現在のこのページ&アイテムページの情報は、RedPower (v2.0 pre4e)時のものです。
MOD名
RedPower(Core,Logic,Wiring,Lighting,Array,World,Machine)
製作者
Eloraam
配布場所
http://www.minecraftforum.net/topic/365357-
前提MOD
【ModLoader】、【ModLoaderMP】、【MinecraftForge】
使用Block ID
136-152 (17個)
使用Item ID
1256-1326,1328 (72個)
使用Sprite ID
0個
使用class
なし (前提MODでの使用分は除く)
目次
このMODについて
Eloraam氏の作成による、主にレッドストーン回路に関する要素を大幅に補強・追加するMOD(旧Integrated Redstone)
基幹となる「Core」および、回路系の要素を追加する「Logic」・「Wiring」・「Array」、
Coreのシステムを流用してはいるが回路自体には直接関係のない「Lighting」「World」「Machine」の、全7MODで構成される。
【Minecraft Forge】を前提MODに起用しているので、Forgeと競合を起こすMODとは共存できないが、
Forgeの機能により極限までリソース消費が節約されているため、
7つ全てを導入したとしてもBlockIDは17、ItemIDは40弱しか使用せず、SpriteID・TerrainIDに至っては一切消費しない。
(レッドストーン回路に全く関係ないWorldとMachineを除けば、なんとBlockID消費は6、ItemID消費は8のみ)
◆pre4d→pre4eでの変更点
加速装置 (Accelerator)、電磁チューブ (Magtube)の追加。
制限チューブ (Restriction Tube)の追加。
着火装置 (Igniter)の追加。
調整器 (Regulator、レギュレーター)の追加。
青電力合金かまど (Blulectric Alloy Furnace)の追加。
チューブからアイテムが直接排出されないようになった。(配送器(Transposer)が必要)
蓄電器(Battery Box)にレッドストーン動力を入力していると放電しないようになった。
取寄せ器(Retriever)のGUIにスライダが追加され、複数種類のアイテムを取寄せられるようになった。
温度差発電器(Therompile)のレシピを修正。(レシピに変更は無い。他MODとの連携関連?)
+
◆pre3b→pre4での変更点
正式版1.0.0に対応。
新要素の追加や仕様の変更が為されたのは、例によって【World】と【Machine】にのみ留まる。
【Core】【Logic】【Wiring】【Array】【Lightng】の従来5MODの方は、例によって超安定、追加要素や仕様変更は無い。
より柔軟かつ使いやすいブルーストーン電力(Blutricity)の配線・入出力方式を導入。
ドライバーを使用する事で、【Machine】で追加される各種装置ブロック類も設置した後での向き変更が可能に。
クリエイティブモードに部分的に対応(アイテムのみ。ブロックは相変わらず表示されない)
【World】にスズ合板(Tin Plate)を追加。中間素材。スズインゴット1+鉄インゴット2を合金かまどで精錬すると4個入手。
【World】にペイント缶(Paint Cans)を追加。全16色分が存在。仕分け機、取り寄せ機と組み合わせて使う。
【World】にペイントブラシ(Paint Brushes)を追加。全16色分が存在。仕分け機、取り寄せ機と組み合わせて使う。
【Machine】にバッテリー(BT Battery)を追加。ブルーパワーをアイテム化して持ち運べる。
【Machine】に電圧計(Voltmeter)を追加。青石電力ワイヤーに流れている電力量を測るツール。
【Machine】に蓄電器(Battery Box)を追加。青石電力の蓄電器。これで夜間でも電気かまどetc.の装置が動く。
【Machine】に中継器(Buffer)を追加。アイテム流量を調整するための装置。
【Machine】に分類器(Sorting Machine)を追加。青石電力の供給+ブラシでのチューブの色指定が必要。
【Machine】に取寄機(Retriever)を追加。青石電力の供給が必要。
【Machine】にレッドストーンチューブ(Redstone Tubes)を追加。赤石導線としての性質も兼ね備えたチューブ。 ただし出力は隣接6マスに無差別に働く一方、入力は隣接した入力装置orジャケットワイヤーからしか受け取れない。 (パウダーは接続こそするが伝達不良、赤合金ワイヤー・絶縁ワイヤー・ケーブル束では接続不可)
