東雲 由羅(しののめ ゆら)

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yura000

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東雲 由羅(しののめ ゆら)

【境対課時代の服装】
イラスト(@cr_mkdk)さん

【神災課での服装】
イラスト(@KitaMintcandy)さん

基本情報

所属 警視庁公安部神災課(元境対課所属)
誕生日 8月28日
血液型 O型
身長 175cm
体重 95kg
スリーサイズ B100/W64/H94
好きなもの 食べる事。肉類(種類問わず)、体を動かすこと、筋トレ、子供
嫌いなもの 野菜(ほぼ全般)、じっとする事、昆虫類、計算、事務作業。大きな音、強い臭い
天敵・弱点 呪詛犯罪者、虫型、触手のあるの界異

ステータス

身体強度 A+
霊体強度 B
加護出力 C
被呪耐性 A
祭具運用 B

概要

元境界対策課 戦闘班所属の女性。一人称は私。
後に境対課から警視庁公安部、神災課へ転庁する。
明朗快活で裏表の無い、表情が顔に出るタイプ。
ドジっ娘…かと思いきや「自分が出来そうな事はある程度卒なくこなせてしまう」ちょったした天才肌タイプ。しかしどう足掻いても書類仕事は苦手な様子。よく事項の抜かりや打ち間違いを起こしており、評価はやや宜しくない。
神災課の独身寮で生活しているが、どちらかと言えばオフィスで過ごす事が多い。
(寝る時や準備を整える時にしか帰らないので、殆ど物置のようになっている)
よくデスクに大量のお菓子を置き、それを食べる姿が見られるが代謝が良いのか一向に太る気配は無い。

10歳の頃に境界異常(呪詛犯罪者によるテロの仕業だとも考えられている)に巻き込まれて両親を亡くしている。事故から数時間後に祓魔師と医霊班に救助され、術式治療後に政府管轄の児童養護施設で保護されていた。
自分を救ってくれた者達への憧れがあり、18歳で施設を卒業する際に境界対策課への就職を決意。適性テストの結果合格し、憧れの祓魔師となる。それから2年後、警視庁公安部"神災課"の那須原課長にヘッドハンティングされ、これを一度断るも一晩考え抜いた結果、自ら警視庁に向かい神災課の理念を理解して「本当に己の為すべきこと」を説明した後に加入することを決意。境対課から離れて新しい場所で働く事となった。

境界異常に巻き込まれた際に身体の変質が起こっており、獣耳と尻尾が生えてしまった。人部分の耳は消失しており、元々無かったかのようになっている。生えてきた部位はしっかり感覚器として機能しているらしく、音の知覚や気配察知、動体視力に嗅覚も常人より優れている。時折無意識なのか獣らしい動作も見られる事がある(具体的には猫科のように体を伸ばしたり、顔を洗ったりする仕草)のでそれらを指摘されると顔を赤くしてしまう。ただ弱点として大きな音、光、強烈すぎる匂いには過敏に反応してしまいパニックを起こしてしまう時があり、この為消音機能のある銃しか使えないという欠点が存在する。

前述の異常により強靭な筋繊維を持つ「特異体質」に変化してとり、その密度は常人のなんと1.5倍。体の柔らかさも群を抜いており体幹やバランス感覚にも優れている。…が、その影響なのか体重が一般女性よりかなり重い。
その蹴りはコンクリートを容易く粉砕し、助走無しの垂直跳びで2〜3mも飛び上がる。素手の打突は蹴り程ではないが鉄扉を凹ませる程の力。なので物を壊さないように日常生活では力をセーブしている。また靭やかな筋肉のお陰で足音や気配を消す事が得意であり、隠密に特化した装備を着ればほぼ察知される事はない。

親を界異に殺された事から凄まじい恨みの念を持っており、またそれを使役するような呪詛犯罪者とは猛烈に反発し合う。
時には殺しを躊躇わないような行動を起こす場合もあるが、牙堂刑事や仲間達の支えもあり、今のスタンスとしては
「人の可能性を信じてみます。人の心を持っているのなら
 改心する心も、きっと持ち合わせているのでしょうから」
というモノに落ち着いた。しかし依然として殺しに抵抗は無く、それしか相手を止める方法が無いのならば容赦なく行う。

