとアリサに襲いかかる。
咄嗟に各々の剣で攻撃を防ぐが、片腕のみの力で攻撃を防いだアリサが、
その勢いに耐えきれず吹き飛ぶ。
残される形になったリンクの方は二度三度と切り刻まれる剣の舞を受け流し続ける。
「くッ……ふ!は!」
「なかなかやるね♪でもいつまでもつかな?」
「ディバインシューター……シュート!」
「なかなかやるね♪でもいつまでもつかな?」
「ディバインシューター……シュート!」
その光景を見つつも、数個の光の弾を精製していたなのはが弾を打ち出す。
そのうちのほとんどはリリスの回転する刃に防がれるが、
一つだけ、リリスの左肩へと着弾する。
そのうちのほとんどはリリスの回転する刃に防がれるが、
一つだけ、リリスの左肩へと着弾する。
その衝撃に回転の速度が弱まる。
即座にリンクが斬りかかるが、リリスはそれをバックステップで回避した。
起き上がったアリサが、リンクの側により、構える。
即座にリンクが斬りかかるが、リリスはそれをバックステップで回避した。
起き上がったアリサが、リンクの側により、構える。
「あ~ん!もう!沢山で囲んでくるなんて卑怯だよ!
もういいよ!なのは達とはまた今度遊んでやるからね!」
もういいよ!なのは達とはまた今度遊んでやるからね!」
だが次の攻撃に備えていたリンクたちに反して、リリスははいってきた扉へ引き返し、逃げていった。
「く……!」
「あ、この!まちなさい!」
「逃げるな!」
「あ、まつんだよ!皆!」
「あ、この!まちなさい!」
「逃げるな!」
「あ、まつんだよ!皆!」
強敵を打ち取るチャンス。
考えてみればこの場所は、空を飛ぶリリスには適さない空間だ。
外で戦われるよりも、この場で戦った方がこちらに有利である。
考えてみればこの場所は、空を飛ぶリリスには適さない空間だ。
外で戦われるよりも、この場で戦った方がこちらに有利である。
逃がさない……
そう考えが一致したなのは、アリサ、リンクはリリスを追いかけ部屋を出る
インデックスが制止をかけるが、皆聞く様子はない。
そう考えが一致したなのは、アリサ、リンクはリリスを追いかけ部屋を出る
インデックスが制止をかけるが、皆聞く様子はない。
なにか、おかしい。
この中で唯一、まともな思考状態にあったリリスと戦ったインデックスはいまのリリスに違和感を覚えていた。
前に会った時とどこか様子が違う、そう感じていた。
彼女の記憶にあるリリスと、今のリリスとでは何か違うのだ。
この中で唯一、まともな思考状態にあったリリスと戦ったインデックスはいまのリリスに違和感を覚えていた。
前に会った時とどこか様子が違う、そう感じていた。
彼女の記憶にあるリリスと、今のリリスとでは何か違うのだ。
もちろん、ここにきて大きく変わってしまったなのはのように、
ここに呼ばれた者は皆、大なり小なり心境や色々なことに変化が生じているだろう。
だけどリリスに感じた違和感はそうした変化とは違う。
ここに呼ばれた者は皆、大なり小なり心境や色々なことに変化が生じているだろう。
だけどリリスに感じた違和感はそうした変化とは違う。
違和感が、インデックスの不安を駆り立てる。
でていった3人にやや遅れて、インデックスも仲間を追う。
この不安が、現実にならないよう願いながら。
でていった3人にやや遅れて、インデックスも仲間を追う。
この不安が、現実にならないよう願いながら。
◇ ◇ ◇
工場の通路を飛んで逃げるリリス、追うリンク、アリサ、なのは。
リリスがたまに牽制に蝙蝠を放つが、それらは全て人に当たることなく後ろにそれる。
リリスがたまに牽制に蝙蝠を放つが、それらは全て人に当たることなく後ろにそれる。
そうした牽制のせいかリリスと三人の距離は縮まることなく、また広がることもなく工場内を移動し続ける。
リリスがT字路を直進ではなく左に曲がる。
直進すれば出口に向かうにもかかわらず、だ。
リリスがT字路を直進ではなく左に曲がる。
直進すれば出口に向かうにもかかわらず、だ。
リンクがリリスを追って角を曲がる。
リンクの目前には、翼を刃に変えたリリス。
その顔には、それまでつけていなかったマスク。