MOD名
Block ID
Item ID
説明
RedPower Core
--
1256-1262
基幹MOD。残りのRedPower系MOD全てに前提MODとして導入が必要。 ただ、これ単体では何ら役に立つアイテムは作成できない。
RedPower Wiring
136-137
--
前提に【Core】が必要。 改良型レッドストーンパウダーとも言うべき、各種ワイヤー&ケーブルを追加する。 伝達距離はレッドストーンパウダーの16倍の256マス。リピーター要らず。 壁・天井にも垂直・逆さに敷設でき、指向性や並行性も持たせる事が可能。 更に、ノコギリを使って各ブロックのパネル・方柱・マイクロキューブも作成できる。 既存ブロックのテクスチャを流用し、ほとんどのブロック版のが作れるため、 単純な配線隠しだけでなく、凝った建築の際のインテリア要素としても非常に優秀。
RedPower Logic
138
1263
前提に【Core】【Wiring】が必要。 1ブロックでAND・OR・NOT・ラッチ・タイマー・クロック回路etc.の役割を果たす、 多種多様な集積回路および、それの作成の為の部品を追加する。 壁や天井にも貼り付けて設置できるので、回路の省スペース化に貢献する。
RedPower Array
149
--
前提に【Core】【Logic】【Wiring】が必要。 レッドストーン回路を混線させずに交差配列できる、配列素子(Cell)を追加する。
RedPower Lighting
146-147
--
前提に【Core】【Wiring】が必要。 レッドストーン動力でon/offできる、全16色のLED照明ブロックを追加する。 ネオンアート作成に限らず、単純に照明源としても便利。
RedPower World
139-145
1264-1324
前提に【Core】【Wiring】が必要。 MinecraftForgeを前提に使用する他MODのサポートも目的に作られたMOD。 新地形(火山・巨木樹林)、新建材(大理石2・玄武岩3)、 新資源(植物2・作物1・鉱石5・宝石3・金属3・合金3)など、環境要素を追加する。v2.0pre3bの時点ではテスト段階・調整中の要素が多く、未完成の部分が多い。
RedPower Machine
150-152
1325-1326,1328
前提に【Core】【Wiring】【World】が必要。 MinecraftForgeを前提に使用する他MODのサポートも目的に作られたMOD。 幾つかの装置&アイテム搬送用のチューブが作成可能になる。一部にバグが残るものの、v2.0pre3bの時点でほぼ実用可能な出来。 こちらはIC2、BC2、BTWといったForge系の大型MODをサポートする目的が強いのか、 それらのMODで届かない痒い所を補うような装置の追加が多い。
RedPowerの導入方法
Mod Loader 、ModLoaderMP 、MinecraftForge をダウンロード。
配布Forum からEloraam氏の開発Blog に移動し、Blog右上の"Download RedPower"から行けるページで最新のプレリリース版をダウンロードする。 (全部で7つあるMODの内、Core+残り6つの内必要なものをダウンロードする事) (b1.7.3用のものが欲しい場合は、Forum内にまだリンクが残されているので、そちらの方からダウンロード)
データを入れるminecraft.jarファイル((ユーザ名)\AppData\Roaming\.minecraft\bin)を探す。 Appdataはファイル名を指定して実行(デスクトップでWindowsキー+R)で%appdata%と打てば見つかる。
まだしていないのなら、.jarファイルを開く為の7z をダウンロード&インストール。
7zで3.で見つけたminecraft.jarを7zで展開。
META-INFフォルダがあるなら、minecraft.jarの中のMETA-INFフォルダを削除。
Mod Loaderのファイルを展開。中身全部をminecraft.jarの中にドラッグ。書庫に入れていいか聞かれるのでOKを選択。
Mod Loader MPのファイルを展開。中身全部をminecraft.jarの中にドラッグ。書庫に入れていいか聞かれるのでOKを選択。
Minecraft Forgeのファイルを展開。中身全部をminecraft.jarの中にドラッグ。書庫に入れていいか聞かれるのでOKを選択。