人間関係

神災課の職員との関係は良好。
特に鮫島課長補佐は師匠であり、
ヴァカリさんは弟子にあたる。
最近は牙堂警部とバディを組むことが多く、その際は相手のニオイを頼りにしたり、直感で犯人を絞り込む事もある。
また牙堂警部を"先輩"として尊敬しており、よく過去の話を聞いたりする事が多い。
最近では犬吠埼さんと共に加藤ツクモさんのお迎えに行くことが多い。
またとある事件を期に第六班所属の、陽依蓮実さんと交友関係を築いている。具体的には「互いをご飯に誘う仲」になっている。

恋愛観

自分を大事にしてくれる人、真面目な人に
惹かれることがある。ちなみに恋人の募集はしておらず、「私の事を好きな人、居るのかなぁ」とは思っている。なのでストレートに好意を伝えられると思考回路がショートしてしまい必ず断ってしまう。
個人的には「一緒に居て安心させてくれる人」が
一番タイプかもしれないと思っている。
顔のタイプは…実はあまり無い。アイドルのような人は求めておらず、ただひたすらに「安心感」を欲している。
しかし惚れた相手には生涯を尽くすタイプなので、長く寄り添える人がいれば…………。

武装

対界異用警棒「獄卒」(ごくそつ)
(上記1枚目イラストの腰に差している武器)
大まかに刀の見た目をした対界異用警棒。
境対課に居た時代からずっと使用している。
母親の形見であり、境界異常の際に抱き抱えていた。
刃は無く、あくまで打撃や対象の粉砕に用いる事が多い。刀身部分は伸縮可能であり、柄まで納める事が可能。これで携行性を高くしている。柄のスイッチを押すと最大90cmまで伸び、スイッチの押し込み加減でサイズ変更可能。脇差(30cm)、太刀(60cm)、大太刀(90cm)の3段階がある。刃の素材は「境鐵(さかいかね)」と呼ばれる特殊な物質であり、彼女の穢れと加護を取り込んで祓魔の力を帯びる。強度も申し分なく界異の攻撃は難なく防げる上に刃毀れもしない。
柄だけでも2kgの重さがあり、大太刀で10kgに変化する。常人には持つことすら難しいが彼女はこれを縦横に振るう。潜入任務時や外出時は胴体ホルスターに携行している。

古びた祓串(はらえぐし)
元は結界を張る為の境対課用祭具。…だったのだが経年劣化でボロボロになっており、長時間結界を張る程の力は無い。しかしこれを彼女は"界異相手に殴って打ち込む"という規格外の力技で用い、敵対界異を一撃で屠る為の武装として使う。その威力は凄まじく、ランクⅢの穢装等級と実体諸共貫徹するレベル。但しそうした場合一撃で壊れてしまう。
(これは元境対課のツテを使い、自費で購入している)

消音拳銃(麻酔弾タイプ)
潜入任務で使用する事の多い武装。拳銃、弾丸の入手は那須原課長を通している。(潜入任務に関して必要以上の殺生はしたくない、と話すと後日ジュラルミンケースと共に渡された)手動スライドコック式となっており、弾丸は空気圧で撃ち出す。なので音に敏感な彼女でも扱える武装となっている。射程距離は10mが限度。相手の皮膚に撃ち込む必要があり(弾頭が注射器のようになっており、当たった衝撃で薬品を注入する仕組み)、ボディーアーマーを着た者や皮膚の露出が無い相手には無効。

戦闘技術

戦闘面では主に「獄卒」を振るい、犯罪者(または界異など)を相手に立ち回る事が多い。基礎的な戦闘センスの上に剣道や警棒術を修めており、リーチに合わせて臨機応変な攻撃を行う。
更に長い脚を使って上、中、下段の蹴り分けをしてくる。それらは体の柔軟さも相まって非常に多彩。そして見切りに頼ることが多い。現在"冨嶽"という者のもとで"旭一刀流"と呼ばれる祓滅剣術を学んでおり、近々免許皆伝の予定である。

