穢鳳凰(えほうおう)
人間という、社会という枷の外れた今、波山はどこまでも飛んでいける。──#48 良い旅を!
基本情報
仮想全高 | 5m |
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仮想質量 | 計測不能 ※常に燃えており質量が微変化するため |
存在規模 | 三号級 |
穢装等級 | 等級Ⅳ |
ステータス
存在強度 | C / 威力の低い攻性祭具であれば纏う穢れの炎に弾かれる。 |
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疑似知覚 | B / 鳥のごとく視野が広い。他五感は人間と同程度。 |
穢装出力 | A / 危険。穢れの炎と、特異的な鳴き声により被害者が出やすい。 |
空間機動力 | B / 広範囲を高速で飛行できる。 |
知能 | 人間と同様、あるいはそれ以上の知能がある。人語を理解する。 |
概要
燃え盛る黒いヘビクイワシの姿をした大型の界異。ヒクイドリ型の妖怪「犬鳳凰(波山)」の類縁種ではないかと言われている。
人語や人間文化を理解しており、言語の代わりに漢字一文字の鳴き声で意思を表現する(『善』『賛』『喰』『鏖』など)。
人語や人間文化を理解しており、言語の代わりに漢字一文字の鳴き声で意思を表現する(『善』『賛』『喰』『鏖』など)。
直接的な戦闘力は鉤爪のついた細く整った健脚による蹴りと、全身に纏った穢れの炎に依存する。穢れの炎は敵対者のみに業火ごとく熱く感じると言われる。
近接戦闘には得手だが、遠距離に対しては攻撃手段がない。
近接戦闘には得手だが、遠距離に対しては攻撃手段がない。
最大の武器は鳴き声。上記の意思疎通用の鳴き声以外に「波山鳴き(ばさんな-)」という金切り声に似た特異な鳴き声を持つ。
この鳴き声を耳にした被呪耐性C未満の人間は、即座に一~二号級の鳥型界異に変化を始める。変化先の鳥型界異に法則は確認されていない。
この変化の際に、肉体の急激な変化に耐え切れず約3割程度の人間が死亡する。
この鳴き声を耳にした被呪耐性C未満の人間は、即座に一~二号級の鳥型界異に変化を始める。変化先の鳥型界異に法則は確認されていない。
この変化の際に、肉体の急激な変化に耐え切れず約3割程度の人間が死亡する。
推奨対処法
民間人の被害者数が激増する「波山鳴き」を使われる前に、高火力の遠距離攻性祭具で押し切ることが推奨される。
感知能力が高く移動速度が速いため、射手を見つけると瞬時に飛行して接近する場合がある。間合を詰められないように注意すること。
感知能力が高く移動速度が速いため、射手を見つけると瞬時に飛行して接近する場合がある。間合を詰められないように注意すること。
発生場所
山奥の竹藪で出現報告が挙げられやすいが、出現以降に間を空けず町に降りてくることも多く、都市でも何例か発見例がある。
関連ページ
随時追加予定...
権利情報
権利者 | 霧島明 |
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コンタクト先 | Twitter:https://twitter.com/museum1127 |
他作品での使用範囲 | 自由にご使用ください。縁起としての使用も可。 |
登場作品 | 『良い旅を!(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22475121)』 |