展開していたminecraft.jarを閉じ、一つ上の階層である「(ユーザ名)\AppData\Roaming\.minecraft」に移動。
「.minecraft」フォルダ内に「mods」フォルダがあるか確認。無い場合は自分で新規フォルダ作成する。
「mods」フォルダの中に、先ほどダウンロードしたRed Powerの各MODをzip圧縮状態のまま コピー&貼り付けする。
マインクラフトを起動、ログインしてタイトル画面まで進めたなら導入成功。
対応テクスチャパック一覧
配布場所
作者
サイズ
備考
Faithful 32x32 Pack
Vattic
32x32
テクスチャパック本体をDL後、更にRedPower用の拡張分をDLし、それらを統合する必要がある。
※Wiringで追加される1/2
ブロック 、1/4ブロック、1/8ブロックに関しては、
既存ブロックのテクスチャをそのまま流用しているので、テクスチャパックでのグラフィック変更がそのまま反映される。
追加ブロック・アイテム・レシピ一覧
追加インターフェイス一覧
World導入により追加される地形・資源
◆熱帯雨林(巨大樹林帯)
通常の木とは比べ物にならないくらい巨大な、ゴムの木(Rubber Wood)が繁茂する熱帯雨林。
ラピスラズリに頼らず青の染料が作り出せる、インディゴフラワー(Indigo Flower)は主にこのバイオーム内に生えている。
広範囲に枝を伸ばして高い位置に形成される樹冠は、景観としてはなかなか圧倒されるものがあるが、
整地の面から見たらとんでもなく邪魔、切り倒して完全に取り除くにしても、
デフォルトのマインクラフトで稀に生成される巨大樹と比較してさえ、比べ物にならない時間と労力が要求される。
…でもIndustrialCraft2も同時導入しているなら、途端に宝の山に、早替わり?
幹の太さからして3x3。
普通の樹木と並べて比べて見ると、普通の木がまるで観葉植物か何かに見える。
◆火山帯(楯状火山&成層火山)
同じ火山バイオームでも生成タイプが二種類あり、そのどちらも噴火口+それ以外の玄武岩(Basalt)のみで構成される。
噴火口は火山1つにつき、その中央に縦横1x1のサイズで形成され、地表には1ブロック分だけ溶岩源が突き出している形を取る。
外側から見た感じでは貧相に見えるが、地表の噴火口の真下には溶岩源で満たされた深い縦穴があり、
更にその真下、地下の非常に深いところには、巨大な溶岩溜まりが形成されている(地下で鉱石採掘時には要注意)
まず紹介するのは楯状タイプの火山。
ハワイのキラウェア火山のように、平べったい地形になっている。
溶岩が段差なしだと4マス先までしか流れない関係で、火口付近が貧相なことになっているが、玄武岩採取はしやすい。
沼地バイオーム(Swampland)や海洋バイオーム(Ocean)など、水辺の近くに形成されやすい。
そして、逆にこちらは山岳バイオーム(Extreme Hills)の近くに形成されやすい、成層火山。
まさに火山!という火山だが、急な段差を流れ落ちる溶岩流のせいで、とてもじゃないが近寄れなくなっている。
一応、こんなんでも溶岩源は火口の1つだけなので、それを塞いでしまえば溶岩流は止められるのだが、
その為に頂上まで登山するのも命がけ、玄武岩採取をするにも不便極まりない。
テクニック&Tips
◆手ノコでカットできるブロック一覧
青色は【World】導入時に追加される
アイテム &ブロック。
鉄&ダイヤでカット可能
「土」、「木材」、「原木3種」、「本棚」、「粘土ブロック」、「雪ブロック」、「カボチャ」、 「羊毛ブロック全16色」、「ネザーラック」、「ソウルサンド」
ダイヤノコのみカット可能
「丸石」、「石」、「苔石」、「砂岩」、「ガラス」、「赤レンガ」、「石レンガ3種」、「黒曜石」、 「鉄ブロック」、「金ブロック」、「ダイヤブロック」、「ラピスブロック」、「二段重ねハーフブロック(石)」、「大理石」、「大理石レンガ」、「玄武岩(丸石)」、「玄武岩(焼石)」、「玄武岩レンガ」、「ゴム原木」
宝石ノコ
【World】で追加。3種全てで同じ性能。 ダイヤノコでカット可能なものの内、黒曜石を除いた全てのブロックがカット可。
カット不能
「砂」、「砂利」、「葉ブロック3種」、「サボテン」、「スイカ」、「鉄鉱石ブロック」、「金鉱石ブロック」、 「光源効果を有するブロック(グロウストーン、LED照明ブロックetc.)」 「何らかの機能を有する設備ブロック(TNT、ピストン、チェスト、かまど、音ブロックetc.)」 「1x1x1の立方体でないブロック(耕地ブロック、階段、窓ガラス、鉄格子etc.)」
◆レッドストーン関係の解説
