X-Yスコープ(リサージュスコープ,ベクトルスコープ)
左右チャンネルの振幅を合成してリサージュ図形として表示するメーターです。
左チャンネルの振幅をY軸に、右チャンネルの振幅をX軸にとります。
左右チャンネルの位相のずれ(音の定位)や周波数の違いなどを視覚的に捉えることのできるメーターです。
左右のチャンネルが同一位相・周波数・振幅の正弦波であれば、スコープの中心点が線の中央となる右上がりの直線が描かれます。
(モノラル音声では右上がりの直線になります)
位相が90度ずれた正弦波の場合、円が描かれます。
色タイプを「単色」「グラデーション」「色相変化(角度)」「色相変化(距離)」から選択できます。
表示タイプを「点表示」「線表示」「ベクトル表示」「単色ベクトル表示」から選択できます。
(グラデーションは任意色でグラデーション可能ですが、色相変化では角度や距離で色が決定されます)
(線表示では現点と前点が直線で結ばれ、ベクトル表示では現点と原点が直線で結ばれます)
(ベクトル表示では直線自体にグラデーションがかかり、単色ベクトル表示では直線毎にグラデーションがかかります)
|
色タイプ |
表示タイプ |
A |
単色 |
点表示 |
B |
単色 |
線表示 |
C |
単色 |
ベクトル表示 |
D |
単色 |
単色ベクトル表示 |
E |
グラデーション |
点表示 |
F |
グラデーション |
線表示 |
G |
グラデーション |
ベクトル表示 |
H |
グラデーション |
単色ベクトル表示 |
I |
色相変化(角度) |
点表示 |
J |
色相変化(角度) |
線表示 |
K |
色相変化(角度) |
ベクトル表示 |
L |
色相変化(角度) |
単色ベクトル表示 |
M |
色相変化(振幅) |
点表示 |
N |
色相変化(振幅) |
線表示 |
O |
色相変化(振幅) |
ベクトル表示 |
P |
色相変化(振幅) |
単色ベクトル表示 |
左右チャンネルが合成されるため、メーターは1つしか表示されません。
表示サイズに合わせて、幅と高さが限度内で変化します。
(点表示)
(線表示)
(ベクトル表示)
(単色ベクトル表示)
左からグラデーション,振幅で色相変化,角度で色相変化
関連項目
機能解説
最終更新:2013年03月05日 12:59