リンクの目前には、翼を刃に変えたリリス。
その顔には、それまでつけていなかったマスク。
リリスのシャイニングブレイドが切り刻む。
リンクを、ではなく横の壁を。
リンクを、ではなく横の壁を。
「これは!!」
「リンク!」
「リンク!」
背後から聞こえるアリサの声。
それと同時に前方よりこちらに向かってくる吹き荒れる煙。
その煙に、リリスのマスクに、リンクは学校にいるはずの強敵のことを思い出す。
瞬間リンクは後方に飛び跳ね、煙から遠ざかる。
それと同時に前方よりこちらに向かってくる吹き荒れる煙。
その煙に、リリスのマスクに、リンクは学校にいるはずの強敵のことを思い出す。
瞬間リンクは後方に飛び跳ね、煙から遠ざかる。
だが後ろから走ってくるアリサは静止できず、煙の中で立ち往生する。
煙の先には、こちらへ突進しようとするリリス。
煙の先には、こちらへ突進しようとするリリス。
「あぶない!」
リンクは叫ぶことしかできなかった。
未だ跳躍で空中にいる彼には、アリサのサポートにはいることも、
攻撃の態勢に入ったリリスを妨害することもできない。
それでも、この状況でどうやったらリリスを止められるか、アリサを守れるか必死に考える。
まるでスローモーションのように動く情景で。そんな彼の横を、
未だ跳躍で空中にいる彼には、アリサのサポートにはいることも、
攻撃の態勢に入ったリリスを妨害することもできない。
それでも、この状況でどうやったらリリスを止められるか、アリサを守れるか必死に考える。
まるでスローモーションのように動く情景で。そんな彼の横を、
黒い、閃光が走った。
◇ ◇ ◇
リンクくんが咄嗟に後ろに跳んで、
アリサちゃんが煙に巻き込まれて、
それから煙の向こうから飛び出そうとしているリリス。
アリサちゃんが煙に巻き込まれて、
それから煙の向こうから飛び出そうとしているリリス。
皆より後ろにいた私は、そのすべてを見ることができた。
アリサちゃんがリリスに気づく様子はない。いや、煙のせいか様子自体が変だ。
あれじゃあアリサちゃんは、リリスの攻撃を避けれない。
私が間にはいって、プロテクションを張って攻撃を防がないと。
だけどあの勢いじゃこの距離をデバイスなしでフライアーフィンで詰めて、
それからすぐにプロテクションを張ってすぐ防御しても、
リリスの攻撃を到底受け止めきれない。
私の盾も、私の体も貫通して、アリサちゃんは結局助けられない。
アリサちゃんがリリスに気づく様子はない。いや、煙のせいか様子自体が変だ。
あれじゃあアリサちゃんは、リリスの攻撃を避けれない。
私が間にはいって、プロテクションを張って攻撃を防がないと。
だけどあの勢いじゃこの距離をデバイスなしでフライアーフィンで詰めて、
それからすぐにプロテクションを張ってすぐ防御しても、
リリスの攻撃を到底受け止めきれない。
私の盾も、私の体も貫通して、アリサちゃんは結局助けられない。
私の中のもう一人の私が告げる。
「アリサちゃんを見捨てて、今作れる精一杯のディバインシューターをぶつけよう」って。
アリサちゃんは死んでしまうけど、リリスに大ダメージを与えられるって。
そうしたらリンクくんと一緒に、リリスを殺せるって。
「アリサちゃんを見捨てて、今作れる精一杯のディバインシューターをぶつけよう」って。
アリサちゃんは死んでしまうけど、リリスに大ダメージを与えられるって。
そうしたらリンクくんと一緒に、リリスを殺せるって。
確かにそうしたら、今後リリスに殺されてしまう人たちがいなくなる。
アリサちゃんは犠牲になってしまうけど、その他のたくさんの人は助かる。
アリサちゃんは犠牲になってしまうけど、その他のたくさんの人は助かる。
だけど、その為に大切な親友が殺されるのを見過ごす。
そんな理性を、私は受け入れたくなかった。
絶対に、いやだった。
そんな理性を、私は受け入れたくなかった。
絶対に、いやだった。
「感情」が「理性」を拒む。
全力で、全開で。
認めたくない。そんなこと考えてしまう自分を、認めたくない。
友達を殺させてまで、相手を殺す方法を考えてしまうなんて、絶対いやだ!
