プロパティ設定画面を呼び出す時に、「Ctrl」を押しておくことで、拡張設定モードになります。
(「Ctrl」を押しながらWMPオプションダイアログの「プロパティ」のボタンを押し、Fruityのプロパティ設定画面が表示されるまで「Ctrl」を押し続ける)
表示されるメーターの最大幅と最大高さで、サイズ可変メーターで設定できます。
描画サイズに余裕があっても、指定したサイズ以上には大きく表示しません。
「最小幅/最小高さ > 最大幅/最大高さ」でも設定できますが、動作の保証はできません。
ピークメーターには、最大高さはありません。
1ピクセル単位で指定できますが、ピークーメーターは1ピクセル単位で伸縮するわけではありません。
ピークメーター:
ピークメーター以外:
(全般)
メーター枠の内側の形状を選択できます。
Windows98,Meでは、「矩形」で固定です。
(全般>針式VU,デジタルVU)
- VU応答速度(初期値:200ms,300ms,400ms)
針式VUおよびデジタルVUの感度に対する応答速度を設定できます。
WMPエフェクト能力の限界により、50ms以下で細かく設定しても効果はありません。
(デジタルVU)
レベル表示用の基本色以外も任意な色に設定できます。
<レベル表示色(基本色)> を変更すると、基本色に合わせて2~5の色が自動設定されます。(強制的に (Default) になります。)
<レベル表示色4> が (Default) の場合、<背景色> の変更に合わせて色が変化します。
<レベル消灯色> が (Default) の場合、<レベル表示色(基本色)>,<背景色>, <消灯色の明るさ調整> の変更に合わせて色が変化します。
<レベル表示色1~4> の使われ方は
フェイスによって異なります。
ご利用フェイスの説明書でなどで内容を確認してください。
(<レベル表示色2> を『基本色より(少し)明るい色』、<レベル表示色3> を『基本色より(かなり)明るい色』などと記載している場合があります)
標準搭載のフェイス(<標準>と<クラシック>)は、1~4の全ての色を使用します。
(スペクトログラム)
拡張設定では次の2つが追加されます。
[L=左から右/R=右から左]:左右を水平配置した場合、内側に向かってのスクロール
[L=右から左/R=左から右]:左右を水平配置した場合、外側に向かってのスクロール
主要な音を際立たせる表示を行います。
[最弱]:シャープネスなし
レベルに対する色付けの強度です。
レベルを強調すると、より高レベル用の色で表示されるようになります。
例えば、レベル強調なしでレベルが95%以上で白色(最高レベルを表す色)表示になる場合、レベル強調すると90%以上で白色表示になります。
ウェーブスコープのトレース掃引時間の指定が、「秒」単位ではなく、「100ミリ秒」単位になります。
ウェーブスコープでも、X-Yスコープのように色相ローテーションが使用できるようになります。
(スペクトラム・スコープ)
ピアノロールグラフの閾値を水平線で表示します。(ユーザープリセットでピアノロールグラフと共に表示している場合に限ります)
(X-Yスコープ)
- 中央の輝度/外周の輝度(範囲:0-240,デフォルト:120)
通常設定でも設定可能ですが、拡張設定では数値入力となります。
範囲は0-240で、値が小さいほど暗く、大きいほど明るくなります。
デフォルトは120で、純色を表示します。
X-Yスコープのサンプル数を、表示サイズに合わせて自動調整します。
表示サイズが小さいときはサンプル数を少なく、表示サイズが大きい場合はサンプル数を多くします。
X-Yスコープの「色タイプ」を定期的(約20秒毎)にランダムに切り替えます。
X-Yスコープの「表示タイプ」を定期的(約20秒毎)にランダムに切り替えます。
(ピアノロールグラフ)
主要な音を際立たせる表示を行います。
[最弱] :シャープネスなし
スペクトログラムとして使用する場合に利用すると効果的です。
レベルに対する色付けの強度です。
レベル強調すると、より高レベル用の色で表示されるようになります。
例えば、強調なしでレベルが95%以上で赤色(最高レベルを表す色)表示になる時、レベル強調すると90%以上で赤色表示になります。