このMODで追加されるケーブル・ワイヤー・集積回路・配列素子は、
従来のレッドストーンパウダーやリピーターと違って、壁面や天井にも直接貼り付けて設置できる。
以下の説明は全て、各種ワイヤー&ケーブルを床に敷設したと仮定した場合の説明。
用語とか
入力装置 …… 「レバー」「ボタン」「感圧プレート」「ディテクターレール」など、動力源になるもの。
出力装置 …… 「ドア」「ピストン」「パワーレール」「ディスペンサー」など、レッドストーン動力を受け取る事で稼動するもの。
配線 …… 「パウダー」「リピーター」「赤合金ワイヤー」「絶縁ワイヤー」「集積回路」など、出力装置までの配線要素。
導体ブロック …… 金属に限らず「土」「石」「木材」など、実体を有したほとんどの立方体ブロックが該当。
不導体ブロック …… 「空白」の他、「ガラス」「葉」のような一部のスカスカなブロックや、「水」「溶岩」のような液体が該当。
トーチ …… レッドストーントーチ。入力装置にして出力装置にして配線。仕組みが色々ややこしい。
+
ケーブル束(Bundled Cables)の性質について
上図は解説の為に作成した装置。
赤色と白色、二本の絶縁ワイヤーがLED照明ブロックに到達するまでにケーブル束を二回通過する。
ケーブル束も緑と紫、異なる二色を用意したので、中央部分では隣接しているにも関わらずくっついていない。
赤色の絶縁ワイヤーに動力を通すと、途中で合流しているにも関わらず、赤色ラインの先のLEDのみ点灯する。
逆に白色の絶縁ワイヤーに動力を通すと、やはり白色ラインにだけ動力が通る。
もちろん、両方に通せば両方のLEDが点灯。
このようにケーブル束は、複数のワイヤーを1ブロックに束ねつつ、それらを並行して個別に管理できる。
ちなみにケーブル束は絶縁ケーブル以上に高い絶縁性を持っており、
隣にレッドストーン動力を受け取って稼動する装置があっても、それらに自動的に連結してしまう事はない。
(レッドストーンパウダーや各種ワイヤーは、勝手に繋がってしまう)
ただ、逆に言えばレッドストーン入力装置 or 出力装置に直接接続できなくもあるので、
各種の入力先 or 出力先 に接続するには、赤&白のラインのように始端/終端でワイヤーを使う必要がある。
ちなみに、図の中の黄色ワイヤーのような配線の仕方をすると、当然だが途中で動力は途絶えてしまう。
(中央部分に黄色ラインの通り道がないのが問題)
このように配列すれば、黄色の動力もきちんとLEDまで届く。
+
赤合金ワイヤー(Red Alloy Wire)と絶縁ワイヤー(Insulated Wire)の性質について
絶縁保護されておらず、敷設途上でも周囲に野放図にレッドストーン動力を垂れ流す赤合金ワイヤー(Red Alloy Wire)と、
絶縁保護により、ワイヤーの断面が接続された先にしか動力を伝播しない絶縁ワイヤー(Insulated Wire)。
絶縁ワイヤー(白)のみ
絶縁ワイヤー(白) +赤合金ワイヤー
絶縁ワイヤー(白) +赤石パウダー
見ての通り、赤合金ワイヤーに関しては単に「壁や天井にも直接撒けるようになったレッドストーンパウダー」と見る事もできる。
絶縁ワイヤーはパウダーや赤合金ワイヤーと違い、動力伝達の途上で周囲にレッドストーン動力を漏らさない。
隣接する東西南北の水平4マスに配線 または出力装置 がある場合、そちらに自動的に連結して動力を伝える。
(導体ブロック に対しては自動連結しない&動力を伝えない)
(この入力装置 ・出力装置 に自動的に連結されてしまう性質を防ぎたい場合は、ケーブル束を使う必要がある)
赤合金ワイヤーも、敷設された場所の真下が不導体ブロック である場合は、絶縁ワイヤーと同じ伝達方式。
(ガラスや葉など、ほとんどの不導体ブロックにはワイヤーが敷設できないので、実質1/2~1/8ブロック使用時限定の法則)
が、赤合金ワイヤーの真下が導体ブロック または「LED照明」「ピストン」だった場合、
赤合金ワイヤーは『真下のブロック』『真下ブロックに差されたトーチ』『真下ブロックに貼り付いているワイヤー』に動力を伝え、
『真下のブロックに隣接した東西南北4マス』に設置された出力装置 or パウダー にも動力を伝える。
『真下のブロックに隣接した下1マス』が「LED照明」「ディスペンサー」「ピストン」「TNT」「トラップドア」「パワーレール」だった場合、
それに対しても動力を伝達する(ワイヤー・パウダー・トーチ・リピーターは×、ドアはそもそも設置不可)
そして、赤合金ワイヤーも絶縁ワイヤーも(レッドストーンパウダーも)、敷設マスの真上方向には全く動力を伝えない。
+
レッドストーントーチの機能のおさらい