全力で、全開で。
認めたくない。そんなこと考えてしまう自分を、認めたくない。
友達を殺させてまで、相手を殺す方法を考えてしまうなんて、絶対いやだ!
そう考えていたら、咄嗟に体が動いてた。
アリサちゃんの前に割り込んで、魔法の盾を前面に張った。
リリスの攻撃を受け止める。でも「もう一人の私」が言うとおり、直ぐに盾にひびが入る。
アリサちゃんの前に割り込んで、魔法の盾を前面に張った。
リリスの攻撃を受け止める。でも「もう一人の私」が言うとおり、直ぐに盾にひびが入る。
だけど絶対にあきらめない。
アリサちゃんは、絶対助けるんだ。
私の魔法は、誰かを殺すためにあるんじゃない。
大切な誰かを、守るためにあるんだ。
アリサちゃんは、絶対助けるんだ。
私の魔法は、誰かを殺すためにあるんじゃない。
大切な誰かを、守るためにあるんだ。
「全力……全開……!」
でも限界はやってきた。
私も煙を吸っちゃって、頭がぼーっとしてきた。
うまく魔法を紡げない。
盾が破れる。リリスの手が私のお腹を指していった。
私も煙を吸っちゃって、頭がぼーっとしてきた。
うまく魔法を紡げない。
盾が破れる。リリスの手が私のお腹を指していった。
「はああああ!!」
リンクくんがリリスに斬りかかってく。
リリスのお腹から血が噴きでてくる。
リリスはリンクくんを蹴り飛ばして、逃げていった。
リリスのお腹から血が噴きでてくる。
リリスはリンクくんを蹴り飛ばして、逃げていった。
お腹が痛い。
意識が、遠のく。
意識が、遠のく。
アリサ、ちゃんは?
アリサちゃんは、どうなったの?
アリサちゃんは、どうなったの?
私は鈍く痛むお腹を押さえて、後ろに視線を送る。
そこには倒れたアリサちゃんがいた。
お腹は、空いてない。
リリスの攻撃は、アリサちゃんまで届いていない。
そこには倒れたアリサちゃんがいた。
お腹は、空いてない。
リリスの攻撃は、アリサちゃんまで届いていない。
よかった。
心からそう思える。
私の命は、ここで終わっちゃうけど、大切な友達は守れた。
心からそう思える。
私の命は、ここで終わっちゃうけど、大切な友達は守れた。
「もう一人の私」のいった結末にはならなかった。
「理性」の告げた、残酷な未来を変えられた。
「理性」の告げた、残酷な未来を変えられた。
私、友達を守れたよね?
◇ ◇ ◇
インデックスが追い付いた時そこにいたのは、
眠っているアリサと、
腹部に大きな穴をあけ血を流すなのはと、
そのなのはを抱えて、涙するリンクだった。
眠っているアリサと、
腹部に大きな穴をあけ血を流すなのはと、
そのなのはを抱えて、涙するリンクだった。
「リンク……」
インデックスはリンクに声をかけるが、次に続ける言葉が見つからない。
「……僕、さ……時の勇者なんだ。」
「………」
「………」
「時の勇者にしか抜けないってマスターソードを抜いてさ、
ハイラルって世界でさ、世界を闇に陥れたガノンって魔王を倒してさ、
タルミナでも、ムジュラの仮面が月を落とそうとするのを防いでさ、
自分でも、旅をして強くなったって思ってたんだ……」
ハイラルって世界でさ、世界を闇に陥れたガノンって魔王を倒してさ、
タルミナでも、ムジュラの仮面が月を落とそうとするのを防いでさ、
自分でも、旅をして強くなったって思ってたんだ……」
旅をして、強くなったって思ってた。
今の自分なら、大人にならなくてもマスターソードに認めてもらえるくらい、
立派に成長したと思ってた。
今の自分なら、大人にならなくてもマスターソードに認めてもらえるくらい、
立派に成長したと思ってた。
「でも、今の僕は強い敵を倒せない!
