Q2s6

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damian666

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Q2s6


「ぶぅぅぅうううん・・・ぱんぱらぱんぽんぱん。
プロジェクトQ2/シリアル6、バージョン1.06。システム起動します。
むっちゃんって呼んでね」
「ムムッ。ピコン!キュゥゥ〜〜〜ン。ピピッ。
ターゲット確認。排除開始」
「えぇ〜〜?・・・おっと。
ブブッ!禁則事項です。本機では対応できません」
「ペロンペロンペロンペロン!!
ターゲット発見。スポットします。
黒百足3、歩骸5、・・・あと、え〜〜〜
      • なんかでかくてつよそうなやつ!!」

所属:次世代祓魔師育成プロジェクト・実証試験チーム
4歳、両性、身長167センチ、体重49キロ。

身C−
霊C
加C+
呪C−
具B−

前線における祓魔師の損耗を鑑みて、人道的見地から
人造祓魔師により前線要員を代替すべく計画された
複数のプランの一つ、『プロジェクト・クオリアクエスト』の
成果物たるデザイナーズチャイルド。

四肢を厚く守り、胴や頭部を露出した機械化狩衣デザインは
昨今の呪詛犯罪者の形代紙対策を鑑み、負傷が死に直結しない、
即ち戦闘力の低下を招く部位への防御を重視したものである。
逆に言えば、頭部や胴体への直撃は即死亡=形代紙の消耗を
想定しており、その損耗を前提とした本計画の思想が垣間見える。

特にこのモデルは、ある『権利的にクリーンな遺伝子モデル』を
ベースに、防御性能に重点を置きつつ幅広い作戦行動に
対応可能なバランス型として設計された個体のようだ。

人間性を極力排除し、規格化された生体兵器として、
均質化された認知機能により忠実に作戦を遂行する・・・

という触れ込みなのだが、何をどう間違えたものか。
シリアル6はバチクソに豊かな自我を持っていた。
奔放快活で悪戯心に溢れる内心を押し隠し、シリアル6は
今日も『クールでドライな戦闘機械』を演じている。
このプロジェクトを成功に導くことだけが、
自分が生まれた意味だと信じているが故に。

関連ページ

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権利情報

権利者 堕魅闇666世
コンタクト先 https://twitter.com/damian666th
他作品での使用範囲 重大な負傷や設定の変化、親密な関係性などはご相談ください
登場作品 https://www.pixiv.net/artworks/121287020
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