士操堅吾(しそう・けんご)

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makian

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士操堅吾


基本情報

所属 境界対策課
前所属 警視庁捜査一課
誕生日 10月9日
血液型 O
身長 180cm
体重 81kg
好きなもの 義理人情
嫌いなもの 自分、不義理
天敵・弱点 過去

ステータス

身体強度 A
霊体強度 A
加護出力 E
被呪耐性 A
縁起運用 C

概要

元広報部門の人間。硬派で清廉潔白を絵に描いたような男。どこか陰のある強面の青年。
とある理由から広報部門からの異動を願い出ており、現在は次の所属部署が決まるまで様々な部門の補充要員として立ち回っている。
真面目だが融通の効かない堅物ではなく、ユーモアは解す方。
如何な危機的状況からも生還を果たすゆえに“死なず堅吾”の二つ名を持ち、ベテランの戦闘員としても信頼を置かれているが、本人はあまりそこを重要視はしていないようだ。

性格は典型的なお人好し。正義漢、と言うほど正義を語るわけではないがそれでも間違いなく善性の人物である。年下を気にかけることも多く、気のいい兄貴分として慕われることも。
今でこそ落ち着いているが、かつては猟犬とあだ名されるほど苛烈で獰猛な性格であったようで、その奥底にはいまだ熱い意志が燻っている…かもしれない。

元捜査一課の刑事であり、警視庁神祭課に所属する刑事の牙堂一郎は彼の元上司でありバディ、そして師と呼ぶべき人物である。
現在は彼とはほとんど袂を分かっているものの、彼の教えは常に士操堅吾の胸にある。
そんな経歴ゆえか、対界異戦闘よりも対呪詛犯罪者の捜査、鎮圧の方面に優れており、戦闘スタイルもどちらかといえば対人寄りのものになっている。
界異であれ、呪詛犯罪者であれ、元が人間ならばその遺体には誰であろうと必ず手を合わせる習慣がある。

まだ若く青かった頃、まだ刑事であった頃、敬愛する恩師の娘に熱い想いを抱いていた。
だが、それはどうしようもないほどに壊れ、もはや取り返しのつかないものとなり、いつしか男の心は枯れ果てて燃え滓だけが残った。

装備

  • 二十四式鉄槍
境界対策課で正式に配備されていた祓魔師用の兵装。古いモデルであり、今も現行で使っているのは彼くらいのもの。ワイヤー接続ギミックが存在し、投槍後に手元に即座に引き戻したり、振り回して広範囲に攻撃することが可能。

  • 小型遠隔祭具:SIG P220モデル
銃弾の代わりにペグを撃ち出すハンドガン形の小型遠隔祭具。本人は槍よりもこちらの方が得意であるが、刑事であった過去を思い出すゆえにかこれを使うことは滅多に無い。
余談だが、警察学校時代には同期の中でも一位の腕前だった。

台詞

「士操だ。よろしく頼む」
「だいたいなんでもできる。任せてくれ」

「俺は、何故こんな仕事を…」
「あっはっは。やめたい」
「この仕事なら、俺みたいなやつでも社会の役に立てると思ってな…」

「ロウさん。俺は……」
「今は戦うしかない」
「俺は、死なず士操堅吾だ……!!」

「知っているか、猟犬は一度覚えた匂いは忘れない」

関連ページ

警視庁神祭課の刑事。元上司であり恩師。ロウさんと呼び慕い、時にぶつかりながらも彼の下で成長した。
刑事時代は彼の今は亡き家族とも交流があり、彼の娘に強く惹かれていた。
現在はほとんど関わりがなくなってしまっているが、彼の教えが、その背が士操堅吾という男を作り出したことは揺らがない。

警視庁公安部兼刑事部付参事官、階級は警視長。警察学校時代の同期。当時は親友と言って良い間柄であったが、警察学校を卒業しそれぞれの道を歩み始めたとき、彼の中に潜む正義に傾倒する化け物を垣間見たことで疎遠に。しかし、個人として彼のことを嫌ってはいない。

呪詛犯罪幇助組織C.C.S.を牛耳る呪詛犯罪界の巨悪。捜査一課時代に牙堂と共に彼を追った。
士操堅吾にとっては全てを奪った忌むべき仇と言える人物。

  • 呪詛犯罪者【魔人梟讐】
今でも、青き時代を浮かべればあの男の姿がそこにある。

関連作品


権利情報

権利者 マキアン
コンタクト先 https://twitter.com/Makianpan
他作品での使用範囲 基本はフリーで使用可能。ただし噛ませ犬化、過度な冷遇等はご遠慮ください
登場作品 https://syosetu.org/novel/362464/
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