守るって誓った子も守れない!
目の前にいる子すら守れない!!」
「リンク……」
「強く、なりたいよ……」
守るって誓った子も守れない!
目の前にいる子すら守れない!!」
「リンク……」
「強く、なりたいよ……」
力が、ほしい。
どんな相手にも負けない力が、
大切な仲間を守れる力が。
どんな相手にも負けない力が、
大切な仲間を守れる力が。
知恵が、ほしい。
相手の策略に打ち勝つ知恵が、
この殺し合いから脱出できる知恵が。
相手の策略に打ち勝つ知恵が、
この殺し合いから脱出できる知恵が。
そしてなにより、勇気がほしい。
逆境にも崩れない勇気を。
皆の心ごと守れる勇気を。
逆境にも崩れない勇気を。
皆の心ごと守れる勇気を。
彼の左手に宿るはずの勇気のトライフォースは、光らない。
今の彼には、力、知恵、勇気、すべてが足りなかった。
今の彼には、力、知恵、勇気、すべてが足りなかった。
【A-3/工場通路/2日目/黎明】
【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】
[状態]:左太腿と右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲、足に軽度の凍傷
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1、飲料水を少し消費)
歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
じゃんけん札@サザエさん、ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、
祭具殿にあった武器0~2つ程、祭具殿の鍵、裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:………
第一行動方針:強くなりたい。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する(無理なら…?)。
第三行動方針:ニケ達と合流し、エヴァの伝言を伝える。
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]
リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは不明。少なくとも剣はないと思われる。
祭具殿の内部を詳しく調べていません。
【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】
[状態]:左太腿と右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲、足に軽度の凍傷
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1、飲料水を少し消費)
歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、時限爆弾@ぱにぽに、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
じゃんけん札@サザエさん、ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、
祭具殿にあった武器0~2つ程、祭具殿の鍵、裂かれたアリサのスリップ(包帯を作った余り)
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:………
第一行動方針:強くなりたい。
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する(無理なら…?)。
第三行動方針:ニケ達と合流し、エヴァの伝言を伝える。
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]
リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは不明。少なくとも剣はないと思われる。
祭具殿の内部を詳しく調べていません。
【アリサ・バニングス@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中に切り傷
上記の怪我は全て応急処置済み。眠り火の催眠効果、右肩に切りキズ(動作に支障あり)
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:なし
[服装]:ショーツ一枚。傷口に包帯。
[思考]:………(催眠中)
第一行動方針:????????
第二行動方針:はやての遺志をついで、自分に出来る事をする。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:(みんなと一緒に)ゲームからの脱出。
[状態]:全身に軽い火傷(右腕・顔は無事)、左腕から出血(打撲、軽度)、背中に切り傷
上記の怪我は全て応急処置済み。眠り火の催眠効果、右肩に切りキズ(動作に支障あり)
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ、カレイドステッキ@Fate/stay night
[道具]:なし
[服装]:ショーツ一枚。傷口に包帯。
[思考]:………(催眠中)
第一行動方針:????????
第二行動方針:はやての遺志をついで、自分に出来る事をする。
第三行動方針:はやての腕や色々な物を盗っていたパタリロの捜索。
基本行動方針:(みんなと一緒に)ゲームからの脱出。
【インデックス@とある魔術の禁書目録】
[状態]:高熱、全身に軽度の凍傷、軽い貧血気味、
背中に大きな裂傷跡と火傷、足裏に擦過傷(共に応急手当て済み)
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:リンク……
第一行動方針:…………
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。
第四行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]
拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
[状態]:高熱、全身に軽度の凍傷、軽い貧血気味、
背中に大きな裂傷跡と火傷、足裏に擦過傷(共に応急手当て済み)
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、鉄製の斧@ひぐらしのなく頃に(?)