スペクトログラムとして使用する場合に利用すると効果的です。
グラフ上の音階発光色の1つ分の長さ(横幅)です。
グラフ上に等間隔に表示される縦線の間隔です。
単位は「処理」で、指定回数処理毎に縦線が描画されます。
FRUITY独自のフィルター(ピアノロールグラフがそれなりにマシに見えるようにする為のフィルター)処理を行うかどうかです。
スペクトログラムとして使用する場合にOFFにします。(スペクトログラムとして使用する時には、合わせて <閾値> を最低にしておきます。)
OFFにすると、基本的にはスペクトログラムと同じ(縦軸が音階になっているだけ)状態になり、全ての鍵盤(音階)が発光するようにもなります。
(全ての音階が発光することになっても、全ての音階が正しく処理されるということではありません。1つの音が複数の音階に跨って表示されるだけのことです。)
(ピーク/VUグラフ)
グラフの描画を更新する間隔です。(スクロールする速度と考えても問題ありません)
VU平均の描画は、更新間隔の設定値に関係なく、常にリアルタイムで描画が更新されます。
グリッドの垂直線を描画する間隔です。
単位は「処理」で、指定回数処理毎に縦線が描画されます。
(歌詞)
カラオケタグで、行頭のみにタグが付いている場合の行末タグの補完方法です。
この設定(設定の変更)は、現在表示中の歌詞には適用されません。
表示中の歌詞に適用させたい場合は、設定変更後に歌詞の読み込み直しを行う必要があります。
①次行行頭タグで補完
次行の行頭タグで補完します。
次行がない最終行の場合、適度な時間のタグで補完します。
結果として、該当する行は行の開始から次行開始までの時間を掛けてワイプ表示されます。
②行頭と次行行頭タグで補完
行頭と同じタグ、および次行の行頭タグの2つで補完します。
次行がない最終行の場合、行頭と同じタグと適度な時間のタグで補完します。
結果として、該当する行はワイプ表示されずに一行が一度にアクティブ表示されます。
タイムタグ付きの空白行(タイムタグのみの行)の除外設定で、空白行のアクティブ時間(次の有効行までの時間)が指定した時間以下の場合にその空白行を除外して表示します。
0の場合、空白行の除外は行いません。
除外設定が有効な(指定時間が0ではない)場合は、連続する空白行は1つに集約されます。
例)
①除外指定時間が1秒で、次のような空白行の場合は除外対象となります。
[00:10:00]
[00:10:50]あいうえお
②連続する空白行は集約されてから除外判断が行われます。
[00:10:00]
[00:10:50]
[00:12:00]あいうえお
(上記は、下記のタイムタグ指定と同意となります)
[00:10:00]
[00:12:00]あいうえお
(除外指定時間が1秒で上記の場合、空白行は1つに集約されますが除外は行われません)
スムーススクロールで表示行が少ない(特に1行)の場合、あまり意味を持たない空白行(歌詞全体を表示させたときの見やすさのための空白行)の表示によるアクティブ行の見づらさを軽減できます。
歌詞表示での手動ドラッグスクロール時の、ドラッグ量に対するスクロールの行数です。
1行高さ分のマウス移動(ドラッグ)で、どれだけの行をスクロールさせるかの値になります。
歌詞表示での手動ホイールスクロール時の、ホイール回転量に対するスクロールの行数です。
①一行:1行ずつスクロールします。
②二行:2行ずつスクロールします。
③半画面:表示行数の半分ずつスクロールします。
④全画面:表示行数分ずつスクロールします。
(情報表示)
ドロップダウンリストに、次の2つが追加されます。
①総使用時間:FRUITYを使用してメディアの再生を行った総使用時間がリアルタイム表示されます。
②使用時間:現在のFRUITYを使用してメディアの再生を行った使用時間がリアルタイム表示されます。
(他のエフェクトに切り替えたり、WMPを終了したりせずに、FRUITYを連続使用している時の使用時間)
拡張設定の時のみドロップダウンリストに項目が追加されますが、置換文字列は拡張設定時でなくても使用できます。
最終更新:2013年03月20日 15:24