真上方向に強いのが、おなじみのレッドストーントーチ。
天井に逆さ設置こそ出来ないが、周知の通り、床以外にも壁面に“差して”設置できる。
まず、東西南北上下の隣接5マスの内、
設置時に土台に使った(=差した)ブロックを除く5マスに置かれた出力装置 or パウダー に動力を伝える(【パターンA】)
(※赤石&絶縁ワイヤーに関してはやや特殊なので、別項にて後述)
更に、『真上のブロック』が導体ブロック または「LED照明」「ピストン」だった場合に限り、
『真上のブロック』『真上ブロックに差されたトーチ』『真上ブロックに貼り付いているワイヤー』にも動力を伝え、
『真下ブロックに隣接した東西南北上の5マス』に設置された出力装置 or パウダー にも動力を伝える(【パターンB】)
ただし、その真上のブロックが「空白」「ガラス」「葉」「1/2~1/8ブロック」等の非導体ブロック だった場合は、
上記【パターンB】の動力伝達は発生せず、【パターンA】の動力伝達のみになる。
+
水平方向からパウダー/ワイヤー/ケーブル/リピーターを接続した時の挙動
こういう装置を作成し、真横から中央のピストンに動力を繋げると。
なんでだかこういう風に中央だけでなく、その一つ下のピストンも稼動する。
別にレッドストーンパウダーに限った話ではなく、「赤合金ワイヤー」「絶縁ワイヤー」「リピーター」を使用しても同じで、
「ドア」「トラップドア」「ディスペンサー」「TNT」「パワーレール」でも同じ現象が見て取れる。
ただし、このMODで追加される「LED照明ブロック」に関してはこの法則は当てはまらない。
赤合金ワイヤー、絶縁ワイヤーを真横から接続した場合は、接続されたLEDのみ点灯するのに対し、
レッドストーンパウダー、リピーターでもって真横から接続した場合は、
接続された「LED照明」だけでなく、それに隣接する東西南北+上下の6ブロック、計7ブロックが点灯する。
これは「LED照明ブロック」が導体ブロック としての性質と出力装置 としての性質、二つを兼ね備えたブロックであるため。
ここまでの画像で示されてきたよう、出力装置でありながらトーチを差したり、
上面にレッドストーンパウダーを撒いたり、ワイヤー&ケーブルを直接貼り付けたり出来る。
ちなみにパウダーとリピーターでだけ上図のように出力伝播範囲が拡大するのは
導体ブロック に対して水平方向からパウダーとリピーターを繋げた場合、
その導体ブロックの隣接6マス(東西南北上下)に置かれた出力装置 にも動力が伝播されるという元々の性質による。
不導体ブロック に対して水平方向から繋げた場合は、やはりこの現象は発生しない。
※注記(1)
ピストンも特定の条件下でのみ導体ブロックとして機能する性質を持つが、
ワイヤー&ケーブルを直接貼り付けられるだけで、トーチを差したり上面にパウダーを撒いたりは出来ない。
※注記(2)
リピーターを直繋ぎできるのは、「LED照明ブロック」「ドア」「TNT」「各種ピストン」「パワーレール」に対してだけ。
「トラップドア」「ディスペンサー」は、何故かリピーター直繋ぎだと反応しない(パウダーは○)
+
ワイヤー補足2:導体ブロックに対しての伝達
NOT回路作成などで、レッドストーントーチをOFFにしたい時は、
トーチ本体ではなくトーチの土台になっている導体ブロックに対してレッドストーン入力する必要がある。
デフォルトの「パウダー」「リピーター」であれば、↓図のように素直に横方向から繋げるだけで、
自動的に導体ブロックに対して動力が流される、レッドストーントーチは機能停止するのだが……
届く&くっつく
届く&くっつく
困った事に赤合金ワイヤー&絶縁ワイヤーは、隣の出力装置 に対しては自動で連結するくせに、
隣の導体ブロック に対しては自動連結しない、させられない。(↓)
届かない&くっつかない
届かない&くっつかない
補足1でも述べたよう、赤合金ワイヤーであればもう少し伸ばして、土台になっているブロックに引っ付けられれば、
導体ブロックに対しても動力を伝達できる、レッドストーントーチをOFFにできるが。
ひっつければOK
ひっつけても無理
絶縁ワイヤーではひっつけても無理、というかワイヤーの断面、始端/終端からしか外部に動力が漏れないので、
バグでも使用しない限り、絶縁ワイヤーでは導体ブロックに対してどうやっても動力を伝えられない。
余談だが、レッドストーンパウダーでの配線に慣れていると、ついつい↓のような配線をしてしまうが。
ひっついている土台に動力を流すという性質上、↓のような側面に貼り付ける配線の仕方をした方が、
赤合金ワイヤーの場合は(レッドストーントーチをOFFにするのに)効率がいい。
+
不具合?仕様?