[服装]:私立聖祥大付属小学校の制服の下に水の羽衣。背中と足にシルクの包帯。
[思考]:リンク……
第一行動方針:…………
第二行動方針:ヴィータを捜し、説得する。
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:紫穂の行方の手掛かりを探す。エヴァの説得も諦めていない。
第四行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
基本行動方針:誰にも死んで欲しくない。状況を打破するため情報を集め、この空間から脱出する。
[備考]
拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
◇ ◇ ◇
うまくいった。
あたしは、ちゃんと戦えた。
ちゃんと考えて、戦えた。
あたしは、ちゃんと戦えた。
ちゃんと考えて、戦えた。
この工場にいる敵を相手にするとき、どうすれば負けないかって考えた。
それでまず、自分の姿をどうにかしようって思った。
たかまちなのはやさっき戦ったシャナって子みたいに、あたしは見つかり次第狙われる。
この工場でも、もし中にいる人があたしが相手に気づくより先にあたしのことに気づいたら。
なのはの時のように出会いがしらに攻撃を食らうこともあり得る。
たかまちなのはやさっき戦ったシャナって子みたいに、あたしは見つかり次第狙われる。
この工場でも、もし中にいる人があたしが相手に気づくより先にあたしのことに気づいたら。
なのはの時のように出会いがしらに攻撃を食らうこともあり得る。
だったらあたしがリリスだって気付かれないようにすればいい。
どうしようかと考えてふと目がとまったのが工場の近くの盛り上がった土だった。
それが誰かを埋めたあとだって気付いて、掘り返して中にいた金髪の子を見つけた。
どうしようかと考えてふと目がとまったのが工場の近くの盛り上がった土だった。
それが誰かを埋めたあとだって気付いて、掘り返して中にいた金髪の子を見つけた。
あたしはニアの持っていた道具の一つ、メタちゃんに変身を命じた。
変身してもらうのはこの女の子の顔。
そして、その顔をあたしの顔に張り付けた。
これであたしの顔はこの子と瓜二つの顔になった。
あとは着ている服も、あたしだと分からないように別のものに変えた。
この子は裸だったから、ニアの服を真似してみた。
これでいきなり襲われるなんてこと、ないと思う。
変身してもらうのはこの女の子の顔。
そして、その顔をあたしの顔に張り付けた。
これであたしの顔はこの子と瓜二つの顔になった。
あとは着ている服も、あたしだと分からないように別のものに変えた。
この子は裸だったから、ニアの服を真似してみた。
これでいきなり襲われるなんてこと、ないと思う。
戦う時も、以前の「遊んでいる」あたしのようにふるまうことにした。
その方が、みんな油断するかもしれないと思ったから。
うまくいかないかもしれないけど、やれることはやっておこうって思った。
その方が、みんな油断するかもしれないと思ったから。
うまくいかないかもしれないけど、やれることはやっておこうって思った。
工場にいたのは4人。たかまちなのはと、ニケといっしょにいた白い子。
それに剣を持った子が二人。緑の男の子とメイド服をきた女の子。
それに剣を持った子が二人。緑の男の子とメイド服をきた女の子。
予想外だったのは、あたしが変装したこの子が、なのはとメイドの子の知り合いだったこと。
だからなのかな?二人とも緑の子と比べてものすごく隙だらけだった。
二人とも、こっちの先手に面白いくらいにかかってくれた。
だからなのかな?二人とも緑の子と比べてものすごく隙だらけだった。
二人とも、こっちの先手に面白いくらいにかかってくれた。
それから緑の子と戦ったけど、ちょっと焦ってるみたいだった。
ちょっとこっちが攻撃のパターンを変えただけで、あっさりと攻撃をくらっちゃった。
ちょっとこっちが攻撃のパターンを変えただけで、あっさりと攻撃をくらっちゃった。
そのまま一気に皆倒せるかなって思ったんだけど、なのはやメイドの子の回復が思ったより早かった。
二人とも腕を片方つぶしてもそれなりに戦えるみたいだし、
緑の子も焦りがなくなっちゃった。
3人で戦われると、ちょっと勝てないと思った。
二人とも腕を片方つぶしてもそれなりに戦えるみたいだし、
緑の子も焦りがなくなっちゃった。
3人で戦われると、ちょっと勝てないと思った。
だからあたしは逃げた。