実は見様見真似で相手の武術を会得できる感覚派。資料室で閲覧した功夫の技術や空手、柔術はほぼマスターしている。問題なのはそれを使える相手が居ないことである。

最近になり炎系の術式を扱えるようになったらしい…が、まだ練度としては高くなく、現在練習中とのこと。本人曰く「火加減が難しいです」と話している。

また長時間戦っていると「闘争心」が昂りより敏捷が増す。
獣のように走り、壁を蹴って行う3次元的な動きは目では追いきれず、たとえ屈強な呪詛犯罪者であっても彼女から逃れることは不可能に近い。

彼女の真実

+ 概要
実は10年前の境界異常により、ある界異が体内に入ったことで一命を取り留めている稀有な事例の持ち主

身体も内部構造も、この時に変質していた可能性が高い。

融合したのは平安時代からその存在が文献として遺されていた【月凶】と呼ばれる四号級相当の界異。これは彼女が所有している祭具、獄卒と共に受け継がれてきた東雲家当主にしか宿らない縁起である。現在意思疎通は出来ないが、由羅と融合している事から特例として「縁起」に分類されている。また、炎を扱える理由としては元々東雲の術式適性が「炎」だったのではないかと、霊医班による診断結果が出ている。

由羅が縁起を体内に宿している情報は機密事項として厳重に管理されており、知っている者も神祭課メンバー以外には居ない。ただ彼女の首には位置送信のチョーカーが嵌められており、もし力の使いすぎで変質の兆候があれば神祭課職員に通達が来るようになっている。

この事は東雲も薄々勘づいており、命の恩人である界異が同化している事に複雑な心境を持っている。

術式


穢装憑纏「月凶」
「嫌だけど…!力を貸して!月凶!」
:自分の中に眠る界異、「月凶」の霊体をその身に宿す危険な術式。掌や脚などの一部分に憑依させて強化したり、ごく短時間ならば全身に憑依させて強力なバフを自身に掛けることが出来る。
例えば手に憑依させて対象を切り裂いたり、脚に憑依させて重機の如きパワーの蹴りを行う等が可能。
ただし長時間、または1日に3回連続で憑依させると意識を乗っ取られる可能性がある為乱用は禁止されている。

「火気弄」(かげろう)
:自身の一部位を指定して炎に変える術式。東雲家由来の術式であり、火の側面に偏る。
指定できる部位はそこまで細かくはなく、指を一本火に変えたりは出来ない。腕や頭、尻尾などは炎に変えることが可能。また炎に変えた部位の特徴は有したままとなる。
炎に変えた部位が手であれば伸ばして捕縛したり、尻尾であれば伸ばして辺り一帯を焼くことが出来る。

台詞

「警視庁公安部、神災課所属の東雲です。宜しくお願いします!」 

「事務作業は苦手なんですよね。眠たくなっちゃうんですよ。はぁー、この間も那須原課長に言われて訂正しましたし…」

「ツクモさ〜ん!お迎えに来ましたよ!一緒に帰りませんか?ふふふ、こうして誰かと帰るの、とっても楽しみなんですよね」

「私の蹴りを受け止めれると思わないでくださいね!そちらがコンクリートより硬いなら、ですが!」

「ちゃんとこの獣耳は機能してるんですよ〜。 …だからヒソヒソ話なんて丸聞こえですからね」

「……私の手で救える命があるのなら、守れる人が居るのなら、その人達の為に傷つく事なんて、怖くもありません!」

「こちら"WOLF"了解しました、速やかに作戦に移ります」

「牙堂さ〜ん!虫!私虫嫌です!払い除けて下さ〜い!!」

「ふっふん。狼はね、一度嗅いだニオイは忘れないんですよ!」

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