【1】
ピストンの側面or底面に絶縁ワイヤーを敷設した場合、何故か絶縁されず、赤合金ワイヤーと同じように動力が周辺に伝わってしまう。
(元々ピストンは「ガラス」や「葉ブロック」同様、パウダーやトーチ、リピーターを設置できないブロックなのだが、
このMOD内では赤合金ワイヤー・絶縁ワイヤー・ケーブル束が敷設できるようになっている為、そこから来た矛盾かと推測される)
ケーブル束(Bundled Cables)は動力を漏らさないので、回避したい場合はケーブル束を使うといい。
【2】
図のように絶縁ワイヤーを敷設すると、「床と壁面」「壁面と天井」のコーナーの部分でケーブルが90度曲がった際、
何故かレッドストーン動力が漏れて、伝わるはずの無いブロックに動力が伝播してしまう。
(「LED照明ブロック」と「ピストン」においてのみ起こる現象)
(おそらく直角に折り返した角の部分が、ケーブルの始端/末端として扱われてしまっている為かと推測される)
LED照明やピストンの裏側・底面に配線を行う際は、やはり注意が必要。
ケーブル束(Bundled Cables)だとこのような動力漏れは起こらないので、回避したい場合は使用を推奨。
◆気送管(Pneumatic Tube)について
パイプ? いいえ、チューブです。
先に
【World】【Machine】のアイテムリストページ を見て、
「アイテム差配器(Deployer)」「ブロック粉砕器(Block Breaker)」「配送器(Transposer)」「選別配送器(Filter)」の4装置についての
最低限の理解を済ませておかないと、ここから先を読んでも何が何だか良く分からないかも。
BuildCraft のアイテム輸送パイプについて、かじる程度にでも理解している人なら、少しだけとっつきやすいかもしれない。
+
チューブはアイテムを零さない!決してな!
◆総括
気送管(Pneumatic Tube)、別名「エアチューブ」ないし「エアシューター」とは、真空圧により物品を配送する輸送管のこと。
19世紀後半に一世を風靡し、その後廃れた郵送配達システムだが、
今でも病院や郵便局、老舗ホテルなどでは一部で利用されている所もある(詳しくは「気送管」でGoogle検索してみよう)
BuildCraftのパイプに良く似ており、アイテムをパイプラインに乗せて運搬するというコンセプトこそ全く同じだが、
中身のアイテム配送プログラム(目的地の決定、分岐点での分岐法則)はかなり別物になっている。
長所 非常に優れた目的地選別+状況に応じての自己判断能力を持っている。とにかく滅多な事ではアイテムをこぼさない。
↑配送途中で当初の目的地が容量限界に達したのを確認したら、逆送してでも優先順位2位の目的地を目指す。
運搬速度ブーストのための機構が必要ないほど、運搬スピードが速い。
各種の装置(Transposer、Filter)を使えば、BuildCraft同様に逆流防止やドロップアイテム吸引、アイテム仕分けも可能。
装置を使えば1スタック引き出すことが可能。
手のこで作ったカバーやペイントをすれば複雑な配管が簡単にしやすい。
レッドストーン動力を伝えることのできるチューブがある。
装置を使えば運搬先の指定が可能。
短所 アイテム限定。液体を運ぶ機能はない。
アイテムの流れ先を操作するのに「距離」を気にする必要があり、中継装置の設置も手伝って場所を多く取る。
運搬速度を変えることができないため、BuildCraftの金パイプを使った運搬よりは遅い。
+
◆配管の法則
チューブの始発点 には必ず「配送器(Transposer)」あるいは「選別配送器(Filter)」を設置する必要がある。
また、「ブロック粉砕機(Block Breaker)」により回収されたブロックも、背面にチューブが繋がっていればラインに乗せられる。
これらを使わないと、アイテムをチューブの搬送ライン上に乗せられない。
チューブの途上には中継点 として、「配送器」「選別配送器」「アイテム検知器(Item Detector)」が設置できる。