そしたら思ったとおりなのは達は追いかけてきた。
そしたら思ったとおりなのは達は追いかけてきた。
それから、罠を仕掛けていた部屋を探した。
ニアの持っていた眠り火。説明書を何度もよく呼んで、煙を吸ったらボーとしちゃうものだってわかった。
だから、誰もいない部屋に二つ火をつけて放り込んでおいた。
ニアの持っていた眠り火。説明書を何度もよく呼んで、煙を吸ったらボーとしちゃうものだってわかった。
だから、誰もいない部屋に二つ火をつけて放り込んでおいた。
あたしは煙でいっぱいになってるはずの部屋を目指して、逃げた。
その間に自分の顔にもう一度メタちゃんをくっつけて、今度はマスクになってもらった。
これであたしが煙を吸っちゃうことなんて、ない。
その間に自分の顔にもう一度メタちゃんをくっつけて、今度はマスクになってもらった。
これであたしが煙を吸っちゃうことなんて、ない。
眠り火の煙でいっぱいになった部屋を壊して、中の煙をなのは達に向けた。
巻き込まれたのは一人。最初はメイド服を着ていていまはチャイナドレスの子。
なのはは巻き込むのには少し早すぎたし、緑の子は煙を見てすぐに飛びのいちゃった。
だからあたしは煙をもろにくらったチャイナドレスの子を狙った。確実に殺すために勢い付けて。
巻き込まれたのは一人。最初はメイド服を着ていていまはチャイナドレスの子。
なのはは巻き込むのには少し早すぎたし、緑の子は煙を見てすぐに飛びのいちゃった。
だからあたしは煙をもろにくらったチャイナドレスの子を狙った。確実に殺すために勢い付けて。
計算外だったのは、なのはだった。
あんなに距離が離れてたのに、一瞬で私の前に出てきて攻撃を受け止めた。
そのせいで狙っていたチャイナドレスの子には攻撃を当てられなかった。
それだけなら殺す対象がチャイナドレスからなのはに変わっただけだったんだけど……
なのはの防御が思ったより硬くて、そのせいで緑の子の攻撃を思いっきりくらっちゃった。
結構深いかも、この傷。こうして飛んでるだけでもずきずきと痛む。
あんなに距離が離れてたのに、一瞬で私の前に出てきて攻撃を受け止めた。
そのせいで狙っていたチャイナドレスの子には攻撃を当てられなかった。
それだけなら殺す対象がチャイナドレスからなのはに変わっただけだったんだけど……
なのはの防御が思ったより硬くて、そのせいで緑の子の攻撃を思いっきりくらっちゃった。
結構深いかも、この傷。こうして飛んでるだけでもずきずきと痛む。
考えるって難しい。
考えて、作戦を立てても、うまくいかない時もある。今回も危なかった。
でも考えた作戦が、少しでも成功するって言うのは、なんていうか楽しい。
自分の計算通りに物事が進むっていうのはちょっと気持ちいい。
グリーンもこんな感じで私に指示してたのかな?
考えて、作戦を立てても、うまくいかない時もある。今回も危なかった。
でも考えた作戦が、少しでも成功するって言うのは、なんていうか楽しい。
自分の計算通りに物事が進むっていうのはちょっと気持ちいい。
グリーンもこんな感じで私に指示してたのかな?
また、考えないといけないことがある。
あたしは放送前にイシドロを殺したはずで、ジェダ様の天気予報の前にニアを殺した。
それに今なのはを殺したはずだから、あたしにはご褒美の権利がある。
このご褒美を、どう使うのが一番いいのかな?
あたしは放送前にイシドロを殺したはずで、ジェダ様の天気予報の前にニアを殺した。
それに今なのはを殺したはずだから、あたしにはご褒美の権利がある。
このご褒美を、どう使うのが一番いいのかな?
少し前のあたしなら、自分を回復してもらってまた遊びに行ってたと思う。
だけど、考えることを覚えたあたしは、それで本当にいいのかよく考える。
だけど、考えることを覚えたあたしは、それで本当にいいのかよく考える。
回復以外のご褒美。あたらしい支給品と、情報。
そのどっちも、今のあたしは生かして戦える……と、思う。
そのどっちも、今のあたしは生かして戦える……と、思う。
例えば支給品をもらう。
今回つかった眠り火やメタちゃんみたいに、役に立つものをもらえたら、
また考える材料が増える。作戦をもっとたくさん立てられる。
今回つかった眠り火やメタちゃんみたいに、役に立つものをもらえたら、
また考える材料が増える。作戦をもっとたくさん立てられる。
例えば情報をもらう。
今回はたまたま、変装に使ったのがなのは達の知り合いだったけど、
もし最初から知り合いのことを知った上で変装したらどうなる?
どんな相手にも不意うちができると思う。
他にも今は考え付かないことができるかもしれない。
今回はたまたま、変装に使ったのがなのは達の知り合いだったけど、
もし最初から知り合いのことを知った上で変装したらどうなる?
どんな相手にも不意うちができると思う。
他にも今は考え付かないことができるかもしれない。
それともやっぱり、回復してもらう?
緑の子に受けた傷はかなり大きい。
このまま戦っても相手がそれなりに強かったら勝てないし、少し休む必要がある。
暗闇と雨で、周りはほとんど見えないから適当なところで休めばきっと見つからない。
緑の子に受けた傷はかなり大きい。
このまま戦っても相手がそれなりに強かったら勝てないし、少し休む必要がある。
暗闇と雨で、周りはほとんど見えないから適当なところで休めばきっと見つからない。
だけど獲物はほとんど建物にいるはずで、
相手が建物の中にいるってわかってるなら作戦も立てやすい。
貴重な雨で暗闇の時間を休憩に使っちゃっていいのかな?
相手が建物の中にいるってわかってるなら作戦も立てやすい。
貴重な雨で暗闇の時間を休憩に使っちゃっていいのかな?
どうするのが一番いいか、考えよう。
グリーンならどう考える?あたしは、どう考える?
グリーンならどう考える?あたしは、どう考える?
考えて、考えて、考えよう。
あたしが勝つために、もう一度グリーンと会うために。
あたしが勝つために、もう一度グリーンと会うために。
【A-3/工場外/2日目/黎明】
【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】
[状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み)
疲労(小)。全身に軽度の火傷。額に浅い切り傷。背中に打撲。
左肩にわずかな痛み、右肩から左胴にかけて深い傷、『考え』る事に目覚めた。
[装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している)
[道具]:基本支給品×2(ランドセルはニアのもののみ)、眠り火×6@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、
メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL
きせかえカメラ@ドラえもん
[思考]:どうしよう、かな。
第一行動方針:ご褒美の使い方を考える。
第二行動方針:回復しない場合はどこかで休息を取る。
基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。
[備考]:
荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』には説明書がついていません。
C-6ラブホテル内に小狼の空っぽのランドセルが放置されています。
【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】
[状態]:右足と左腕にレーザー痕。顔に酷い腫れ。全身打撲。(以上全て応急手当済み)
疲労(小)。全身に軽度の火傷。額に浅い切り傷。背中に打撲。
左肩にわずかな痛み、右肩から左胴にかけて深い傷、『考え』る事に目覚めた。
[装備]:首輪×2(グリーンとニアのもの。腕輪のように両腕に通している)
[道具]:基本支給品×2(ランドセルはニアのもののみ)、眠り火×6@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、
メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL
きせかえカメラ@ドラえもん
[思考]:どうしよう、かな。
第一行動方針:ご褒美の使い方を考える。
第二行動方針:回復しない場合はどこかで休息を取る。
基本行動方針:優勝して、グリーンの魂ともう一度語り合う。もう「遊び」に夢中になったりはしない。
[備考]:
荷物の中の『魔女の媚薬@H×H』には説明書がついていません。
C-6ラブホテル内に小狼の空っぽのランドセルが放置されています。
【高町なのは@魔法少女リリカルなのはA's 死亡】
※アゾット剣(短刀ver)@Fate/stay night、クロウカード『希望』@CCさくらがなのはの死体の近くにあります。
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| ≪253:人々の運命、神々の運命 | インデックスの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
| ≪253:人々の運命、神々の運命 | アリサ・バニングスの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |
| ≪253:人々の運命、神々の運命 | 高町なのはの登場SSを読む | |
| ≪240:新たな武器と共に ≪245:臨時放送、あるいはイレギュラー |
リリスの登場SSを読む | 000:[[]]≫ |