ただし注意点として、これらは必ず正面からアイテムを受け取り、背面からアイテムを排出する形を取らなくてはならない。
側面にはチューブを接続できない。背面からアイテムを入れる事もできない(一方通行扱い)
チューブの終着点 には「チェスト」「かまど」「アイテム差配器(Deployer)」など、内部に収納枠を持つブロックが設置できる。
これらから再度アイテムを取り出してチューブライン上に乗せるには、
それらの隣に再び「配送器」「選別配送器」を設置し、改めてアイテムを吸い出す必要がある。
+
◆分岐の法則
BuildCraftのような常時公平ランダム分岐ではなく、特定の法則に従ってアイテムを集中分配する。
始発点(または最後に通過した中継点)から計算して、そのアイテムを搬入可能な全ての送り先の内、
直線距離にして最も近い送り先に全アイテムを運び込もうとする。
容量一杯などでそこに運び込めなくなった場合は、始発点(中継点)から2番目に近い送り先、3番目に近い送り先と、
近い順に集中してアイテムを搬入していく法則を持つ。
ただし、直線距離にして同距離(=優先順位が同率)の送り先が複数あった場合は、
それら全ての送り先に、交互かつ均等にアイテムを配送しようとする。
冒頭で「配管の際に目的地との距離を気にする必要がある」と書いたのは、この法則がため。
優先順位1~3。最初に1に集中して入れる。1が満載になったら2に集中して入れる。 2が満載になったら等距離にある二つの3に、かわりばんこに配送する。
+
◆行き止まり扱い
どの装置やチェストにも繋がっておらず、途中で途切れた状態のチューブの先端も、終着点 の一つとしてカウントされる。
そこが始発点(中継点)から最も近い終着点になった場合は、当然のようにそちらに全アイテムが配送される。
この場合アイテムはディスペンサーから射出されるのと同じ挙動で、チューブの先端部から射出される(射程2~3マス)
pre4eから何も繋がっていないチューブは行き止まり扱いになり、アイテムは飛びださなくなった。
ただし以下の場合、そのチューブの接続先は行き止まり扱いとされて、最初から(or検知され次第)配送先リストから除外される。
1.(指定アイテム1種以外にとっての)「選別配送器(Filter)」の正面受取口。
2.「配送器(Transposer)」「選別配送器(Filter)」「粉砕機(Block Breaker)」「アイテム検知器(Item Detector)」の背面排出口。
3.内部に収納枠を持つが、容量一杯でこれ以上アイテムを入れられない設備ブロック。
選別配送器(Filter)のスロットからアイテムが取り除かれたり、収納枠持ちブロックに再び空きが出た場合は、
即座にそれは検知され、再び配送先リストの一つに追加され直す。
行き止まり扱いされない。ディスペンサー感覚で先端から射出。 pre4eから何も繋がっていないチューブは行き止まり扱いになり、アイテムは飛びださなくなった。
行き止まり扱い。 (背面から入れようとしている) というかこれだとどこにも送れない、 送り先が1つもない状態なので、 どれだけ横からクロック入力しても、 配送器はアイテムを送り出さない。
+
◆中継点の活用
「最後に通った中継点から最も近い、搬入可能な終着点(または中継点)に、全アイテムを配送する」
「最後に通った中継点から等距離にある、複数の搬入可能な終着点(または中継点)に、アイテムを均等かつ交互に配送する」
のであるから、中継点を多用すればアイテムの流れはかなり細かく操作できる。
「配送器(Transposer)」および「選別配送器(Filter)」を、方々に適切に配置するのが賢い配管の秘訣。
チェストetc.の収納枠持ちブロックからの吸い出し、およびドロップ状態のアイテムの吸引にはレッドストーン入力が必要だが、
中継点として設置した「配送器」「選別配送器」を通過させるだけなら、入力は不要である点も地味に便利。
優先順位1~4。こんな風に奥にあるチェストに優先して格納したい時は、一度至近距離で受けて、 あとはそれを奥まで単線で引っ張ればいい。
+
◆チューブの限界
もはや次の優先順位の配送先が無い、全ての配送先が塞がって、どこにも行きようがなくなってしまった場合は、
(まだチューブ内へと送り込まれていない分のアイテムの送り出しは即座にストップするが)
既にチューブ内のアイテムはそのまま最後に選ばれた配送先へと進み続け、入れない出口にぶつかってラインアウトする。
直線距離にして同距離(=優先順位が同率)の送り先が10個近く出現したような場合も、
計算が間に合わず、交互均等のアイテム分配に僅かに乱れが出る
(しばらく待っていると即座に是正されるが、最初に乱れた分、配分の最終結果には1~2個の誤差が生じる)
ここまですると流石に混乱、完全に均等に分配はできない。 それでも1~2順で混乱収束、均等配分し始めるのは凄いが。
+
◆実際に配管して稼動させてみたサンプル(自動精錬装置)
かまど(Furnace)に対して配管する場合、BuildCraftのパイプと同じで、
材料の搬入は上面から、燃料の搬入は下面から、精錬結果物の搬出は側面から行わないと正しく搬入&搬出されない。
他MODで追加された設備の幾つかに関してもおそらく同じで、
複数タイプのスロット欄を持つ設備ブロックに関しては、どの面から搬入・搬出するかが大事になると思われる。
上からは砂、下からは木炭を搬入、背面からは配送器(Transposer)を使ってガラスを取り出すという非常に簡単な構成で、
4つ全てのかまどに入りきらなかくなった場合は、ぐるっと回って最初のチェストに戻る構造になっている。
配送器(Transposer)へのクロック入力には、同MODの【Logic】で追加されるタイマー回路(Redstone Timer)を使用している。
赤合金ワイヤーを使い、砂&木炭用のチェストから吸い出す為の配送器(Transposer)x2と、
かまどの裏側に配置されているガラス吸い出し用の配送器(Transposer)x4、両方が1個のスイッチで制御可能になっている。
入力周期は焼き切れない最高速である遅延4(4-clock)だが、何一つ問題なく稼動。
かまど背面の配送器(Transposer)が、吸い出しと同時に他かまどへの逆流防止機構としても働くので、
精錬されたガラスが空いている他のかまどに流れ込む事もなく、まっすぐに完成品搬入用のチェストに向かう仕様。
これでBuildCraftのパイプの難点の一つである、「アイテムこぼれ」が一切全く発生しないのだから、そら恐ろしいものがある。
+
◆アイテムの色マーカーと色つきチューブ
↓【Machine】で追加される器械を使ってチューブを流れるアイテムに色で目印を付けることが出来る。
↓新アイテムのブラシとペイントを使ってチューブに色を付けることが出来る。
色のついたチューブは同じ色または無色のチューブとのみ接続する。
さらに、チューブと同じ色のマーカー(下記)のついたアイテムしか流れることが出来ない。
◆ブルーパワー(bluletricity)
分かっていること
ブルーパワーは電流と電圧の2つのパラメータを持つ。これは検流計を使うことで測定できる。
ブルーパワーを生産したり消費するブロックはそれ自体が導体ブロックでもある。 つまり、下のような配線が可能。
□□□□□□ □□□□□□ ━■■■━━→機械 (□:ソーラーパネル ■:蓄電器)
他のMODとの競合情報
Block ID は 136-151を使用、ItemIDは1256-1326を使用。
導入してから起動すると、「.minecraft」フォルダ内に「redpower」フォルダが生成され、その中のconfigファイルが作られる。
メモ帳で開くなりし、中のID番号の数値を変更すれば、プレイヤーが任意でID競合を回避できる。
RedPower自体は既存classを一切書き換えないが、前提MODの【Minecraft Forge】が既存classを大量に書き換える。
なので【Minecraft Forge】と競合を起こすMODとは競合を起こすが、起こさないMODとはほとんど起こさない。
最終更新:2012年04月04日 16:33